★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018年、2022年、富山国際現代美術展に参加。

2014年11月

雨粒が似合う車

Freelander2

29日は雨だったので、Freelander 2で移動しました。
ボンネットの雨粒も、なぜか似合います。
ボンネット

元々オフロードを走る車なので、雨であってもアスファルト上では乗り心地ば抜群です。
アスファルトの段差のショックが殆ど感じられません。

あまりに乗り心地が良いので疲れた日などは、Freelander 2に頼りがちになりそうです。
やはり、この日のように悪天候の日に乗るのが正しい姿ではないでしょうか。

カー・ステレオのボリュームを『ガーッ』と上げました

MGF

28日も5時半起床で相変わらず早起きな私です。
なぜか、この朝は起きた瞬間に『ロックが聴きたい!』と思いました。
でも、時間は早朝です。
ロックを爆音でかけたら、近所迷惑になります。

なので、身支度を整えたら、すぐにMGFに乗り込み、カー・ステレオのボリュームを『ガーッ』と上げました。
この日は、カサビアンを爆音で聴きました。
多分、ライブ並みの音量です。
車の中なら、誰にも迷惑かけませんですからね。

『Blogを毎日書くコツって何ですか?』と聞かれました

kesiki

26日は、思わず21:00に寝てしまいましたら、4:00に起きてしまいました。
少し、早寝早起き過ぎでしょうか?

先日、『Blogを毎日書くコツって何ですか?』と聞かれました。
『まぁ、写真を撮って何か書けば出来上がりますよ』と答えておきました。
そして、『FacebookやTwitterなどのSNSでリンクすると読んでもらう機会が増えますよ』とアドバイス。

簡単に言えばそうですが、Blogは奥が深いです。
毎日書いていると、本当にそう思います。
著作権の問題やプライバシーの問題などに気を配らなければなりません。

また、私のこのBlogのように『日記』とせず、何か1つのテーマを持ったBlogの方が読んで面白いし、読んで為になったりします。
私が『絵描きの日記』という題名を付けたのは、開設当初、Blogのそういったコツを全く知らずに始めたものなので今は少し後悔しています。

ノルウェーの森

Rubber Soul

26日は、ヘアサロンでカットとカラーとパーマをフルコースでやって頂きました。
当然その技術をやって頂いている間、ファッション誌を読んだりして待つのですが、モデルの水原希子さんを見て、映画“ノルウェーの森”のことを思い出しました。
そして、今度はビートルズの“ノルウェーの森”に思いを馳せした。
季節も晩秋から冬に向かっているので、ビートルズの“ノルウェーの森”が私の気分に合ったのでしょう。
この曲は晩秋が似合います。
シタールが使用されていることで有名な曲ですが、シタールを弾いてもインド風に弾きまくるのではなくアクセント程度に使われている所がポイントです。

そう言えば、“ノルウェーの森”の原題は“Norwegian Wood”なので、直訳すると“ノルウェーの木材”となるので、なぜ『森』と邦題が付けられたのは、今もって謎です。
多分、21世紀の現代の曲だったら、そのまま “Norwegian Wood”の題名のままでダウンロードされると思います。
でも、この曲は1965年の昭和40年という時代に発表されたので、何かしら邦題を付ける必要があったのでしょう。
確かに“ノルウェーの木材”より“ノルウェーの森”の方が響きは美しいです。
何より、村上春樹さんの小説の題名になる位ですからね。
ヘアサロンで、ずっとそんなことを考ええていました。

マンションに戻り、“ノルウェーの森”が収録されているビートルズの“Rubber Soul”を聴いてみました。
この頃のジョンの曲は、“ノルウェーの森”だけでなく“Girl”など、神がかりのようなクオリティーです。
そして、ポールのベースのプレイも名人芸のような域です。
“Michelle”では、ちょっとセンチメンタルなメロディー・ラインのベースを披露しています。
やはり、このアルバムは全体にしっとりしていて、この季節に合います。

ラバー・ソウル
ザ・ビートルズ
ユニバーサルミュージック
2013-11-06

ジョニーのギターが炸裂!

Twisted Tenderness

ジョニー・マーの音楽性に痺れている近頃の私。
この、ちょっと不気味と言うか、ある人には宗教的にも見えるジャケットのアルバムは、1999年のElectronicの最後のアルバム“Twisted Tenderness”です。

私は個人的に、このアルバムが好きです。
Electronicのアルバムの中でもジョニー・マーのギターが炸裂して、最もロック色が強いからです。
ジョニーのギターは歪まないクリーンな音だという先入観がありますが、ディストーションで歪ませたりワゥワゥを使用したりと目から鱗が落ちるかのようにエフェクターをかけまくったギターを聴かせてくれます。

曲調も以前のElectronicのアルバムにあったようなザ・スミス調やニューオーダー風は影を潜め、完全にバーナード・サムナーとジョニー・マーの個性が入り交じった感じになっています。
“Twisted Tenderness”を聴くとロック色が強く、このアルバムの翌年に始まるジョニー・マー&ザ・ヒーラーズへの活動の試金石みたいになっています。

もちろん、Electronicというユニット名通りにシーケンサーも入っていますが、1999年のアルバムだけあって古臭く聴こえません。
シーケンサーの音は昔のものだと、スーパー・マーケットのBGMのようなチープな音に聴こえますからね。
この頃には、シーケンサーの技術においては、現在の水準に近くなっているようです。
また、ジョニーのギターをサンプリングした音をループで使用していたりして、どの音が本人が弾いているのか、分からなくなる瞬間もあります。

私は個人的には、ジョニーのソング・ライティングやギターは、ザ・スミスの頃よりElectronicの方が好きみたいです。
私はザ・スミスを聴いていると暗い閉塞感しか感じられないですからね。
逆にElectronicを聴くと、ザ・スミスのモリッシーが、どんな個性の持ち主なのか、再確認させられます。

Twisted Tenderness
Electronic
Parlophone
1999-04-07

The Whoサウンドの魅力の秘密

Magic Bus

24日は、マンションでロックを聴いて過ごしました。
何組か聴きましたが、やはり、お気に入りは初期のThe Whoです。

The Whoサウンドの何が魅力かと言いますと、キース・ムーンの破天荒なドラムとジョン・エントウィッスルのヘビーに唸るベースじゃないでしょうかね。
それに、天才的なソング・ライターであるピート・タウンゼントのメロディーと、それを丁寧に歌い上げるロジャー・ダルトリーのボーカルが加わると完璧です。
特に、初期のThe Whoはポップでオシャレな感じがするので私は好きです。
上のジャケット写真でも、ポップなオシャレ感は伝わると思います。

私も様々なロック・バンドの音源を聴きましたが、こんなにロック・バンドとして上手いバンドは、そうそうないと思います。
特にキース・ムーンとジョン・エントウィッスルという2人の名プレイヤーのリズム隊は、完全無欠です。
ロック特有の“爆音”で騒々しいドラムとベースなら、この2人の右に出る者は居ないでしょう。

例えば、同じ’60年代のバンドだと、ビートルズはポールのベースは良いと思いますが、リンゴのドラムは…。
ローリング・ストーンズはビル・ワイマンのベースは地味な気がしますし、チャーリー・ワッツのドラムも『?』な感じです。
キンクスもしかりです。
名ギタリスト達を輩出したヤードバーズもギターだけが突出し、やはりドラムとベースは物足りなさを感じさます。
’60年代において、キース・ムーンとジョン・エントウィッスルのリズム隊に対抗出来るのは、クリームのジンジャー・ベイカーのドラムとジャック・ブルースのベース位でしょう。

でも、ここに挙げた’60年代のバンドは、皆さん大物揃いです。
今回、ここで述べたのはドラムとベースのプレイに関してだけで、私も大好きなバンドばかりです。
リアルタイムでは、どのバンドの皆さんも、さぞかしライバルとして神経を擦り減らしながら活動していたのでしょう。
レコードの売り上げだけなら、ビートルズがダントツですが、ライブの実力に関しては、The Whoのようなバンドの台頭が始まり、ビートルズは真っ青になっていたことでしょう。

Magic Bus
Who
Mca Import
1990-10-25

物持ちが良いガジェット好きの悲哀

OS X 10.7 Lion

23日の朝起きて、Macの画面を覗いたら、デスクトップ上のデータのフォルダが消えてなくなっていたので驚きました。
なぜ、そうなったのか、皆目見当が付きません。
たまに、Macはこんなことが起こります。
最近のMacは、そういったビックリするようなトラブルは減ってきましたけどね。
でも、幸いにもデータのバックアップを取ってあったので大丈夫でした。

そのついでに、サボっていたOS X 10.6 Snow Leopardから、OS X 10.7 Lionへのアップグレードをしました。
『最新のMacのOSはOS X 10.10 Yosemiteの時代なのになぜ?』と思う方も居るでしょう。
私はガジェット好きなのですが、物持ちが良いガジェット好きなのでMacBookも2008年初旬のものを使用しています。
その私のMacBookでギリギリにアップデート出来るOSがOS X 10.7 Lionなのです。
因みに、購入時にはMac OS X 10.5 Leopardがインストールされていました。
OS X 10.7 Lionのリリースは2010年10月です。
なので、4年遅れのアップデートになります。

私はMacのOSのアップグレードは面倒くさがってしない方なのですが、今年の8月頃からブラウザが古くなり、Facebookの写真など、うまく表示されない症状が出て来ました。
そして、たまに『お使いのブラウザはサポートが終了します』という表示が出ましたが、OS X 10.6 Snow Leopardでは、これ以上ブラウザ(Safari)のアップデートは不可能だったのです。
なので、この際にOSをアップグレードした訳です。
インストールは何だかんだやって、2時間ほどかかりました。

昔のMacは、OSをアップグレードをすると、CPUの関係で動作が遅くなってもっさりとした感じになったものですが、最近のMacはOSを新しくする度に動作がサクサクと素早くなるので驚きです。
使用してみると、ネットも前より高速で繋がり、素晴らしいの一言です。
それにしても、MacのOSは新しいものが、毎年のように発表されます。
私のような物臭な者は、ついて行くのが大変です。

私の2008年初頭のMacBookも、もう少しで7年物になります。
今年の2月にiTunesがアップグレードできなくなり、OS X 10.6 Snow Leopardにアップグレードし、この日にブラウザの不調でOS X 10.7 Lionにアップグレードしましたが、もう後がない感じです。
しばらくは大丈夫でしょうが、もうそろそろ、新しいMacを買えということでしょうか?
確かにパソコンの世界では、7年物と言ったら骨董品の部類に入ります。
とりあえず、液晶のバックライトがいつまで持つのかが心配です。

物持ちが良いというのは、なぜかガジェット好きには肩身が狭い話です。
年が明けたら、新しいMacBookを購入する計画でも立てましょうかね?

日々を淡々と

MGF

毎日、日々を淡々と過ごしています。
このままでは、いけないとは思っています。

MGFのアクセルを踏みエンジン音を聞きながらながら、そんなことを考えています。

UKロック・ディスク・ガイド 2000-2011を読みました

UK ROCK DISC GUIDE 2000-2011

シンコー・ミュージックのムック、“UK ROCK DISC GUIDE 2000-2011”を読みました。
そうしましたら、ざっと見て載っているCDの6〜7割ほどは、既に持っているものでした。
なので『ガイド』にはならず、『もう持っているよ』という感想を持ってしまいました。
今度、私が持ってないものに対して参考にしようかと思います。
でも、私が持っていないものは、YouTubeで聴いて気に入らなかったものだったりするのですけどね。
そう言えば、この時代はYouTubeが入り込んで、音楽の聴き方が大分変わった時代だと思います。

そして、2000年頃の記事を読むと懐かしい気がしました。
まぁ、もう少しで2015年にもなるので無理はないかと思います。

この時代に出て来たバンドで、強いインパクトを与えたバンドとしてはミューズ、リバティーンズ、カサビアン、アークティック・モンキーズと言った所でしょうか?

UK ROCK DISC GUIDE 2000-2011 (シンコー・ミュージック・ムック)
シンコーミュージック・エンタテイメント
2011-06-01



ロックはブラック・ミュージックの呪縛から逃れられない

Wise Up Ghost

キャリアが長いロック・ミュージシャンの場合、全盛期を過ぎた後は、どんな天才的なロック・ミュージシャンでも傑作の誉れが高いアルバムをレコーディングするのは10年に1枚ペースのように思われます。
でも、それはそれで超人的で常人には不可能なことです。
一生のうちに傑作なアルバムを1枚も残すことが出来なかったミュージシャンも数多く居ることでしょう。

その10年に1枚ペースに関しては、コステロのような天才でも、しかりです。
コステロの全盛期は、70年代後半〜80年代半ばのアトラクションズと共に活動した期間です。
その期間には、多くの名盤を残しています。
その後のキャリアを10年単位で考えると、94年の“Brutal Youth”(UK2位)、2002年の“When I Was Cruel”(UK17位、日本では15位)が傑作となるのではないでしょうか?
もちろん、チャート・アクションがアルバムのクオリティーを反映している訳ではないので、あくまで目安として考えて頂いたら良いかと思います。

'90年代と'00年代は、そういった具合ですが、'10年代になると時期尚早で難しいです。
もう少しで2015年になりますので、まだ数年残っていますからね。
そんな中で2013年にリリースした、“Wise Up Ghost”は比チャート・アクションが良いだけでなく、批評家達にも好意的にも受け取られています。
ちなみにチャート・アクションとしましては、US16位といった具合です。
最近は、CDやダウンロードではなく、ストリーミングの時代になっているので、昨年にこのチャート・アクションは大したものだと思います。
将来、'10年代のコステロのアルバムの傑作の候補に上がるのは間違いないかと思います。

“Wise Up Ghost”はコステロと、アメリカのヒップホップ・ファンク・バンド、The Rootsとの共演となっています。
私はThe RootsのCDを持ていて、一時期ハマったこともある位なので、コステロとの共演は興味深かったです。
その一方、不安もあり、『コステロ、ラップやったりしないよなぁ』と思ったりしました。
いざ、蓋を開けてみるとヒップホップのブレイクビーツに合わせて、いつものコステロのメロディーと歌声を乗せたような形になっています。
安心しました。

The Rootsは、既にバンドとして完成されているので、コステロはボーカルだけでギターは弾かないのかなと思いましたが、よく聴きますと、聴き慣れたコステロのエレクトリック・ギターの音色が聴こえて来て、これもまた安心しました。
歌声もメロディーも英国風のコステロなのに、演奏がファンクだというミス・マッチ感もありますが、それがこのアルバムの魅力となっています。

結果的にコステロがファンクに接近した形になった佳作となっていると思います。
ロックはブラック・ミュージックの呪縛から逃れられない音楽です。
“Wise Up Ghost”は、それを体現したアルバムだと思います。

Wise Up Ghost
Elvis Costello & The Roots
Blue Note Records
2013-09-17


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