keiki

日本のデフレは一向に改善しません。
消費者物価指数は5か月連続マイナスです。

デフレ脱却がアベノミクスの命題ですが、焼け石に水です。
物価が安くなるのは良いのですが、回り回って個人の給与が安くなっていては意味がありません。

個人的に思いますのは、現在のデフレは、高齢化社会が原因だと思います。
定年退職した方は、年金では、とても生活するのは困難で、高齢者が若い頃から貯蓄していた貯金を切り崩している方が生活していますので、高齢者からすると現金や預金の価値が上がり、物の値段が下がるデフレーションの現象は、喜ばしいことです。
ただ、物価が下落しますと、現役で働いている世代の給与が下落することになってしまいます。

ぶっちゃけ、デフレは高齢化社会が改善するまで解消は、無理ではないかと個人的に思ってしまいます。

政治も高齢者が多数で、若年の有権者が少ない人口構成になりますと、民主主義そのものの存在意義も危うくなってしまいます。
高齢の年金生活者の票が多くなってしまい、現役で働いている世代の声が届かなくなってしまう危惧が生じてしまうかも知れません。
民主主義は、高齢化社会を前提に考えられていませんからね。

経済は、私にとって苦手な分野ですが、日本のデフレの原因を上記のように考えています。
高齢化社会は、今後ずっと続きますので、デフレもずっと続くのではないでしょうか?