パニック・アット・ザ・ディスコ(Panic at the Disco) は、2006年に登場した、エモ・バンドです。最近、MTVでビデオクリップが流れていて、気に入りました。何か人を喰ったようなバンド名ですが、イギリスのバンド、ザ・スミスの曲である『Panic』の一節を引用したものという説が有力だそうです。ザ・スミスの『Panic』については、偶然にも今月の7日に、このブログに書いていますので、興味がある方は、そちらを参照して下さい。とにかく、バンド名の由来からも分かる通り、イギリスのバンドに強い憧れを持っているようです。CDを聴いていても、イギリスのバンドにしか聴こえません。私もMTVで最初に聞いた時は、イギリスのバンドであると思い込んでいた位です。パニック・アット・ザ・ディスコのセカンドアルバム、『プリティ。オッド。(PRETTY.ODD.)』は、お勧めのアルバムです。中期のビートルズの曲調やアレンジがそっくりです。もっとはっきり言うならば、ビートルズのサージェント・ペパーズにそっくりです。ビートルズのサージェント・ペパーズが好きな人は、このアルバムを絶対に気に入るでしょう。雑誌のインタビューを読むと思っていた通りのUKロックマニアで、ビートルズに対する思い入れがあるようです。オーケストラの録音を、ビートルズで有名なアビイロード・スタジオで行った位ですからねDSCN0668