昨日は、アトリエ彩園子での制作です。少し朝早くから来て制作開始する予定でした。しかし思いの外、寒くて、部屋が暖まるまで、始める事が出来ませんでした。暖房は、旧式の丸い円柱型の石油ストーブです。マッチで火を付けるんですよ。そのうち、大宮政郎先生が到着し、現代アート雑談となりました。60年代の10年間、日本の芸術界は、アクション・ペインティング(肉体的な動作で絵の具をぶちまけ、偶発的効果を狙った抽象画)全盛の時代だったそうです。それを考えたら、現代の芸術界の方が、保守的な気がします。今日の大宮先生の話では、個人的には、ボクシング・ペインティングの篠原有司男さんのアメリカ渡航後の苦労話が興味深かったです。58d9a2e7.jpg初公開です。ここが、アトリエ彩園子のアトリエ内部です。丸い石油ストーブと、木製の椅子が時代を感じさせます。9855489d.jpg前日制作した作品をイーゼルに、セッティングしました。このイーゼルも古めかしいです。一体、このイーゼルで何枚の絵が描かれたのでしょうか?
991f66e5.jpg大分、色が増えていきました。まっすぐなストライプは、マスキングテープを貼って、塗りました。マスキングテープは、画材屋さんに置いてある、お洒落な物より、ホームセンターのペンキ売場に置いてある、ゴツいマスキングテープが好みです。そして、絵に生命を吹き込みたいので、早めに眼に色を入れました。