2017年01月
1月21
19日は、色々と疲れましたが、マイルズ・ケインの歌声に癒されました。
マイルズ・ケインは、キャリアを積み重ねて行く程に、'60年代中頃のキンクスのレイ・ディヴィス風の声質に似て来ているような気がします。
試しに、マイルズの曲とキンクスの曲をiPodで聴き比べますと、本当に似ていると実感してしまいます。
若干、マイルズの方がキーは高いですが。
しかしながら、あくまで似ているのであって、決して物真似ではない個性もあることは事実です。
レイ・デイヴィスは、歌い回しが、ロンドンっぽいのですが、マイルズはビートルズ風にリバプール訛りが少し入った歌い回しのように感じるのです。
ボーカリストとしてよりも、どちらかと言いますと、ギタリストとしてスポットが当たりがちなマイルズですが、私はマイルズのボーカルとしての良さを評価しています。
マイルズは、ジョージ・ハリスンみたいなタイプのアーティストで、ギタリストとしての演奏も決めますが、歌えばボーカリストとしての味わいも感じられる才能がある方だと思っています。
ジョージ・ハリスンもマイルズ・ケインも、リバプールに縁があり、インタヴューも歌も、2人共にリバプール訛りの英語を感じさせますからね。
ひょっとしましたら、リバプール訛りの歌い回しは、ロックに良い化学反応を与えているのかも知れません。
1月19
1月18
1月17
今年の前半は、ライブの予定のオンパレードです。
そう書きますと、まるでミュージシャンみたいですが、私はただのロック・マニアです。
まず1月末にジェフ・ベックのライブです。
次に3月にダムドのライブ、4月はポール・マッカートニーのライブを控えています。
ジェフ・ベックのライブは2回目で、ダムドは4回目、ポール・マッカートニーも4回目となります。
いや本当に、こんなに素晴らしいロック・レジェンド達のライブを、立て続けに聴ける私は、幸せ者です。
よく私は、『どうやってチケットを取っているのですか?』不思議がられます。
それには、コツがあります。
大手のチケット販売会社やプロモーター、例えば「ぴあ」や「eプラス」、「クリエイティブマン」、「ウドー」などの複数のHPを、自分のPCにブックマークを付けておきます。
そして、それらのHPに全て会員登録して、メールを配信を希望します。
そうすれば、黙っていればメールが届いて来るので、メールチェックをした際に、自分が好きなアーティストのライブが一目瞭然で分かることになります。
そして、ここが一番重要なのですが、自分が好きなアーティストのライブを「プレリザーブ」で申し込みます。
プレリザーブとは、先行抽選のことで、チケット発売日前にチケットを抽選で獲得することが可能になります。
私は、過去に1回だけプレリザーブから外れた時はありますが、メールチェックを利用して、早めにネット上で予約をしますと取れてしまうようです。
なので、いつも私はチケット発売日前に、チケットを入手することになってしまいます。
私は、なぜかライブのチケットを取ることだけは得意なようです。
The Whoのドキュメンタリー映画としては、4作目にあたる"Lambert&Stamp"を観ました。
しかし、今回はThe Whoは主役ではなく、彼らの2人のマネージャー、キット・ランバートとクリス・スタンプが主演です。
キット・ランバートは、父親が英国の作曲家・指揮者であるコンスタント・ランバートにあたります。
風貌は、いかにも上流階級出身者ですが、一癖ありそうな人物に見えます。
クリス・スタンプは、兄は英国の俳優のテレンス・スタンプの弟にあたります。
風貌は、いかにも芸能業界関係者のようなオシャレな"業界人"に見えます。
キット・ランバートは、ケンブリッジ大学を卒業後、パリで映画を学んで映画業界に入り、ADになります。
クリス・スタンプは、素行が悪く、兄の助言で映画業界に入り、やはりADとなります。
意気投合した2人は、ADではなく監督となるべく、相談を始めます。
そして、ロック・バンドのサクセス・ストーリーを映画化するというアイデアに至ります。
そして、被写体を探しまわってThe Whoと出会い、2人が彼らのマネージャーとなる所から始まります。
このドキュメンタリーを観て、感じた所は、キット・ランバートの優秀さです。
ケンブリッジ大学卒の語学力を生かして、ドイツやフランスのテレビのインタビューに、流暢なドイツ語やフランス語で受け答える場面が、何度も流れて来ます。
そして、父親から譲り受けた音楽的素養から、ソングライティングやステージ演出、そしてアルバムのプロデュースまでしてしまいます。
このドキュメンタリーで、印象的な場面は、初期のThe Whoの音楽は、ソングライターのピート・タウンゼントとキット・ランバートによって成立していたという下りです。
対するクリス・スタンプは、アイディア満点の精力的なマネージャーで、ライブの度に楽器を破壊して、赤字に陥っていたバンドの財政に対して、様々な方法で金を工面して支えて行きます。
しかしながら皮肉にも、キット・ランバートは、大ヒットしたアルバム"Tommy"で富と名声を得たことが災いし…。
あまりストーリーを書きますと、まだ観てない方がガッカリしそうなのでこの辺にしておきます。
個人的には、The Whoの不思議なまでにフォトジェニックに見えるルックスや、MVやテレビの出演映像が多いのは、映画畑のキット・ランバートとクリス・スタンプの、2人の功績によるものだと思っています。
そして、The Whoの4人とキット・ランバートとクリス・スタンプの6人のジグソーパズルのピースが揃わなかったら、彼らの世界的な成功は成し得なかったと思うと、感慨深いです。
1月15
1月14
1月13
12日は、ふと何気なくビートルズの"Rubber Soul"を聴きたくなり、聴きました。
たまに、妙に聴きたくなる不思議なアルバムが"Rubber Soul"です。
ビートルズのアルバムとしては、アコースティックで、地味なアルバムなのですが、そこがまた魅力となっているアルバムです。
私が好きな収録曲は14曲中、"Norwegian Wood" 、"Nowhere Man"、"Michelle"、"Girl"、
"If I Needed Someone"の5曲です。
特に一番好きな曲は、"Michelle"です。
"Michelle"は、私が初めてビートルズの曲に感動した思い出の1曲です。
このアルバムは、ソファーに座って紅茶やコーヒーを飲みながら、リラックスしながら聴くのに適していると思います。
攻撃的な気持ちの時よりリラックスしている時に聴くと、本当に良い気分になりますね。
1月12
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