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ロックファンでは、同じバンドで、フロントマンが2人いる場合、どちら派か、別れてしまう現象があります。
それは、ファン心理のゆえ、仕方ないことです。
例えば、ビートルズだったら、ジョン派かポール派になるし、ピンクフロイドだったら、シド派かウォーターズ派になります。
クラッシュだったら、ストラマー派かミック派、ダムドだったらヴァニアン派か、キャプテン派になると思います。
最近の話では、オアシスが解散し、弟リアムが、残ったメンバーでビーディー・アイを結成し、兄貴のノエルはソロに向けた活動が本格化し、リアム派かノエル派か、今後ファンは別れてしまうことでしょう。

私が好きな、ザ・リバティーンズにしてもしかりです。
ピート・ドハーティー派かカール・バラー派に分かれます。
リバティーンズの場合、ピートとカールは曲を共作し、どちらボーカルを取るので、ビートルズのジョンとポールのような対等の関係です。
そのため、ピート派とカール派は、はっきりと分かれると思われます。
私は断然カール派です。
それは、単純にピートがヘヴィーなドラッグ常習者の困り者だからとか、そんな単純な問題ではなく、その声質とリバティーンズとしての活動休止中の各自の活動の違いからです。
ボーカルの声質は、ピートがヘナヘナな感じがするけど、カールの方が明瞭で聞き取りやすい感じがします。
これは、リバティーンズがリアルタイムで活動している時から、そう感じていました。
リバティーンズとしての活動休止後、ピートは、ベイビーシャンブルズで活動し、カールはダーティ・プリティ・シングスで活動しました。
これら、活動休止後のキャリアでは、ベイビーシャンブルズより、ダーティ・プリティ・シングスの音の方が、私の趣味に合います。
これは、好みの問題だから仕方ないです。
世間の知名度においては、ピート・ドハーティーが、パパラッチの餌食になるような、そのお騒がせな行動や、モデルのケイト・モスと付き合っていたことなどから、知名度が高い傾向です。
でもここで、私がBlogに書くことによって、カールの知名度が、少しでも高くなれば良いと思っています。
ちなみに、ピートのベイビーシャンブルズのアルバムは、最高位UK5位で、カールのダーティ・プリティ・シングスが最高位UK3位とどちらも才能がある方々だと思います。

上の写真はカール・バラー。