Piper at the Gates of Dawn

前日にピンクフロイドを聴きましたら、何か頭の中にスイッチが入ったかのようにピンクフロイドを聴きまくるようになりました。
ピンクフロイドの主導権を握ったメンバーは、初期はシド・バレットで全盛期はロジャー・ウォーターズになり、最後はデヴィッド・ギルモアになりました。

これは、個人的な好みかと思いますが、私が好きなピンクフロイドは、シド・バレットの時代です。
シド・バレットのソングライティングは、ファンタジックで素晴らしいです。

そして、シド・バレットのボーカルも個性的な響きがあり、大好きです。
blurのデーモン・アルバーンのボーカルは、明らかにシド・バレットの影響を感じさせられると思います。

シド・バレットは間違いなく、ピンクフロイドのメンバーの中では、最も極彩色に光り輝くロック・スター的な存在だと思います。
BBC 1のライブの映像でも、その神々しいまでカリスマ性を感じられるパフォーマンスを披露しています。

しかしながら、パフォーンマンスを終えてインタビューになりますと、司会者はメインのシド・バレットを差し置いて、まずロジャー・ウォーターズに話しかけ、シド・バレットは置いてけぼりになって行く様子が伺えます。
シド・バレットが口下手だったことを、司会者が配慮したことかと思いますが、この頃から、じわじわシド・バレットの病魔が蝕んでいたことが伝わります。