Radiohead(レディオヘッド)のライブに行ってきました。
場所は大阪市中央体育館です。
そのために、わざわざ大阪まで行ったのです。
えらくマイナーな会場だと思いましたら、行ってみたら、数千人は入りそうな大きな会場でした。
会場は、アリーナ部分がスタンディングで、スタンド部分が椅子席という構造になっています。
私は、予めチケットを購入した時、長旅になることを計算に入れて、スタンド席にしておきました。
会場の、お客さんの年代は20代が大部分で、レディオヘッドと共に年齢を重ねた層は、むしろ少数派です。
それは、レディオヘッドがキャリア15年にして懐かしのバンドにならず、現役バリバリのバンドであるあかしです。
実は私は、レディオヘッドのライブはもう4回目なのです。
私の中では、海外のバンドで、最もライブに行った回数の多いバンドということになります。
今回のライブは、それまで3回のライブと違って、ステージ上にあった、巨大なビンテージの電子楽器がありません。
そのためか、今回の彼らの演奏は、極力打ち込みを使用せず、バンドの生音を生かしたライブでした。
サウンドも、以前の冷たく機械的な感じから、人間的で肉感的なサウンドに変化しています。
曲目は、去年リリースした新しいアルバム、“In Rainbows”から中心に構成されていきます。
この、“In Rainbows”というアルバムが、肉感的なアルバムなので、彼らの演奏も変化したのでしょう。
レディオヘッドは、ライブへ行く度に、どんどんスターになっていく感じが私はするのですが、今回も私はそれを感じました。
もはや、スターを通り越して、何か高尚な芸術家の領域にたどり着いたような気がします。


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