CD

27日は、初期のポリスのライブ盤とエルビス・コステロ&ジ・アトラクションズのライブ盤を続けて聴きました。
どちらもパンクなライブです。

しかし、ポリスもエルビス・コステロ&ジ・アトラクションズもパンクとしては、かなり捻りを加えたバンドです。
パンクなバンド特有の、エネルギッシュかつスピード感があるライブである共通点はありますが、表現の仕方は、まるで違います。

ポリスは初期から、レゲエ風のサウンドのギター・ロックを目指していることが分かります。
エルビス・コステロ&ジ・アトラクションズは、メロディアスでオルガンの音がバンドのサウンドの要になっていることが分かります。
どちらが良いかは、好みで分かれる所かも知れません。

ポリスのスティングは、ポリスを結成する前にジャズ・バンドでベースを弾いていた経歴があります。
そして、エルビス・コステロの父親はプロのジャズ・ミュージシャンで、幼少期に音楽に囲まれた生活を送っていました。
この2組のバンドは、ルーツを辿るとジャズに行き着く所が興味深い所です。
パンクとジャズ。
全く関係ないように見えて、実は関連深いのですね。