★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018富山国際現代美術展に参加。

Miles Kane

マイルズ・ケイン×フレッドペリーの最高傑作

Mailes Kane

私の記憶が正しければフレッドペリーは、2017年のAWシーズンから、マイルズ・ケインとのコラボ商品を発表していたと思います。
以後、毎シーズンに渡りコラボレーションしているので、もう5シーズン目に入るかと思います。
マイルズ・ケインとフレッドペリーのどちらも大好きな私は、コンスタントに購入して来ました。

そして、ついにマイルズ・ケインとフレッドペリーのコラボ商品の、最高傑作に出会いました!
上の写真のフェイクファーのピーコートです。
私はファッション好きですが、本当に素晴らしい仕上がりになったと思います。

Miles Kane

まずは、表生地は黒いベロアで出来ています。
そして、襟から裏地にかけては、黒いフェイクファーで仕立てで、着ると凄く暖かいです。
同じ黒で分かり難いかと思いますが、上の写真でベロアとフェイクファーの境目を撮影致しました。

Miles Kane

そして、フレッドペリーと"Miles Kane"のタグを撮影致しました。
ゴールドのチェーンが、マイルズを連想させます。

ちょっと値段は張りましたが、"最高傑作"なので、大切に着ようかと思っています。

マイルズ・ケイン、努力のサクセス・ストーリー

Rascalize

4日は、終日マイルズ・ケインの全音源を聴いていました。
マイルズの活動を見ますと、まさに努力の人に感じられます。

マイルズは、リバプール近郊の人口約30万人都市、ウィラルの出身です。
ウィラルのマージー川を挟んだ対岸に、リバプールがあります。
ウィラルからリバプールは、車で20分と、まさに近郊です。
ちなみに、リバプールは人口約47万人都市です。

リバプールとウィラルのエリアはマージー川を挟んで、約80万人近い人々が居住する人口密集地帯であることが分ります。
マイルズは18歳の頃からギターを担いで、リバプールまで行ってリトル・フレイムスという女性ボーカルのバンドで、リード・ギタリストとして活動していました。


リトル・フレイムスの"Goodbye Little Rose"はMVとして、公に映像で初めて登場したマイルズが撮影されています。
殆どボーカルのエヴァさんを中心に撮影されていますが、マイルズはバンドの中で、一歩前に出てコーラスを入れて、当時からバンドでは目立っていたことが分ります。

転機は21歳の時に訪れました。
マイルズはリトル・フレイムスのベーシストとドラマーと共にザ・ラスカルズというバンドを組み、リード・ボーカル&リード・ギター、そしてメインのソングライターとして、まさにフロントマンとして活動するようになりました。


次の転機は22歳の時で、リトル・フレイムスとザ・ラスカルズで、アークティック・モンキーズのオープニング・アクトを務めた縁で、アークティック・モンキーズのフロントマンのアレックス・ターナーとバンドを組みました。
それが、ラスト・シャドウ・パペッツです。


2人のフロントマンからなるラスト・シャドウ・パペッツは、セールス及び評論家筋の双方で大成功を収め、やがてマイルズはロンドンに住むようになり、ザ・ラスカルズは消滅しました。
その後はソロ活動を始めるようになり、ノエル・ギャラガーやポール・ウェラー、アンディ・パートリッジなどのUKロックの大物と共作し、成功を収めるようになりました。

XTCのアンディ・パートリッジとソングライティングで共作した、"Better Than That"はマイルズの代表曲の1曲となりました。

そして、現在はロサンゼルスに拠点を置いて活動をしています。
ウェラルからリバプールへ、リバプールからロンドンへ、ロンドンからロサンゼルスという人生は努力で勝ち得た成功なのだと思います。


"Loaded"のロサンゼルスの夜景をバックに歌うマイルズは、リトル・フレイムスやラスカルズのようなローカルなインディ・ロックのバンドで活動していたことなど、想像も付きません。

Rascalize
The Rascals
Deltasonic / Hostess
2008-07-08

マイルズ・ケインが人々から愛される理由

Blame It On The Summertime

6日は、終日マイルズ・ケインの曲を聴いて過ごしました。
正直、マイルズ・ケインの曲を聴きますと、現代がギター・ロック不振の時代であることを忘れてしまいます。

マイルズは音源に関して、決して売れっ子のミュージシャンではないですが、ツアーでは本国英国で、チケットが軒並みソールドアウトという人気振りです。
まぁ、現代の音楽が音源で収益を稼ぐのではなく、ライブででの収益が主となっているので納得です。

実際に、その活動は2011年以降は、途中でラスト・シャドウ・パッペツでの活動を挟みつつ、何かしらの新曲をリリースしたり、ライブ活動をし続けています。
その勢力的な活動に、目を見張るばかりです。
まさに、2010年代を生きる現代的なロック・ミュージシャンだと思います。

また、マイルズは同世代やミュージシャンだけでなく、大御所ミュージシャンからも信頼が厚く、幅広くコラボレーションをしていることも特徴です。
インタビューの動画を観ますと、そのオシャレなルックスとは対照的に、ゲラゲラと大笑いして屈託のない笑顔を見せる所が、愛されている証拠なのだと思います。

スペインのイビザ島で撮影された、"Blame It On The Summertime"のMVでも、マイルズのゲラゲラ笑う声が最後に収録されています。
イビザ島と言えば、世界で最高峰のクラブ・ミュージックの聖地なので、マイルズはMV撮影の前後にはクラブに繰り出していたと思われます。
それも、ミュージシャンとしての勉強ですからね。



3ヶ月未満で新曲を2曲もリリースしたマイルズ・ケイン!

Blame It On The Summertime

2019年6月12日に"Can You See Me Now" をリリースしたマイルズ・ケインです。
すると、今度は2019年9月4日に"Blame It On The Summertime"をリリースしました。
まだ3ヶ月も経っていないのに、新曲を発表するとは、マイルズのクリエイティブな才能が充実している証拠だと思います。

私は事前にマイルズのInstagarmで、9月4日に"Blame It On The Summertime"のリリースを告知されていましたので、Spotifyで予約しまして、9月4日の朝起きてすぐに聴きました。
本当に、便利な時代になったと思います。

"Blame It On The Summertime"を最初に聴いた感想は、マイルズの個性的なギターの音色の主張がないことに気付きました。
よく聴きますと、イントロで少し個性を披露し、リズム・ギターで控えめに主張しています。

曲そのものは、『グラムロック+ビーチ・ボーイズ+マイルズ節』といった所でしょうか?
Lylicsは、最近のマイルズの曲に多い、未練がましい失恋ソングです。
恋愛に関し開放的なイメージを持つ夏を、"Blame It (非難する)"ですからね。

"Blame It On The Summertime"をリリースしたタイミングが、真夏の8月ではなく9月であることもポイントかと思います。
"夏を非難する"という曲で、ビーチ・ボーイズ風な曲調を演奏することで、皮肉っぽく聴こえる所が、マイルズのイギリス風の皮肉や、キンクスの影響なども感じられます。

"Can You See Me Now"と"Blame It On The Summertime"は、アルバム"Coup de Grace"と作風が同一であることから、アルバムのアウトテイクのようにも聴こえますが、新たにレコーディングした曲である可能性も否定出来ません。
その真実は、時間が解決してくれるかと思います。

いずれにしましても、アルバム未収録の曲を年に2曲もリリースするのは、マイルズのキャリアで初めてのことなので、マイルズの創造性が高まっていることは、否定できません。

下のYouTubeで、"Blame It On The Summertime"を聴くことが出来ますが、曲がリリースされたばかりで、まだMVは出来上がっていないようです。




マイルズ・ケインの心の叫び

Everything You’ve Come To Expect

もはや、マイルズ・ケインのマニアになっている私です。
マイルズの曲の魅力は、サイケデリックな音色のギターもさることながら、その歌声も魅力があると感じています。
私自身、近頃は歌声にカリスマ性をも感じています。

そんなマイルズのの曲で名唱は、2016年にリリースされたラスト・シャドウ・パペッツの"Everything You’ve Come To Expect" の"Bad Habits" だと思います。

以前のマイルズは、オシャレでイケメンなロック・ミュージシャンとして認知されていました。
なので、ライブ会場の動画では、男女比では女性が多い傾向でした。
女性達が、目をハートにしてマイルズを見詰める動画を多数観ることが出来ます。

しかし2016年頃に、坊主頭で無精髭を生やし、ジャージ姿で登場してファンを驚かせました。
そして、これまででは考えられないような枯れた声で、吐き棄てたようなシャウトで歌っています。
MVでは、これまでの優男なパブリック・イメージを捨て、坊主頭で恫喝するチンピラに見えてしまいます。

最初は、この大胆なイメージ・チェンジに、最初は私も困惑しましたが、聴き込むと、そのシャウトが胸に突き刺さるようになりました。
そのLylicsは、若い少女に悪癖(Bad Habits)を持った男が、近付いているさまを歌っています。
女性にとっては、ちょっと恐いLylicsかも知れません。

女性ファンが多いマイルズが、まさに捨て身で叫んでいるように感じます。
『自分は、そんなにイイ男ではない。悪癖を持った男なんだ』と。
ジョン・レノンにとっての、"Help"みたいな位置付けの曲だと、私は感じています。

しかしながら、結果的にマイルズのボーカルの代表的な曲となりました。
ラスト・シャドウ・パペッツのユニット活動が終了した後、マイルズはアパレル活動に力を入れて、オシャレなソロ活動を再開するようになりました。

現在、マイルズは大人の男のセクシーさが増して、相変わらず女性ファンが多い状況です。
私も、日本で女性に現在のマイルズの動画を観せますと、『オシャレ』、『素敵』、といった声を聞きます。
女性にとって、マイルズは世界的に共通して魅力的な男性に見えるようです。



Everything Youve Come To Expect
Last Shadow Puppets
UNIVERSAL MUSIC
2016-04-01

ベンシャーマンのスーツを愛用する、私が好きなモッズな曲達

Liberty

私は、ベンシャーマンのスーツを愛用しています。
ベンシャーマンはモッズ・ファッションの代表的なブランドです。

そんな私が愛する音楽は、モッズ系のアーティスト達です。
The Who、ポール・ウェラー(ザ・ジャム、スタイル・カウンシル、ソロ)、マイルズ・ケイン(ラスカルズ、ラスト・シャドウ・パッペッツ、ソロ)です。

我ながら、分かりやすい趣味ですが、この3組で、1960年代〜2010年代のUKロックの全時代を網羅出来るので不思議です。
これから、1960年代以降のDecadeに1曲ずつ、紹介して行こうかと思います。

やはり、一番好きなバンドはThe Whoです。
'60年代にリリースされた"Subustitute"は、後年のロックに影響を与えた偉大な曲です。



'70年代の曲は、ザ・ジャムでしょう。
"The Eton Rifles"は、ポール・ウェラーのソングライティングのスタイルが、完成しつつあった時代だと思います。


'80年代はスタイル・カウンシルだと思います。
"Solid Bond In Your Heart"は、モロにモータウン風の曲調である軽快な1曲です。


'90年代はポール・ウェラーのソロが見事です。
ちょっとポール・ウェラーに依存し過ぎでしょうか?
それだけ、ポール・ウェラーが長年に渡り、安定した活動であったことを裏付ける証拠だと思います。
"Hung Up"は、ロック風のサウンドでありますが、美しいメロディが、私のツボに入ります。



'00年代はマイルズ・ケインとアレックス・ターナーのラスト・シャドウ・パッペツです。
"The Age Of The Understatement"は、スコット・ウォーカー風の曲を、20代の若者達がソングライティングし、レコーディングしていることに当時は驚きました。


そして、'10年代はマイルズ・ケインのソロですね。
"First of My Kind"は、モータウン風のサウンド作り込みが素晴らしい曲だと思います。


改めて聴きますと素晴らしい曲ばかりです。
どの曲も、問答無用の名曲を並べたつもりです。
ただ、他の方が聴いたら、何と思うか伺い知ることは出来ません。

このMVを私も、ぶっ続けで観てみましたが、どれもメンズのファッション誌のようにオシャレであることと、モータウン風のリズムとメロディがポイントだと感じました。

シングル攻勢が凄まじいマイルズ・ケイン!

Coup De Grace

2018年8月10日にマイルズ・ケインは、アルバム"Coup De Grace" をリリースします。
正直、アルバムのリリースで新しい音源は、当面出て来ないのかと思いました。

2018年10月31日にアルバム未収録の"LA Five Four (309)"がリリースされました。
"LA Five Four (309)"は、マイルズ色とジェイミーT色が半々にブレンドされた佳曲だと思います。


このMVからマイルズは、目元にグラムロック風のメイクを施すようになりました。

年が明けて2019年6月12日には、"Can You See Me Now"を、まるで不意打ちのようにリリースしています。
"Can You See Me Now"は、アルバムの他の収録曲と同傾向で、グラムロック調のギターが魅力の曲となっています。


"Can You See Me Now"は、アルバムに収録すると、グラムロック色が強すぎることになるので外したのでしょうか?
それとも、新録なのでしょうか?

しかしながら、アルバム未収録のシングル攻勢が凄まじいマイルズだと思います。

Coup De Grace
Miles Kane
Virgin
2018-08-10

マイルズ・ケインのボーカルにハマった日

Don't Forget Who You Are

23日は、終日ロックを聴いて過ごしました。
様々アーティストの曲を聴きましたが、この日は、なぜかボーカルの声に、私自身のベクトルが向いてしまいました。

そして、この日の気分にボーカルの声の声質がハマったアーティストは、マイルズ・ケインでした。
なぜか理由を聞かれても分りません。
その日の気分ですからね。

でも、きっとカリスマ性を感じさせるボーカリストなのだと思います。

その歌声は、英国がロック黎明期であった時代のスキッフルのスター、ロニー・ドネガンをも連想させます。
ロニー・ドネガンの、その鼻にかかった甲高い歌声は、ジョン・レノン、レイ・ディヴィス、ジョン・ライドン、リアム・ギャラガーなど、後年の英国のロック・ボーカリストに影響を与えた存在だと思います。

マイルズ・ケインは、その伝統を2010年代風に解釈している点で、やはり現代のアーティストなのだと痛感させられます。



こちらが、そのロニー・ドネガンのボーカルです。
UKロックが、ここから始まったことが、そのボーカル・スタイルの影響力で納得させられます。



Don't Forget Who You Are
Miles Kane
Colum
2015-08-08

マイルズ・ケインのボーカルに聴き入る

Rascalize

5日は、終日マイルズ・ケインを聴いて過ごしました。

マイルズ・ケインは近年、フレッドペリーとのコラボレーションで、ファッションリーダーとしての存在が定着しています。

しかしがながら、私のような以前からのファンは、個性的なギタープレイと、キンクスのレイ・ディヴィスとジョン・レノンをミックスしたようなボーカルに魅力を感じています。
おまけに、その顔立ちは、若き日のポール・マッカートニーに似ていると来ます。
出身は、ビートルズの故郷であるリバプール近郊の都市で、その語り口はリバプール訛りで、そのボーカルも時にリバプール訛りを感じることがあります。

しかしながら、近年のマイルズのボーカルは、やさぐれて枯れた感じがしまして、レイ・ディヴィス色が強くなって来ています。
そんなマイルズの声は、ボーカリストと活動し始めた初々しい時期の歌声が、澄んで良いと感じる時があります。

マイルズがボーカリストと活動し始めたバンドが、The Rascalsです。
The Rascalsの"Is It Too Late?"は、そんな初々しいマイルズが熱唱する曲です。



因みに、先ほどから『似ている』と説明しているキンクスのレイ・ディヴィスの歌声は、下の動画で聴くことが出来ます。
マイルズはギタリストなのか、ボーカリストなのか時に、その存在に迷うことがありますが、基本的にSSWなのだと思うと、納得致します。



Rascalize
The Rascals
Deltasonic / Hostess
2008-07-08

マイルズ・ケインのパーティーチューンな1曲

Coup De Grace

近頃、Googleで"マイルズ・ケイン"と検索しますと、サジェストで、"フレッドペリー"という言葉が付いて来ます。

一応、マイルズを知らない方に説明致しますと、マイルズはアパレル業界の方ではなく、ロック・ミュージシャンです。
ただ、他のロック・ミュージシャンと違う所は、私服もステージ衣装も、凄くオシャレな方なのです。

マイルズ・ケインは、とても現代的なロック・ミュージシャンで、その音楽のあり方や、ビジネスのツボを押さえています。
ロック・ミュージシャンですが、あえてバンドではなく、SSWとしてソロで活動していることも、2010年代としては旬なアプローチです。

そして、音源からの収益が薄い現代の音楽業界では、グッズ販売が物を言います。
そこで、大手アパレルメーカーのフレッドペリーと、コラボレーション商品を展開して行きます。
オシャレなマイルズには、打ってつけのビジネスですが、私の記憶だけでも3シーズンは続いているので、もはや、フレッドペリーの新たなラインと化しているようです。

そして、もう1つは、音源のリミックスで自分の曲をEDMにすることです。
現在の音楽の主流はロックではなく、EDMやヒップホップです。
確かに、現代はSNSの普及で、パーティー感覚が、もてはやされますが、ロックではパーティー感覚とは、ちょっと違うような気がします。

そのため、マイルズは過去にも何曲かEDMへのリミックスを行っていますが、"Coup de Grace" (CamelPhat remix)は、これまでのリミックスの中でも群を抜いたクオリティーです。



聴いていますと、クラブにも似合いますし、屋外のバーベキューでかけても、似合いそうです。
また、InstagramのBGMや、TikTokにも使えそうです。

リミックスを行った、CamelPhat (キャメルファット)は、マイルズの故郷であるリバプール出身の、旬な2人組DJユニットです。
この人選は、故郷を大事にするマイルズの優しさも滲み出ていると思います。

ちなみに、音源は上の写真のアルバムには収録されていないので、悪しからず。
"Coup de Grace" (CamelPhat remix)で検索し、配信やダウンロードで、聴いてみて下さい。

Coup De Grace
Miles Kane
Virgin
2018-08-10

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『シャキーンとした猫』
2019年

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