展示作業も終了しました。
ほっと一息です。
でも、展示した途端に作品の欠点など、後悔の念に駆られて次のステップを考え始めます。
なぜか作品は、完成した途端に気持ちが離れてしまいます。
今回、3枚を油絵、日本画、アクリル絵の具というラインナップにした理由は、『ちょっとした皮肉』です。
世間一般の雑談で、絵をやっていると言うと、『へえー、油絵ですか?』と必ず聞かれることへの『ちょっとした皮肉』です。
ましてや、コンテンポラリーアートについて話そうものなら、『分からない』で会話が終わってしまいます。
それは、それで仕方ないことなのですがね…。
でも、この3枚の作品が、全て違う画材を用いて制作されたとは、説明されるまで気付きません。
結局、そこから浮かび上がるのは、『制作者の個性』であって、画材は、そんなに関係ないことが分かると思います。
何だか画材屋さんが喜びそうな展示方法ですね。eb089d27.jpg