★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018年、2022年、富山国際現代美術展に参加。

2008年04月

ギャラリー彩園子開廊30周年記念祝賀パーティー

4月28日は、ギャラリー彩園子開廊30周年記念パーティーでした。ギャラリーのオーナーの村井さんはもとより、スタジオレイの、うえむられいさん、大宮政郎先生や、はまちひろさんもいらっしゃいました。最初は、私も知らない方々ばかりでしたが、周りの方々と徐々に打ち解けていきました。そこで、ある面白い現象に気が付きました。私の絵は知っているけど、私の顔を知らないという現象に気が付いたのです。去年の個展、『金沢からやってきた★カモヤ展』のお陰で『カモヤと申します』と自己紹介すると、『ああ、絵は見たことある』という反応です。これは、絵描きにしか分からない体験でしょう。そういえば、東京の授賞式でも、『絵は知っているけど、どんな人が描いているか分からない』という方がいらっしゃいました。音楽や演劇は、人前に姿を現すアートですが、絵画は、人前に姿を出さないアートです。なる程と、納得です。そういえば、はまちひろさんに、どうして案内状に作品でなくて、自分の姿を出したのか、この日聞きましたら、『初めての個展だから』と答えてくれました。自分の姿を案内状に出すことによって、自分の顔も売り込めるという効果があるのだと思いました。この日、大宮政郎先生は、私に『絵を一杯描かなくちゃ』と叱咤激励しました。まさに、その通りでございます。DSCN0691

忙しい

昨日はマスターズ大東京展の受賞式で、今日は盛岡でギャラリー彩園子の開廊30周年記念パーティーです。無茶苦茶忙しいです。詳細はまた後日に報告します。DSCN0693 マスターズ大東京展(4月27日〜5月3日:千代田区有楽町、東京交通会館2F)に、『パーティーの前日に…』出展。現在開催中!!

授賞式

有楽町イトシアの隣、東京交通会館の2階で昨日から開催されているマスターズ大東京展の授賞式に行ってきました。この日の服装は、華やかにヴィヴィアン・ウエストウッドのフリフリのシャツを着て行きました。私は“フレンドリー賞”なる賞を受賞致しましたが、表彰式で蓋を開けてびっくり、今年から設定された格式ある賞だったのです。石井会長から、『作品を通じて、会員の方は勿論、会場に観に来て下さった皆さんと友人になってもらい、未来に羽ばたいてもらう』という主旨の賞でした。そんな格式ある賞とは、露知らずでした。石井会長が、そういった主旨の話をすると、会場では『どの絵?どの絵?』と私の絵の前に人がどっと集まります。何だか他人事のようで、ピンと来ません。そして、表彰式が終わり、会場で作品を撮影していたら、1人の女の子が近付いて来て、『その作品の作者ですか?ネットで見ました』と声を掛けてくれました。彼女は長野から、このブログにアクセスしてくれたとの事です。ありがたい事です。マスターズ大東京展は4月27日〜5月3日、千代田区有楽町の、東京交通会館2Fギャラリーで開催中です。1cf7dd26.jpg

渋谷で見かけたニャンコ

渋谷にこんなニャンコ居ました。122aaae3.jpg

The Last Shadow Puppets

The Last Shadow Puppets

今日で3日目となる新譜の話です。
ブログの内容が、まるで音楽雑誌と化しています。
この、お姉さんが、ストッキングを摘んでいる悩ましげなジャケットのCDは、ザ・ラスト・シャドウ・パペッツ(The Last Shadow Puppets)の『ジ・エイジ・オブ・ジ・アンダーステイトメント(The Age Of The Understatement)と言います。

何かグループ名もアルバムのタイトルも覚えにくいのですが、このザ・ラスト・シャドウ・パペッツは、アークティック・モンキーズの中心メンバー、アレックス・ターナー と、ラスカルズのマイルズ・ケインのコラボレーション作品です。
分かりやすく言うと、イギリスで、今一番売れている若手バンドのメンバーによるサイドプロジェクトです。
ジャケットの、悩ましげなお姉さんが、歌っているのではないので、悪しからず。

このCDを聴いて思ったのは、ジャケットのデザインを含め、60年代後半っぽい雰囲気がある事です。オーケストラをオーバーダビングして、甘ーい感じに仕上がっています。
スウィートな感じのCDと申しましょうか?
パニック・アット・ザ・ディスコと言い、最近は60年代後半な感じのサウンドが流行りなのでしょうか?
そういえば、最近の髪型も、60年代っぽい重ためのヘアスタイルが流行りです。
何事も物事はシンクロするものです。

このアルバムは、時々アークティック・モンキーズ風のメロディーが登場しますが、オーケストラの甘い響きが、そのイメージを払拭します。
やっぱりアレックスもイギリス人だったんだなぁと納得します。

でも、このアルバムが出たお陰で、アークティック・モンキーズのバンドとしてのコンセプトが、はっきりしますし、アレックスの才能の凄まじさを感じます。
このアルバムは、ソファーに座って、ミルクティーを飲みながら聴くのが正しい姿だと思います。
実は、私はアークティック・モンキーズの2枚のアルバムより、このアルバム の方が好きなんですよ。

The Age of The Understatement
The Last Shadow Puppets
Domino / Hostess
2008-04-22

Panic at the Disco

パニック・アット・ザ・ディスコ(Panic at the Disco) は、2006年に登場した、エモ・バンドです。最近、MTVでビデオクリップが流れていて、気に入りました。何か人を喰ったようなバンド名ですが、イギリスのバンド、ザ・スミスの曲である『Panic』の一節を引用したものという説が有力だそうです。ザ・スミスの『Panic』については、偶然にも今月の7日に、このブログに書いていますので、興味がある方は、そちらを参照して下さい。とにかく、バンド名の由来からも分かる通り、イギリスのバンドに強い憧れを持っているようです。CDを聴いていても、イギリスのバンドにしか聴こえません。私もMTVで最初に聞いた時は、イギリスのバンドであると思い込んでいた位です。パニック・アット・ザ・ディスコのセカンドアルバム、『プリティ。オッド。(PRETTY.ODD.)』は、お勧めのアルバムです。中期のビートルズの曲調やアレンジがそっくりです。もっとはっきり言うならば、ビートルズのサージェント・ペパーズにそっくりです。ビートルズのサージェント・ペパーズが好きな人は、このアルバムを絶対に気に入るでしょう。雑誌のインタビューを読むと思っていた通りのUKロックマニアで、ビートルズに対する思い入れがあるようです。オーケストラの録音を、ビートルズで有名なアビイロード・スタジオで行った位ですからねDSCN0668

ADELE

19

先月までは、90年代のCDを聴いてノスタルジックに浸っていましたが、最近は新譜を大量に聴きまくっています。
私は、いつも、ファッションやヘアスタイル、音楽など、最近でないと気が済まないので、その本領発揮です。

本日紹介するのは、イギリス出身のシンガーソングライター、アデルの『19』です。
全体的にアコースティックかつ、ジャジーな雰囲気で、夜中にお酒を飲んで、くつろぐ時に合いそうな1枚です。
お酒がが合いそうと言っても、アデルはタイトル通り、19歳ですけどね。
CDを聴いて、こんなに大人びた19歳が居るのかと思うような、曲とボーカルです。
そのルックスも大人びていて、19歳でこんなので良いのかと思う位です。
はっきり言って、『チャラチャラしてない』です。
しっかり、その足で立っているという感じです。

いつも、『チャラチャラしている』私は、アデルには頭が上がらない思いです。
でも、19歳でこんな地点に立ってしまったら、後は若い感じになるしかないかなあと思います。
若い頃に老け顔だった人は、徐々に若い顔になっていくような例もありますしね。

※この記事は2015年12月21に、投稿された当時の原文を損なわない程度に修正しました。

19
Adele
Xl Recordings UK
2008-01-29


中原中也

詩人中原中也

私は、中原中也が大好きで、『詩人中原中也』という作品を大学時代に描きました。
その作品は、ありがたい事に、大学生のコンクールで、『優勝賞』を受賞しました。

今と大分、作風が違います。昔はこんな作風でした。
この作品は、色彩とコラージュで中原中也の詩歌の世界を再現するというコンセプトで制作しました。

※この記事は2021年5月23日に、当時の文体を損なわない程度に修正板しました。」

それでも続けます

何だか最近、風邪気味です。文章を書いていても頭の中が、フリーズしてしまいます。それでも続けます。ブログはね。もう、こうなったらヤケクソです。dc3f7434.jpg

雑誌の仕掛け

JILLE、5月号にはちょっとした仕掛けがあります。3272c1e7.jpgこれがJILLE、5月号の表紙です。今月のモデルは、加藤ローサさんです。
ef24f21e.jpgこれが裏表紙です。まるで表紙のようですね。こんな事していたら、広告収入激減です。ただでさえ、広告の少ない雑誌なので、『大丈夫か、双葉社』と思ったら、良く見たら『加藤ローサさんが着る2008春のローリーズファーム最新ルック!』と書いてあります。つまり、これはJILLEの表紙を模したローリーズファームの広告だったのです。これは、双葉社のアイデアなのか、ローリーズファームのアイデアなのか、分かりませんが、通常より広告料金は高かったに違いありません。
気まぐれギャラリー
『シャキーンとした猫』
2019年

ギャラリー用
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