★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018年、2022年、富山国際現代美術展に参加。

2010年04月

シャルロット・ゲンズブールのCDを聴きました

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遅ればせながらも、シャルロット・ゲンズブールの新しいアルバム、“IRM"を聴きました。
このアルバムは、アメリカのミュージシャン、ベックのプロデュースでレコーディングされたものですが、一聴して、音の質感がベックのアルバムであるかのように聴こえました。
シャルロットの声は、母親のジェーン・バーキンに似てますが、母親のエモーショナルかつコケティッシュな歌唱と違い、少しクールな印象を受けます。
以前、雑誌でシャルロットのインタビューを読んだところ、『母はすぐに男を作るので困る』というニュアンスの内容を話していたので、何となく分かるような気がします。
多分、シャルロットは、歌おうと思えば母親とほとんど同じ感じに歌えるのだと思いますが、ちょっと大げさ過ぎて気恥ずかしいのでしょう。
そう言えば、私自身も'60年代〜'70年代の音楽やファッションやアートが大げさ過ぎる気がしないでもないです。

以前、シャルロットの顔立ちは、父のセルジュ・ゲンズブールに似ていると思ったのですが、近年は母親に似てきたように思います。
やはり、自分の両親のことを、世界中の人が知っているということは、尋常じゃない環境だと思います。

SloganのDVD買いました

以前もBlogで描いた“スローガン(Slogan)”のDVDを、ついに買っちゃいました。
これは、妻子を持つ40歳の男と若い女性の恋愛を描いたものです。
私が初めてこの映画を観た時は、まだ20代だったので、当時は『品の良いロリコン物語』という程度の感覚でした。
しかし、年齢を重ねていくうちに、セルジュ・ゲンズブール演ずる主人公、ピエールの気持ちも分かるようになってきました。
つまり、この映画は登場人物に様々な世代の人間が出ていて、観ている人は自分の年齢に近い登場人物に感情移入することが出来るのです。
例えば、主婦だったら、浮気をするピエールの奥さんに感情移入できるし、若い女性だったら、ジェーン・バーキン演ずるエヴリーヌのファッションやメイクに釘付けになると思います。
そう考えると、なかなか良く出来た映画だと思います。
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揺り戻し

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風邪の時は代謝が悪くなるようで、風邪が治ってきたところ、2日で体重が1.2Kg減りました。
いつも、風邪をひいて治ると、そういった具合です。

一時は流行遅れだと思って、ジョージコックスのラバーソールは履かなくなり、ポインテッド・トゥ(先が尖った靴)の靴ばかり履くようになりました。
でも近頃は、気分的にまた履いてみようと、ジョージコックスのラバーソールを履くようになりました。
ラバーソウルは、昔ウンザリするくらい履いてましたが、久し振りに履くと何か昔の感覚が蘇るような感じです。
ぶ厚いラバーソウルを履いた時の目線の位置は、『そうそう、こんな感じだった』という感覚です。
現在の私には、揺り戻しのような事が起こっています。
身体的にも、精神的にも、ファッション的にも揺り戻しが起こっています。

揺り戻しの理由はいくつかありますが、昨今の空前のライダース・ジャケットブームが理由のひとつです。
私もライダースを着る機会が増え、ライダースを着た場合、靴は何を履いたら相性が良いかスタイリングを考えると、やはりラバーソールがが良いという結論に到達するからです。
それに、いい加減、スキニーデニムとポインテッド・トゥという格好は飽きたということもあります。

街中の不思議

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今日は珍しく、どこにも移動せず、盛岡でゆっくりしています。
どこに居ようが、私の行動パターンは変わりません。
必ず人で賑わう所や、コンクリートの建築物が乱立する街中に身を投じるというパターンですね。
それは、私が人間そのものや人工物が好きだからだと思います。

あ、やっぱり全然ゆっくりしてないですね。

街中というのは、『ひょっとしたら、こんな人が居るのかも知れない』というフィクションにも似た人間の記号性、匿名性を感じるから不思議です。
『今すれ違った女の子は、将来タレントになるのかも知れない』とか、『今すれ違ったサラリーマンは、単身赴任中を良いことに、浮気しているのかも知れない』とか、人の数だけドラマが出来そうです。
そういった事を考えながら私は歩いています。
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盛岡のファッションビルの看板です。
このモデルさんは、どこに住んでいるのかなぁ〜?

第16回 公募マスターズ大東京展

会場 :東京交通会館・2F ギャラリー
    千代田区有楽町2-10-1
    JR有楽町駅中央口京橋口前
会期 :平成22年4月11日(日)〜17日(土)
開場時間:午前10時〜午後5時
     (11日は午後1時開場、17日は午後2時まで)
入場料 :入場無料

“想いを…”(53.0x45.5cm ) 、ジャパン・アーティスト協会賞を受賞 !!
想いを…




レザージャケット

またまた新しいレザージャケットを着ています。
一体、何着レザージャケットを持っているのでしょうかね。
自分でも、ちょっとあきれています。
今日着ているレザージャケットは、見ての通りのブルーです。
このジャケットは後ろにパーカーを付けることもできます。
今日は付けてませんが…。

それにしても、前髪伸びましたね。
別にやましいことがあって、目を隠している訳でなく、横向きで撮ったらこうなりました。
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梱包しました

今日は富山現代美術展のために、アトリエ彩園子で作品を梱包しました。
富山行きの準備は着々と進んでいます。
出展作品は、2枚組の“ブライスちゃん、おやすみ”と“恋するブライスちゃん”です。

今日は、たまたまアトリエ彩園子へ見学に来た方に、大宮政郎先生が、梱包作業中の私を指差し、『この人(私)は、色んな賞を取っているけど、俺はこの人の絵をほめたことは一度もない』と、紹介していました。
大宮先生、恐れ入ります。
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移動が多い日

今日は何かと雑用が多い日でした。忙しくて、美容室の予約も来週に変更です。
先週、風邪をひいてたため、あらゆる雑用を先延ばしにして、一気に忙しくなりました。
いざ風邪が治って、周囲を見回すと、やらなければならないことが判明したりします。
愛車、ピーターラビット号(MGF)で、市内のあらゆる所を移動します。
行き先は銀行、郵便局、ホームセンター、倉庫などで、挙げると本当に雑用具合が分かると思います。
あまりに移動するので、運送屋さんになったような気がします。
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また性懲りもなく

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また性懲りもなく、レザーのライダースを購入しました。
友人の小岩君から、『一体ライダース、何着持っているんですか?』と聞かれてしまいそうです。
もう私自身も、何着ライダースを持っているか、把握できなくなっています。

今回のライダースは、ダブルではなくシングルであることを特徴とします。
ポイントはグレーという色です。
たまたまショップで、同じ型のラーダースの黒が売り切れになっていて、『えーっ!グレーは嫌だよ』と文句言いながら試着したら、予想外に良かったので即決しました。

購入したショップは渋谷の“CHOOSE LIFE by KATHARINE HAMNETT”です。
もちろん、足もとはジョージ・コックスのラバーソールですよ。
ジョージ・コックスのラバーソールは、もう私の体の一部と化しています。
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日常が嫌いです

過去を振り返るのが、イヤになっています。
常に新しい物を見聞きしていたいです。

『日常』が嫌いです。
だから、私がリアルタイムで生きたどんな時代も肯定的に捉えることが出来ません。

私に生活感が感じられないのは、そんなことが影響しているのかも知れません。
『日常』が嫌いだからこそ、非日常的な芸術の世界へ足を踏み入れたのです。
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気まぐれギャラリー
『シャキーンとした猫』
2019年

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