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サマーソニックの2日目のトリは、アークティック・モンキーズです。
平均年齢22歳というサマーソニック史上最年少のメインアクトだそうです。

千葉マリンスタジアムは日が落ちて、すっかり暗くなっています。
アリーナもスタンドもほぼ満員の状態です。

そこへ登場したのが、ボーカル及びギターのアレックス、ギターのジェイミー、ドラムのマット、ベースのニックの登場です。
大抵のメインアクトは、予定の時間より大幅に遅れて始まりますが、殆んど予定の時間から始まりました。

聴いてみますと、タイトな演奏でロックバンドとして非常に上手いです。
驚いたことに、舞台上にはアンプとキャビネットしか置いてなく、いわゆる舞台装置は何もありませんでした。

あまり待たせずに演奏を始めることや、バンドとして上手いこと、舞台装置がないことは、ストイックで好感が持てました。
また、曲間に余計な喋りを入れずに黙々と轟音を演奏していきます。

私は彼らのアルバムを全て聴いてますが、ライブで改めて聴くと、非常に転調が多いことに気が付きます。
その転調も独特の間合いでやるので、恐らく彼らの曲のカバーは難しくて出来ないでしょう。

ライブの合間に、アレックスのギターとボーカルだけの部分を注意深く聴いてみると、どうも独特の間合いはアレックス独自の感覚で、他のメンバーがついてきている様に感じました。

彼らはアルバムをまだ2枚しか出してないので、トリとしての持ち時間をこなせるか心配になってきました。
特に人気な曲を終える度に持ち歌がなくならないかとも、心配になりました。
それでも何とかこなし21時には終了出来ました。

※この記事は2017年2月11日に、投稿当時の原文を損なわない程度に、修正致しました。