★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018年、2022年、富山国際現代美術展に参加。

ザ・クラッシュ

妙にパンクだった日

The Clash

昨日は意図していた訳でなかったのですが、妙にパンクな日でした。
まず、車のエンジンをかけたら、カーステレオから、セックス・ピストルズの曲が鳴り出しました。

その後、目的地に着いて、ネットをしていましたら、You Tubeで、クラッシュのライブ映像を見る事にハマり始めます。
また、昨日履いていた靴は、偶然にもドクター・マーチンでした。

断っておきますが、私はいつもパンクな服を着ている訳でもなく、パンクばかり聴いている訳ではありません。
パンクのCDやパンクな衣装も持っていますが、これらのアイテムが意図もなく、揃う日は珍しいです。

※この記事は2016年4月3日に、投稿の当時の文章を損なわない程度に編集致しました。

Clash
The Clash
Sony
2000-01-27

up the bracket

up the bracket

“up the bracket”は2002年リリースのリバティーンズのファーストアルバムです。
邦題では“リバティーンズ革命”というセンスの悪い邦題が付けられています。

このアルバムはあまり売れませんでしたが、私は発売と同時にいち早く購入しました。それは伝説のパンクロックバンド、ザ・クラッシュのギタリスト、ミック・ジョーンズがプロデュースをしていたという理由でした。
(ミック・ジョーンズはこの後、活動停止までリバティーンズのプロデューサーを勤めます)

この頃は、アメリカのガレージ・バント、ストロークスが話題になっていた時代で、マスコミもイギリス版ストロークスみたいな売り込み方をしていていました。

この頃は、私も誰がピートで、誰がカールかも分かりませんでした。むしろ、ピート、カール、ジョン、ゲイリーの4人で、ザ・リバティーンズという印象でした。

CD購入後2週間で、私はリバティーンズのファンになってしまいました。
性急なビートを刻んでいましたが、キンクスやジャムなどのUKロックの伝統を感じました。
そして、これはまた、ギタリストのアルバムであるという感想をじました。
プロデューサーのミック・ジョーンズもギタリストでピートもカールもギタリストです。

バンドのサウンドは自ずと、ボーカルよりギターの方に比重が置かれ、ボーカルは空間をふわふわ漂っている感じです。
その代わり、ピートとカールのギターの響きは、混沌としています。

この頃はピート・ドハーティのスキャンダラスな行動が伝えられる事もなく、幸せな時代でした。
次のアルバムのレコーディングが始まったという情報が入ってから、ピートの行動がどうも変わっていると伝えられるようになって来ました。

でも、かなりオルタナティブなロックのファンしかリバティーンズの存在は知られておらず、ラジオでかかる事もなく、日本では少数のファンしか知らない秘め事のようなものでした。

その後のピートとカールの泥試合は誰が予想したでしょうか!

※この記事は投稿当時の原文を損なわない程度に、2017年2月11日に修正致しました。

Up the Bracket
Libertines
Rough Trade Us
2005-01-25

気まぐれギャラリー
『シャキーンとした猫』
2019年

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