★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018年、2022年、富山国際現代美術展に参加。

2015年04月

ファッションもサウンドもスタイリッシュなバンド

The Autumn Stone

19日はマンションで過ごし、ロックをひたすら聴いていました。
そのうちの1枚がスモール・フェイセスの"The Autumn Stone" です。
このアルバムは編集盤なのですが、ベスト盤的選曲で、かつレアな音源も収録されているので好きなアルバムです。
加えて、ライブ音源まで収録されていて盛り沢山の内容です。
そして私は、このアルバムのジャケットのデザインも好きです。

スモール・フェイセスは、スティーヴ・マリオットのソウルフルなボーカルとイアン・マクレガンのオルガンのグルーヴが魅力のバンドです。
スティーヴ・マリオットとロニー・レーンのチームによるソングライティングされた曲も素晴らしいです。

スモール・フェイセスとThe Whoは、モッズ・バンドとして大人気だったバンドです。
どちらも初期にはモッズ・ファッションでバッチリ決めていました。
ところが、音楽性は全く異質でした。
簡単に説明すると、スモール・フェイセスのサウンドはスタイリッシュで、The Whoはラウドなサウンドです。

それもその筈で、スモール・フェイセスは子役時代から俳優だったスティーヴ・マリオットとロニー・レーンが楽器店で出会う所でスタートしてしています。
対するThe Whoは、両親共にプロのミュージシャンだったピート・タウンゼントと、少年音楽隊で本格的な音楽教育を受けていたジョン・エントウィッスルが組んだバンドがルーツとなっています。

なので、元から二枚目でオシャレだったスティーヴ・マリオットを擁するスモール・フェイセスのサウンドがスタイリッシュなのは頷けます。
The Whoの場合は、生粋のバンドマン達がマネージャーのイメージ戦略で無理矢理、モッズ・ファッションを着せられていたという形です。

この"The Autumn Stone" で聴くことが出来るライブ音源も、女の子の歓声が物凄いです。
対するThe Whoのライブ音源は同時期でも、野郎どもの雄叫びとギターのノイズばかり聴こえます。
同じモッズ・バンドでもスモール・フェイセスは女の子に人気で、The Whoは野郎どもに人気と、住み分けが出来ていたようです。

ヴィクトリア

Arthur - Or The Decline And Fall Of The British Empire

19日は朝っぱらからロックを聴いています。
聴いているのはキンクスの"Arthur - Or The Decline And Fall Of The British Empire"です。
邦題の"アーサー、もしくは大英帝国の衰退ならびに滅亡"は、その直訳となります。

英国らしいロック・バンドと言えば、ザ・ジャムやザ・スミス、ブラーなどが思い浮かびます。
しかし、キンクスほど英国らしいバンドはないと思います。
最近、私はキンクスに目覚め、そのあまりの英国らしさに恐怖感さえ覚えてしまいます。
キンクスのレイ・ディヴィスは、そんな英国らしい曲をソングライティング出来る代表的なソングライターだと思います。

産業革命を起こし、植民地政策を押し進め、世界の覇権国となり、二度の世界大戦をサヴァイブした英国。
しかし、二度もの世界大戦で疲弊し、衰退して行きます。
まさにアルバムのタイトルそのものです。

そして、このアルバムの冒頭を飾る曲が"Victoria"(ヴィクトリア )です。
"ヴィクトリア"という名は、世界史を勉強した方ならピンと来ると思いますが、19世紀の女王の名前です。
ヴィクトリア朝と言われ、英国の全盛期の時代を指します。
"ヴィクトリア"とは、そのヴィクトリア女王を礼賛した曲なのです。
パッと聴いた感じでは軽快なロック・ナンバーに聴こえるのですが、その lyricsを見ると驚愕します。

"ヴィクトリアは私の女王だった"
"私が愛する土地"
"インドからカナダ 、コー​​ンウォールにオーストラリア 、ホンコン、シンガポール"

そのような内容が歌われているのです。
ある意味恐ろしいです。
日本で言えば、天皇礼賛を歌ったようなものですからね。
もちろん、皮肉も込められているとは思うのですが…。
私が『英国らしさに恐怖感さえ覚えてしまう』キンクスの1曲です。

キンクスは今は活動停止をしているので、あり得ないとは思いますが、中国で "ヴィクトリア"を演奏は出来ないですね。

このアルバム、"アーサー、もしくは大英帝国の衰退ならびに滅亡"は、ロックな名盤だと個人的には思います。
『英国風』が苦手な方は、ちょっと厳しいかと思いますが…。


起きてから一杯の紅茶を飲みました

kesiki

17日は、珍しく寝坊をしました。
寝坊をしたと言っても朝の6時ちょうどです。
人によっては全く寝坊とは言えない時間でしょう。
起きてから一杯の紅茶を飲みましたが、その紅茶が非常に美味しく感じられました。

シャワーを浴びてから、KATHARINE HAMNETT LONDONのレザー・ジャケットに袖を通し、いつものようにMGFのハンドルを握って出発しました。

車に対する畏敬の念

MGF

私は車を運転する時は、車に対して畏敬の念を抱きます。

今日も故障せずに走ってくれてありがとう。
運転を楽しませてくれてありがとう。
汚れてしまってごめんなさい、洗車します。

車に対して、このような畏敬の念を抱いていれば、無茶な運転は出来ないはずです。
車に対して畏敬の念を抱けば、安全運転を心掛けるようになります。
そのように接しているので、製造後19年のMGFも日常の足として、元気に走り回っています。

Dr.マーチン2976・チェリーレッドにハマっています

Dr.Martens2976

ここ10日ほど、Dr.マーチン2976のチェリーレッドを、毎日のように履いています。
このDr.マーチン2976の最大の特徴は、写真のようにチェルシーブーツであることです。

私の場合、個人的に、短いスパンで靴を履いたり脱いだりをしなければならない生活を送っています。
そのような環境の場合、ズボっと足を靴に突っ込むだけで済むチェルシーブーツは便利です。
通常のDr.マーチン8ホールだと、着脱に時間がかかってしまいますからね。
日本人の場合、どこかのお宅にお邪魔する時にはDr.マーチン2976は重宝するかと思います。
色は黒もあるのですが、せっかくDr.マーチンを履いているなら、Dr.マーチン定番のチェリーレッドがベストだと思います。

また、このDr.マーチン2976は履き心地が抜群なのが特徴です。
Dr.マーチンは、ソールのクッションが柔らかいことで評判ですが、さらにサイドゴアのゴムの部分が足に優しく、楽なのでクセになりそうです。

またDr.マーチンに限らず、チェルシーブーツは細いボトムスにデザインがピッタリ合います。
私は細いボトムスを履くことが多いので、私のファッションにも相性が合うかと思います。

このDr.マーチン2976・チェリーレッドのポイントは、新品ではなく4年前から履き続け、味わいが出ていることです。
もちろん、4年間の思い出も詰まっています。

しばらくは、Dr.マーチン2976・チェリーレッドにハマった生活が続きそうです。

サニー・アフタヌーン

Face to Face

最近はキンクスのメロディが、妙に心に響きます。
レイ・デイヴィスがソングライティングした曲は、どこか懐かしさを感じます。
その曲調を説明するならば、20世紀初頭に西洋の酒場で演奏されていたような古風なダンスミュージックようです。
レイ・デイヴィスは、当初は"You Really Got Me"のようなハード・ロック調の曲をソングライティングしていましたが、ものの2年ほどで懐かしさを感じる"古風な曲調"に路線変更して行きます。

私はキンクスは昔から好きですが、年齢を重ねるうちにレイ・デイヴィスの"古風な曲調"が胸に響くようになって来ました。
上の写真の"Face to Face" は、ハードロックな路線から、"古風な曲調"に路線変更し始めた頃のアルバムです。

特に"Sunny Afternoon"(サニー・アフタヌーン)は私が好きな1曲です。
その、けだるいメロディに、意味ありげな lyricsが歌われています。
税金の徴収係から家の財産を差し押さえられ、晴れた夏の日の午後にぼんやりと過ごすしかない状況に陥った人物について歌われています。
英国は税金が高いですからね…。

ちなみに英国で成功したロック・スターが、こぞって国外に転居するのは税金対策が多いようです。
逆にレイ・デイヴィスのように英国から転居しないロック・スター達は、愛国心があるからなのでしょうか?


制作活動がスパークしています

★星のプリンセス

最近は制作活動がスパークしています。
それも、かなりの勢いです。
インスピレーションが次から次へと湧いています。
インスピレーションだけでなく、現代のアート・シーンに対する冷静な考察もしたりするようになりました。

写真の連作、"★星のプリンセス" の制作も大分、進んで来ました。
次の作品の構想も、どうしようかと、次々と浮かんで来ています。
もはや、一時のスランプは過去の話です。
もう、元の私に戻っています。

制作活動は素晴らしく私を刺激してくれます。
下の写真は、現在制作中の、連作"★星のプリンセス"の前の段階です。

★星のプリンセス


あらゆる道路を走ってみました

Jaguar XK

12日の朝はジャガー・ランドローバーのディーラーに、新しいレンジローバー・スポーツが展示されたと聞き、見学に行きました。
ウッド・パネルにレザーのシートというラグジュラリーな内装に感嘆。
もはやSUVの領域を超えたVIPが乗るような車に感じました。
自分で運転するのも良いですが、後部座席でくつろぐも良いかと思いました。
一見の価値ありです。

その後は、Jaguar XKであらゆる道路を走ってみました。
高速道路はもとより、幹線道路や街中や峠道を走りました。

走っていて、一番快適だったのは幹線道路です。
日曜日だったので、所々渋滞がありましたが…。
これで渋滞がなければベストです。

次に快適だったのは高速道路です。
モンスター・マシンなスポーツカーなので、高速走行での安定性は随一です。
正直楽しいです。
基本、私は安全運転なので極端に飛ばしませんが…。

どんな道を運転しても、エンジン音が素晴らしいです。
エンジン音こそが車の魅力の全てのような気がします。

そこに出て来たニホンカモシカ!

Find the Torch Burn the Plans

11日は雨でしたが、Freelander 2を運転しながらポール・ウェラーのライブ盤、
"Find the Torch Burn the Plans"を聴きました。

実はこのライブ盤、私は好きなアルバムです。
ポール・ウェラーの円熟味とロック魂がバランス良く取れているからです。
ポール・ウェラーだけでなく、バンドも素晴らしい演奏を聴かせてくれます。
リード・ギターがオーシャン・カラー・シーンのスティーヴ・クラドックに、キーボードがザ・ムーンズのアンディ・クロフツとスターな面々が揃っています。

英国車を運転しながら、英国ロックを聴いて、ご満悦な気分になりました。

Freelander2

そんな気分で峠道を運転していましたら、そんな気分を打ち破るニホンカモシカが出現しました。
こんな、間近にニホンカモシカを見たのは初めてです!
ほとんど、路肩に居ましたからね。

マンションに戻ってからは"Find the Torch Burn the Plans"のDVDを観て楽しみました。
DVDではポール・ウェラーとスティーヴ・クラドックのギターのパートの分け合いが、はっきりと分かり、新たな発見がありました。
ポール・ウェラーのギターが、いまだに荒くてパンクな音色であるのが微笑ましいです。

Find the Torch Burn the Plans
Paul Weller
Island UK
2010-12-07

居眠り

Cat

今日は疲れました。
これで勘弁して下さい。
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