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故障が多いピーターラビット号(MGF)に乗っているので、車の故障には慣れています。
でも、今回は買って1年もしないウェラー号(フリーランダー2)が故障して精神的に応えました。
実際、結構高い買い物だったことも含めてです。

4日に車に乗った際、猛暑の中、『妙にエアコンが効かないなぁ』と思っていました。
車内の通風口からは熱風しか出てきません。
走行距離が短いから冷えないのかと思い走っているうちに、水温計の上に赤いランプが付きました。
水温計もMax!

これは、まずい!
修理に出さなければと思いました。
ディーラーまでは車で約20分の距離です。
何とか辿りつけるか…。

そして、何とかディーラーの約1Km手前まで来て、信号待ちをしていたのですが、エンジンルームから黒い煙が吹いてしまったのです!
信号が青になった時点で、左折して路地に入り、ついにリタイアです。
車を停めた後も暫く黒煙はボンネットの隙間からボンボン吹き出し続け、地面には、赤い液体が流れてきました。
この赤い液体が危険なオイル系の物ではないかと思い、思わず車体から離れてしまいました。

ディーラーまで遠くないので、電話をかけたところ、『今、車載車が出て行ってないので無理』というずっこけた回答でした。
仕方ないので、JAFに電話をかけました。
JAFが到着する30分間、暑かったです!
真夏の午後1時です。
灼熱地獄の中での30分間は、長いです。
幸い、近くに自販機を発見したので、スポーツドリンクを飲みながら待ちました。

JAFが到着すると、まず赤い液体について聞きましたが、冷却水だと教えて頂いて安心しました。
JAFの方の推測では、何かのホースから冷却水が漏れてオーバーヒートしたのではないかとのことです。
そして、ウェラー号を、レッカー車でディーラーに運んでもらいました。
ディーラーに着いた時、工場長の渋い顔が印象的でした。
そして、やはりディーラーでも、恐らくホース系の故障ではないかと言われました。
その後はディーラーの方にマンションまで送って頂きました。

フリーランダー2は、これまで故障らしい故障はなく、『英国車らしくない。英国車も進歩したなぁ』と思っていましたが、『やはり英国車だったのか!』というのが現在の私の心境です。

今考えてみれば、オーバーヒートのランプが着いた時点で、最寄りの駐車場に停めて冷やしておけば良かったと、私も反省しています。