私の愛車、ピーターラビット号(ローバーMGF)は、2月初旬に車検を受けてから、故障知らずでした。この日も、幹線道路を軽快に飛ばしていましたが、そのうちに、計器盤にハンドルマークの警告が出現しました。
何だろうと思って車を止めようと、速度を落とすと妙にハンドルが重たくなってきました。
そんな所で、パワステの故障であるとピンと来ました。

そのまま放っておいて良いものかと思って、説明書を読むと、『そのまま走っても支障ありませんが、早めにサービスへ行って下さい』と書いてあったので、そのままディーラーに直行する事にしました。ピーターラビット君の故障が多いため、ディーラーの方々は、もう顔馴染みです。

車を何台も買いに行って、顔馴染みになるのではなく、よく修理に出すので、顔馴染みになったのです。
ディーラーの工場で調べてもらい、ヒューズの異常で警告が出るのかもしれないと言われ、直してもらいました。
そして、ディーラーの方々にお礼と挨拶をして、出発しましたが、その10分後に、また警告が出て、パワステが効かなくなりました。

そのままでも、運転は出来るのですが、何となく嫌な予感がします。予感は的中し、今度はスピードメーターが動きません。
再びディーラーに、とんぼ返りです。
そんな短時間で戻ると、ディーラーの方々は驚愕の表情です。

『また何かあったんですか?』と、聞かれたので、事情を話してまた工場に入ります。
調べてもらうと、スピードメーターのケーブルが、錆び付いて破損しているとの事です。

スピードメーターが低速になると、パワステを作動するように設定されているので、パワステとスピードメーターは切っても切れない関係にあるのです。スピードメーターメーターのケーブルを注文して、そのまま重ステのまま乗り続けることにしました。
見かけは、ピカピカで、傷一つない車ですが、見えない所で傷んでいるのですね。

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ボディーがピカピカでも、その内部は痛みが進んでいる事が判明したピーターラビット君です。駐車場の番号、『4』も不吉な感じがします。

※この記事は2019年4月24日に、投稿当時の原文を損なわない程度に編集致しました。