★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018富山国際現代美術展に参加。

2019年12月

イギリスの総選挙とブレグジットついて思う

Who's Last

イギリスの総選挙で与党保守党が圧勝しました。
これで、ブレグジット(イギリスのEU離脱)が2020年に実現する見込みとなりました。
いわゆる合意なき離脱は、回避出来そうです。

個人的には、ボリス・ジョンソン首相は品性に欠いて好きではないのですが、議会を解散させて総選挙をしたことは賢明だったと思います。
2016年6月23日に施行されたEU離脱に関する国民投票が、結果的に失敗に終わっているからです。

国民投票を実施したのは離脱反対派の、保守党キャメロン元首相でした。
しかし、そもそも政治に対し素人の国民に、EU離脱という重要な判断を、『直接選挙』で国民に判断を委ねたことが迷走の始まりだったと思います。

次に首相になったのは、これまた離脱反対派だった保守党メイ首相でした。
元から離脱反対派だったメイ首相が、離脱交渉に携わり、英国の議会は混乱しました。
確かに、元から離脱に対して否定的だったメイ首相だと、話は進みません。

2019年7月23日に首相になった、保守党ボリス・ジョンソン首相は、国民投票の時に離脱の旗振り役だった過去があります。
確かに、離脱派が首相になった方が、離脱交渉は明確になりそうです。

ジョンソン首相が、英国下院を解散させて総選挙をしたことは、きちんと政治を勉強した候補に国民が投票するという『代議員制度』に乗っ取った手法だと思います。
対する野党の労働党は、国民投票のやり直しを訴えて敗北しました。

世界中の人々が、3年以上に渡る英国のブレグジットに、世界中がやきもきししていましたし、英国国民はブレグジット疲れていたことでしょう。
しかし、国民投票のやり直しという『直接選挙』を訴えた労働党は、有権者は否定しました。
また、国民のせいにされたら、たまったものではないですからね。

私個人の意見としては、EU離脱は残念だと思います。
しかし、EUに居るがために19992年にポンド危機でポンドが下落して、街には失業者があふれました。
ポンド危機のような大変な事があったにもかかわらず、30年近くEUに踏みとどまったことは、素晴らしいです。
EU離脱は、やむを得ないでしょう。

イギリスと同じ島国の日本が、中国、北朝鮮、韓国と東アジア連合を組みましょうと言われたら、日本人は、きっと大反対することでしょう。
同じくイギリスは欧州ではなく、グレートブリテン及び北アイルランド連合王国なのです。

Who's Last
Who
Mca
1999-03-20



ピート・タウンゼントはソングライターとして、さらなる高みに登るでしょう!

The Who

The Whoの"Who"は、本当に素晴らしいアルバムです。
私は以前、2019年で最も良いアルバムは、エド・シーランの"No.6 Collaborations Project"と書きましたが、前言を撤回したい位です。

"No.6 Collaborations Project"は、『参加したミュージシャンが、一流のミュージシャンだったので良かった』と書きました。
しかし、そもそもThe Whoのツアーメンバーであるドラムのザック・スターキーとベースのピノ・パラディーノが、超一流の名ドラマーと名ベーシストであることが、"Who"の演奏クオリティーを上げています。
もちろん、ボーカルのロジャー・ダルトリーも後光が差す程の、カリスマ的なロック・シンガーです。
また、オアシスのアルバムでザック・スターキーと旧知の仲であるプロデューサー、デイブ・サディーとの相性も抜群であったと思います。

様々要素がありますが、何よりも最もすばらしいのは、ソングライター・ギタリストのソングライティングです。
ピート・タウンゼントが書く曲は、静から動へ揺れ動く曲と、内省的なLylicsが特徴です。

その曲調と同じように、ピートの音楽へのスタンスも、ムラがあります。
停滞した時があると思いましたら、ある日突然覚醒したように天才的な才能を発揮します。
80年代末から'90年代中頃までは、難聴を理由にライブで頑なにエレクトリック・ギターの演奏を拒み、アコースティックギターを弾いていましたが、1999年から突然何かに目覚めたようにエレクトリック・ギターを弾きまくり、The Whoのライブのダイナミズムを復活させています。

"Who"ではソングライティングで、何か突然目覚めたようにソングライティングで才能を発揮させています。
曲が全て粒ぞろいです。
ここまでのソングライティングのクォリティーは、以前のアルバム、"It's Hard"や"Endless Wire"以上だと思います。

ピートの場合は、目覚めた時の才能が尋常な位に爆発します。
アルバム、"Who"はピートのソングライティングの能力が爆発した瞬間を、真空パックされていると思います。
特に素晴らしいのは、2曲目の収録されている"Ball and Chain"です。
これぞ、21世紀型の最新ブルース・ロックだと思います。

私は、ロック・レジェンドという言葉は好きではないのですが、"Who"でピート・タウンゼントは、ソングライターとしての更なる高みに登り上がると予想しています。
ピートは、同世代のポール・マッカートニーと同等のロック・レジェンドになることでしょう!




Who
Who
Universal
2019-12-06

コレクター精神!

WHO

The Whoのファンである私。
全ての音源を複数所有している、コレクターでもあります。

The Whoアルバム、”Who”をいち早く聴くために、まずはダウンロードで聴き、次にSpotifyの配信で聴き込みました。
そして、次に日本盤のCDを購入致しました。
これぞ、コレクター精神です。

CDには、特典で小さな缶バッジが付いていました。
CDは、ボーナストラックの"Sand"が収録されていることも重要な点です。
そして、CDはダウンロードや配信よりも高音質でした。

次は、ヴァイナルを購入しようかと思っています。

マイルズ・ケインのライブの動画を観る

Miles Kane

私は日曜日は、ポール・ウェラーの曲をシャッフルして聴く習慣がありますが、最近、水曜日にマイルズ・ケインのライブ映像をYouTubeでみる習慣が出来てしまいました。
なぜなのか理由は分りませんが、それが私のルーティーンになっています。

マイルズ・ケインのライブをYouTbeで観るのは、マイルズのライブが公式に全編観れる媒体がないからに他なりません。

マイルズのバンドは、現在までソロになってから2組目となっています。
しかしながら、マイルズがフロントマンを務めたバンド、ラスカルズを含めますと3組み目になります。

それぞれのバンドの長所と短所はありますが、最初のラスカルズはベーシストの演奏がしっかりとしたバンドだと思います。
続いて、ソロになって最初のバンドは、一体感とバランス感覚が売りだと思います。
そして、3組目の現在のバンドは、ドラムがしっかりとした演奏で、マイルズのギターの音を引き立たせるバンドだと感じます。

どのバンドが良いか、好みは分かれると思いますが、その時々のマイルズのキャリア、声質とギター・テクニックによってバンドのメンバーも対処しなければなりません。
特に最近はマイルズのギターが強烈になり、声もハスキーになっている傾向ですからね。

個人的には、2組目のソロになってから最初のバンドが、バランスと一体感において好きです。
下の動画は、その2組目のバンドの演奏です。



COLOUR OF THE TRAP
MILES KANE
COLUM
2011-05-06



朝焼け

kesiki

10日は5:35に起床しました。
冬至が近付き、日の出が遅くなり続けています。

上の写真は、ビルの谷間に、薄らと朝焼けが見える光景です。
時間にして、6:00過ぎです。

夕焼けではないですよ。

氷点下6℃でもライダースジャケットに挑戦!

ライダース

私は夏以外は、ほぼ毎日ライダースジャケットで過ごします。
レザーのライダースジャケットは、快適に着ることが出来る時期が、春や秋などの短い期間に限られる、厄介なアイテムです。
しかし私は出来るだけ、年を通して長く着れるように、果敢に挑戦しています。
特に、真冬でも工夫をしてライダースジャケットで通します。

9日は、最低気温が氷点下6℃でした。
通常では、氷点下6℃ではライダースジャケットは着ないと思いますが、私は着ます!

インナーは、厚手のカットソーに、私の定番であるリバティプリントのシャツを着ています。
肝心のライダースジャケットは、厚手のライダースにしています。
そして、この日は冬物の大判ストールを首に巻いています。

写真には写っていませんが、ボトムスはLeeのコーデュロイスキニーを履いています。
トップスがライダースでも、ボトムスはデニムでは無防備ですからね。
最後にハットを被れば、仕上がります。

いつものことですが、この姿で歩いていますと、驚かれます。
特に早朝ではね…。

三毛

Cat

今日は疲れました。
これで勘弁して下さい。

『古き良き大英帝国』を謳歌しているアルバム

Something Else By

8日は、気分でキンクスのアルバムをリリース順に聴きました。
キンクスというバンドは、初期は当時としては画期的なギター・サウンドで売れたバンドです。
しかし、キンクスというバンドの面白い所は、キャリアを重ねて行くうちに、どんどん時代のトレンドから外れて行く所です。

"Something Else by The Kinks"のジャケットのアートワークは、アールヌーヴォー風で、まるで19世紀末の英国のヴィクトリア朝時代のポスター風です。
アルバムがリリースされ時は、サイケデリック・ロックの全盛期でしたが、キンクスは全くサイケデリック・ロックには接近せず、むしろ『古き良き大英帝国』を謳歌しているかのようです。

アルバムの代表曲は、"Waterloo Sunset"は、ロンドンのウォータールー橋から見える夕日と男女について歌っています。
"Waterloo Sunset"は、本当に美しい曲で、私も大好きな曲です。
Lylicsも、ソングライターのレイ・ディヴィスは詩人のように、その情景を描いています。
Lylicsから思い浮かぶ情景は、19世紀の前半に活動した英国の画家、ターナーの風景画のようです。

ターナー―モダン・アーティストの誕生
サム スマイルズ
ブリュッケ
2013-07-01







Something Else By
Kinks
Sanctuary UK
2004-06-22

"Who"は2019年という時代を反映したロックアルバムだと思います

The Who

12月7日、The Whoのニューアルバム、"Who"がリリースされました。
The Whoの新しいアルバムがレコーディングされるのかどうか、ボーカリストのロジャー・ダルトリーであっても予想が付きません。
ソングライターでギタリストのピート・タウンゼントが、新曲を書かないと、事が進まないからです。

2006年にリリースされた前アルバム、"Endless Wire"から13年間の間にロジャーは、70歳を過ぎてから、どんどんアーティスト性を高めました。
ウィルコ・ジョンソンとコラボレーションした2014年の"Going Back Home"はUK3位という記録を収め、2018年にリリースしたソロアルバム、"As Long as I Have You"はUK8位に達しました。
そのようなロジャーの活動を見て、ピートは少なからず触発は受けているかと思われます。

"Who"ですが、バンドの相棒のロジャーであっても、予想が付かないピートの創作活動の中で突如、The Whoのアルバム用に曲を大量に書いて来たことでレコーディングが進みました
事前にアルバムのリリース前に、既に冒頭の3曲がリリース済みだったので、私の中にすんなりと入って来ました。

前アルバム、"Endless Wire"にと比べて大きく違いますのは、ドラムのザック・スターキーがドラムを叩いている曲が多いことです。
("Endless Wire"の頃は、ザックはオアシスの活動にかかり切りで、1曲しか参加せず)
なので、いつものツアーのメンバーであるザック・スターキーと、ベースのピノ・パラディーノのグルーヴを堪能出来ることです。
これまでライブ盤で聴いていたグルーヴが、スタジオ盤でクリアに聴くことが出来ます。

そして、アルバムの特徴としましては、ソングライター・ギタリストのピート・タウンゼントの曲が粒ぞろいであることです。
ピートが得意とするロック・オペラな曲は、1曲もなく、どの曲もシャッフルで再生したとしても『完成型』であることです。
それは、ストリーミング配信を念頭においたことかと思われます。

近年アーティスティックな活動をするロジャーのボーカルは、まるで黒人ブルース・シンガーがような渋い声を出したり、曲によっては年齢を感じさせない高いキーで歌っていたりと、しなやかなボーカルを披露しています。

総括致しますと、"Who"は2019年という時代を反映したロックアルバムだと思います。
決して、過去の”懐かしい芸風”を再現せず、現代のThe Whoのツアー・メンバーのサウンドを披露し、時代を反映したピートが書いたLylicsも刺激的です。
そして、当世風の凝ったサウンド・メイキングも特筆すべきことだと思います。




私が選ぶ2019年で、最も素晴らしかったアルバム

No.6 Collaborations..

2019年は、まだ約20日ありますが、現時点での2019年で最も素晴らしかったアルバムについて述べようかと思います。
毎年、このBlogで1年で一番良かったアルバムについて書くのですが、いつも評論家筋からの評価をハズしてしまいます。
世界各国の辛口な音楽ライターの前で、討ち死にしてしまいます。

しかし、今年は自信があります!
今年聴いたアルバムで、最も良かったのは、エド・シーランの"No.6 Collaborations Project"です。

このアルバムのコンセプトは、エド・シーランが、各界の著名なミュージシャンとコラボレーションしたアルバムです。
良い部分は、これだけ著名なミュージシャンと共作共演しましたら、クォリティーが高いアルバムが出来ない筈がありません。
欠点は、エド・シーランらしさに欠けてしまうことです。

"No.6 Collaborations Project"で、個人的に好きな曲は、カントリー界のSSW、クリス・ステープルトンと ブルーノ・マーズと共作共演した"Blow"です。


バリバリにロックな曲調が、私のお気に入りです。
クレジットを見ますと、このヘヴィーなギターを弾いているのは、ブルーノ・マーズであるそうです。

毎年、この企画をBlogで書きまして、私自身の審美眼が問われるようなチャレンジになっていると思います。
果たして、私の予想が世界の辛口評論家と合致するのかどうか、年明けに、乞うご期待です。

No.6 Collaborations..
ed Sheeran
Atlantic
2019-07-12

気まぐれギャラリー
『シャキーンとした猫』
2019年

ギャラリー用
Archives
  • ライブドアブログ