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最近、かなり久しぶりにスタイル・カウンシル(The Style Council)の
“コンフェッション・オブ・ア・ポップ・グループ (Confesstions of A Pop Group)”を聴きました。
スタイル・カウンシル、通算4枚目のアルバムで、結果的に彼らの最後のアルバムになったいわく付きのアルバムです。
リリース当時、CDを聴いた後、私はガッカリして、スタイルカウンシルの失敗作だと思いました。
ポール・ウェラーは、一体どうしてしまったのかと…。
また、批評家も、当時このアルバムを酷評していたので、そんなメディアの影響もあり、完全に私の中では“コンフェッション・オブ・ア・ポップ・グループ ”は失敗作だと思い、『二度と聴くものか』と思いました。
でも、私はその当時、パンク・ロックが大好きな小僧だったので、大人の魅力たっぷりな、このアルバムを聴いても、その良さが分かる筈もありません。

先日、思いつきで、このアルバムを聴いてみた所、その良さに目から鱗が落ちました。
その良さに気付いたに気付いたのは、私自身が大人になったことと、時代がようやく彼らに追いついたからでしょう。
スタイル・カウンシルは、当時何でも最先端の音楽的アプローチをしていたユニットですが、最先端過ぎて誰も理解できなくなってしまったのでしょう。

それを考えると、ポール・ウェラーは、とんでもない才能の持ち主のように感じてしまうのです。

Confessions of a Pop Group
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