The Kids Are Alright

24日は、車の中でも、家の中でも、終日The Whoを聴いていました。

The Whoは、なぜか日本人への受けが悪いバンドです。
昔より大分増えたとは言え、まだまだ日本人のファンは少ないです。
なので、The Whoを聴いていたとしても、多くはベスト盤止まりで、私のように聴いたことがない音源が殆どないという大ファンは、珍しいかと思います。

実は、ベスト盤に収録されていない曲でも、ファンには大人気の曲が多数存在します。
それは、ソングライターでギタリストのピート・タウンゼントが、優秀だったからに他なりません。

そして、名ドラマーのキース・ムーン、名ベーシストのジョン・エントウィッスルが、更に楽曲の魅力を引き出しています。
ボーカルのロジャー・ダルトリーは、シャウトしつつも、どこか神経質なボーカルで、ピートが書いた哲学的なLylicsに独自の世界観を与えています。

The Whoの音楽的な魅力は、この4人が欠けると成立しません。
その真髄は、『繊細な少年の揺れ動く心を表現しているバンド』かと思います。

ファンしか知らないようなThe Whoの隠れた名曲が、いつしか世間に認知されることを願ってやみません。