★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018富山国際現代美術展に参加。

2008年03月

切っても切れない関係

私の愛車、ピーターラビット号(ローバーMGF)は、2月初旬に車検を受けてから、故障知らずでした。この日も、幹線道路を軽快に飛ばしていましたが、そのうちに、計器盤にハンドルマークの警告が出現しました。
何だろうと思って車を止めようと、速度を落とすと妙にハンドルが重たくなってきました。
そんな所で、パワステの故障であるとピンと来ました。

そのまま放っておいて良いものかと思って、説明書を読むと、『そのまま走っても支障ありませんが、早めにサービスへ行って下さい』と書いてあったので、そのままディーラーに直行する事にしました。ピーターラビット君の故障が多いため、ディーラーの方々は、もう顔馴染みです。

車を何台も買いに行って、顔馴染みになるのではなく、よく修理に出すので、顔馴染みになったのです。
ディーラーの工場で調べてもらい、ヒューズの異常で警告が出るのかもしれないと言われ、直してもらいました。
そして、ディーラーの方々にお礼と挨拶をして、出発しましたが、その10分後に、また警告が出て、パワステが効かなくなりました。

そのままでも、運転は出来るのですが、何となく嫌な予感がします。予感は的中し、今度はスピードメーターが動きません。
再びディーラーに、とんぼ返りです。
そんな短時間で戻ると、ディーラーの方々は驚愕の表情です。

『また何かあったんですか?』と、聞かれたので、事情を話してまた工場に入ります。
調べてもらうと、スピードメーターのケーブルが、錆び付いて破損しているとの事です。

スピードメーターが低速になると、パワステを作動するように設定されているので、パワステとスピードメーターは切っても切れない関係にあるのです。スピードメーターメーターのケーブルを注文して、そのまま重ステのまま乗り続けることにしました。
見かけは、ピカピカで、傷一つない車ですが、見えない所で傷んでいるのですね。

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ボディーがピカピカでも、その内部は痛みが進んでいる事が判明したピーターラビット君です。駐車場の番号、『4』も不吉な感じがします。

※この記事は2019年4月24日に、投稿当時の原文を損なわない程度に編集致しました。

伝統と革新

Paul Weller

イタリア、スペイン、イギリスの三国は、深く長い伝統に基づいた文化を築き上げています。
イタリアは、ファッションやスポーツカーなどに、顕著にそれが表れています。

スペインは、ピカソやダリ、ミロなどの偉大な芸術家を排出し、スペイン語は本国だけでなく、中南米など広い地域で公用語になっています。

イギリスは、音楽やファッションの流行の発信基地で、何よりも英語が世界の共通語にした功績は偉大です。
今や、サッチャー時代の不況から立ち直り、1人当たりのGDPは、日本を追い越してしまいました。
この三国の共通点は、過去に世界No.1になった経験がある国です。

言わば、先進国としての伝統がある国です。
日本が世界経済の表舞台に立ったのは、60年代からなので、先進国としての伝統は、僅か50年しかありません。

しかし、この三国は100年単位に渡る長き伝統があり、特にイタリアなどは、千年単位の伝統があります。
でも日本も、半世紀も経てば、そろそろ、そういった伝統が築き上げ上げられても良いかなと思います。

伝統がなければ、革新は絶対に生まれません。よく、『イギリスのような伝統的な国から、ビートルズやセックス・ピストルズのような人達が突然出て来るのは驚きだ』と言われますが、私は驚きません。
しっかりとした伝統に裏付けされた革新だからです。

ポール・ウェラーという人は、伝統と革新との間を激しく揺り動く人です。
成熟した国イギリスで、スーツ姿で革新的なロックを演奏している姿は、新しいのか、伝統的なのか解らなくなります。
ロックそのものも、伝統芸能になりかかっていた時代に、次々と新しいアプローチを試みる一方、その伝統に敬意を表したりします。

その姿は、イギリスにおいて、100年前の建築物に、リフォームを施して、最先端の内装にしてしまう センスに似ています。
目先の部分は最先端でも、その周囲は、伝統に裏付けられているので、文化として圧倒的な存在感を放ちます。

日本も、そんな成熟した国になる時が、やって来たのかもしれません。
高度経済成長期の世代は、もう孫まで授かり、その記憶は、日本人のDNAに、しっかりと刻まれています。
もう誰の眼から見ても、日本は新興国には見えません。
60年代から70年代初頭にかけて建築された、古いビル群を眺めていると、ついついそんな事を、考えてしまうのです。

※この記事は、2019年7月4日に、投稿当時の文章を損なわない程度に修正致しました。

早起きは三文の得

私の友人達は、私が結構早起きだという事を知っています。一時期は、それ程早起きでなくなった時もありましたが、近頃は、また早起きになってきました。ここ3日は6時20分に、きっかりと目が覚めています。早起きにはコツがあります。そこで、早起きが苦手な方でも絶対起きる方法を伝授致します。音響機器にタイマーで予約設定し、音量を最大にしておきます。(テレビでも可)この音量を最大にしておく所がポイントです。また、リモコンの電池は抜いておきましょう。これが後に役立ちます。CDプレーヤーには、パンク系やヒップホップ系のようなうるさい音楽をチョイスします。そして、朝セットした時間になると…。ドカーン!!と 何か爆発音のような音が鳴り始めます。熟睡していた場合、この世の中に、一体何が起こったか分からなくなります。でも、目が醒めてくると、こんな音では近所迷惑になると、我に返ります。リモコンが作動しないので、慌てて飛び起きて、ボリュームを下げに向かいます。音が小さくなって一安心すると、あまりの衝撃で動悸と冷や汗を自覚します。そして、思わず、『ああ、びっくりした』と呟いてしまいます。この方法で、朝が弱い人も絶対に起きる事ができます。 でも、心臓が弱い人や強度の近視の人には、危険かもしれませんね。早起きすると、1日が長く感じられて、得したような気がします。28日は、早起きしてしたお蔭で、めざましテレビの“MOTTOいまドキ!”のコーナーで、南 明奈ちゃんを観れた事が良かったです。“MOTTOいまドキ!”のコーナーは、毎朝フジテレビ系で6時54分に始まり、ブレイク直前の若いアイドルやモデルの女の子を起用して、旬な商品を紹介していくコーナーです。数年前は加藤ローサさんも、このコーナーに出ていましたね。南 明奈さんはブレイクしたから、もうこれが最後の出演でしょうね。af37079b.jpgアッキーナ最高です!

書ンタなドローイング

27日は、アトリエ彩園子の日でした。私は、絵を描く事に疲れたので、画材の準備もしないで、雑談しに来たようなものです。私がアトリエで画集を眺めていましたら、大宮政郎先生は、古いiMacで作った、手製のポスターを持って来ました。そのポスターは、4月2日〜20日に多摩美大美術館で開催される、『書ンタなドローイング・1960・大宮政郎の世界』のポスターです。それが凄く迫力があり、思わず写真を撮ってしまいました。これは1960年に、大宮先生が30歳の時に、黒のポスターカラーと墨と鉛筆で制作した、アクションペインティング作品です。それが、実に1960年前後のアートシーンを象徴する作風なのです。大宮先生によると、この頃は、次から次へと新しい芸術的潮流が発生するため、常に新しい表現を求めて日夜努力していたという事です。それに比べて現代は、全ての表現が登場し尽くしたという潜在感覚が作家の心の中にあり、一人一人がバラバラな作風の作品を発表する現代とは明らかに違います。大宮先生は、この一連の作品群を描いていた記憶もおぼろげで、作品の存在も忘れていたそうです。しかし、最近物置の隅でこの作品群を発見して、今回の展覧会を開催する事に至ったそうです。6d0c1326.jpg

木村カエラさんの偶然

26日の笑っていいとも!のテレホンショッキングは、木村カエラさんでした。その後、用事があって、車のエンジンをかけたら、カーステレオのスピーカーから木村カエラさんの歌声が流れてきました。CDプレーヤーに、サディスティック・ミカ・バンドのCDを入れっぱなしだったのです。サディスティック・ミカ・バンドのサウンドは、70年代風の上質なスーツのような風合いがあります。そこへ、木村カエラさんの歌声が加わるだけで、急に雰囲気が変わります。更に、これまでのサディスティック・ミカ・バンドの女性ボーカリストの中では、一番歌が上手いです。私は、木村カエラさんも加藤和彦さんもファンだったので、結構この組み合わせは、好きでした。それにしても、加藤和彦さんは、日本人なら誰でも知っている名曲を、数多く作曲しているのに、それをあまり表に出さないで活動している所が、過去にとらわれてなくて清いです。どちらかと楽曲より、フォーク・クルセダーズとか、サディスティック・ミカ・バンドのような活動形態に思い入れがあるようです。b91edfbf.jpg

うららかな日

本当に、めっきり春めいてきましたね。今年は寒かったので、本当に春の喜びを感じられます。絵画制作を無事終えて私にも、ようやく春が訪れました。元のナルシストに戻れた気がします。6d56e402.jpg
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マスターズ大東京展(4月27日〜5月3日:東京交通会館2F)に、『パーティーの前日に…』出展予定!!

言語なき言語

英国のミュージシャン、ポール・ウェラーの言葉で『みんな、楽器を持つと、すぐに楽器を上手く弾けるように練習し始めるけど、自分は、曲を書く事から始めた』と言ってました。この言葉は、芸事の真髄を語っています。テクニック偏重で、楽器が上手いだけなら、スタジオミュージシャン止まりで、永遠にスターになる事が出来ません。陶芸など伝統工芸の世界では、作家と職人の分類がなされていますが、技術が上手いだけなら、職人止まりです。何かを訴えかける作品を制作できるのが作家です。絵画では、私の経験上、上手く描くより、何を訴えるのかが、重要な要素になります。結局、音楽もアートも『言葉なき言語』なのです。どう表現するかではなく、何を訴えかけるかなのです。だから、テクニック偏重は、英会話に例えると、『流暢な英語で下らない内容を喋る人』 と同じになってしまうと思います。カタコトでも、身振り手振りで、面白い内容を話す人の方が、魅力的です。芸術は、言語を使わないで、いかに意志伝達するかで真価が問われると思います。その考え方で作品を見ると、原始時代の洞窟の壁画からコンテンポラリー・アートまで、何かを感じ取る事が出来ます。食べて寝るだけの生き方では、絶対に産まれてこない、人間性の豊かさですね。有名な、アルタミラ洞窟の牛の絵にも、獲物に対する畏敬の念や、当時の原始的な生活が偲ばれます。江戸時代の北斎漫画でも、当時の粋で滑稽な大衆の生き様が伝わって来ます。0060746d.jpg

額装・梱包・発送

絵が完成しても、公募展出展には、まだひと仕事あります。絵を額装した上、梱包して、搬入送付先へ発送しなければなりません。私は、手先が不器用な上、めんどくさがりなので、額装も梱包も発送も全部画材屋さんにお願いしています。車で、作品を画材屋さんへ運び、お店で装着する額を選びます。行きつけの画材屋さんで、額装も発送も、何度も頼んでいて、気心は知れてますが、できるだけ、お客さんが少ない、午前中を狙って行きます。額は、私の作風からすると、変な装飾は要らないので、スチール製のシンプルな物にします。締め切りが、3月31日なのに、完成を急いだのは、この額装、梱包、発送の手間や輸送時間を考えた上なのです。全ての手続きを終えて、気分転換に車で駅ビルへ行きました。駅ビルの、屋上から街を眺め、ほっと一息、『終わったんだ』と、達成感を感じましたね。02133d73.jpg駅ビル屋上からの眺めです。アデランスの看板が、やたらデカいですが…。

制作日記12・完成の日に思うこと

2008年3月22日の昼過ぎに、『パーティーの前日に…』が完成しました。2月21日に制作に着手し、ほぼ1ヶ月かかりました。制作した日付けを見ると、実質的には15日間かかった事になります。(制作日記に書かない日もあります)この1ヶ月間、2日に1回の頻度で制作していたのですね。もっとサボっていたような気がしますが、意外と働き者だったのですね。制作が終わって、何をしたいかと言うと、『どこか遠くへ行きたいな』という感じです。何か歌の歌詞のようです。作品の出来については、まだ客観的に振り返れられる感覚ではないです。まあ、3月31日の締め切りに間に合って、本当に良かったです。b127e221.jpgこの作品は、絵で紡ぐ詩です。『パーティーの前日に…』という題名で分かる通り、翌日のパーティーへの期待感で一杯 の女の子が描かれています。勝負服を試着したり、アクセサリーをつけてみたりしています。明日は、ハマーを持っているような素敵な男性と巡り会えるかも知れません。また、ミサイルが発射されるが如く、はじける宴への期待感で、ワクワクしています。そんな感覚を、この絵から感じ取って欲しいですね。

制作日記11・マックの話

この日は、アトリエ彩園子での制作です。大宮政郎先生は、絵を一目見て、『大分出来たじゃない』とコメントしました。誰の目にも完成が近い事は明らかです。この日は、女の子の周りのピンク色の色ムラの修正などです。これこそ、写真では分からないでしょうね。作業の最中、大宮先生は、私にパソコンの話をガンガン話し掛けていきます。大宮先生は、芸術家らしく、パソコンは専らマック派だそうです。マックの話と言ってもハンバーガーではなくて、アップルコンピューターのMacの話です。私はMacとWindows両方使う派です。やはり、Macしか使うのを嫌がる偏屈なMacファンや、Windowsしか使えない多勢派よりも、両方の操作方法を知っている方が、何かと便利です。大宮先生は、初期型のiMacを使っているそうですが、古くて、さすがに買い換えを検討しているらしく、 お店で新しいMacを品定めしているのですが、現在のOSXがお気に召さないようです。音楽用のソフトが要らないと仰るのです。そんな事をアトリエで、相談されるものですから、サッパリ作業が進みません。まあ、こんな日も、たまには良いでしょう。70bdb0bd.jpg写真で分かりますかねぇ…。これが作業前の状態です。
10f75b0d.jpg画面の凹凸はありますが、色ムラはなくなりました。やっぱり写真じゃ分からないでしょうかね?
気まぐれギャラリー
『シャキーンとした猫』
2019年

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