2018年のリリースから5年、マイルズ・ケインの"Coup De Grace"(クー・ド・グラース)が、私の心を掴んでいます。
もちろん、私はマイルズのファンなので、リリースしたその日から愛聴していましたが、今頃なぜなのかを説明致します。
正直、"Coup De Grace"がリリースされた時は、いきなりマイルズがグラムロックの方向に、イメチェンした事に、やや困惑していた事は正直な気持ちです。
しかしながら、リリースされて5年で、私の中では定番のアルバムとなり、馴染んで来ました。
この"Coup De Grace"の魅力は、結果的にマイルズのギターが、思う存分に楽しめるアルバムとなったのです。
加えて、懐古的なように聴こえて、実は新しくも聴こえる所も聴き所かと思います。
それは、ストリート寄りのSSWのジェイミーTとの、ソングライティングの共作と、売れっ子プロデューサーのジョン・コングルトンのサウンド作りが、新時代のロックを感じさせる所かと思います。
もう、リリースされて約5年ですけどね。
きっと、何度も聴いて、私の中で熟成されて来たのだと思います。