★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018富山国際現代美術展に参加。

シンガーソングライター

大量のCDを聴いた感想

近頃は、前向きで、プラス思考の私です。
寒すぎた今年の4月でしたが、寒さがやわらいだからだと思います。
あまりに寒い日が、長く続くと疲れますからね。

先日、CDを大量に購入しましたが、おかげ様で全部聴き込めそうな模様です。
近頃は、テレビがつまらないので、夜はワインを飲みながら、音楽を聴いていることが増えました。
ロックも、最近のアーティストを聴く他に、昔リリースされた名盤を交互に聴くと、現代の音楽シーンの動向が客観的に分かります。
やはり最近はロックは、バンド系はイマイチな気がしますが、アデルのようなシンガーソングライター系の方がクオリティーが高い楽曲が、多いような気がします。
それは、全世界的な傾向のような気がします。
日本でも、miwaさんのような新世代のシンガーソングライターが受けていますからね。
シンガーソングライターは、1人の人間のパーソナリティーにスポットを当てれば良いので、弱体化した音楽産業で営業戦略を立て易いのかも知れません。
バンドだと、個性やイメージを一本化し難いし、内輪モメがあったりして、営業戦略を立てにくいのでしょう。
ライブも、駆け出しの新人には、アコギ一本で歌ってもらえば良いので、経費もかかりません。
まさに弱体化した音楽産業の人件費削減です。
私は、全世界的なシンガーソングライターの流行を、そう捉えています。

まぁ、流行は巡るものなので、何年後には、また変わるかも知れません。
なぜなら近頃の、シンガーソングライター隆盛に目を付けたレコード会社から、雨後のタケノコのように新人のシンガーソングライターがデビューしているので、クォリティーの低下は避けられそうもない気がしたからです。

マンション

最近の世界的な音楽シーンの流れは…

Jake Bugg













29日もフルボリュームで、ロックを聴いて車を運転しました。
ロックはまぁ、大きな音で聴くと、楽しみが更に増大する音楽ですからね。
私の場合、日頃、自分の身が雑務から自由になる度に、何かしらの音楽を再生し続けて聴いています。
音楽雑誌を熟読し、ファッション誌の音楽情報欄も、まめにチェックし続けている日々です。
聴きたいと思った新譜は、躊躇なくCDを購入し続けています。
ダウンロードは、現時点では万が一、ハードディスクが飛んでしまった場合、音源が全て消えてなくなるリスクがあるので、未だにCDで音源を購入してiTunesに落として聴いています。

最近の世界的な音楽シーンの流行を見ていると、ロックバンド系やヒップホップ系の音楽はパッとしません。
しかし、21世紀が10年以上過ぎた現在、シンガーソングライター系のアーティストが流行しているようです。
まさに、シンガーソングライター全盛時代です。
この2〜3年を見ていると、アデル(Adele)のブレイクが記憶に新しいです。
シンガーソングライターと言うと、'70年代に流行した、キャロル・キングのようなスタイルの音楽だと思っていましたが、まさか21世紀に台頭するとは思いませんでした。

21世紀型のシンガーソングライターというジャンルから見ると、最近の私は、
ジェイク・バグ(Jake Bugg)が気に入っています。
ジェイク・バグは、たまたま昨年末に、何気なくなく購入したCDですが、そのクオリティーの高さと、味わい深さにハマってしまいました。
CDを再生した途端、まさに現代版のボブ・ディランが登場したかのように錯覚してしまいました。

因みにジェイク・バグは、まだ18歳であるとのことです。
このジャケットのロンドンの街中で撮影されたクールな眼光のジェイク・バグの写真も印象的です。
彼は、これから先が楽しみな逸材だと思います。

Jake Bugg
Jake Bugg

フランソワーズ・アルディの音楽との出会い

毎日、私のBlogを読んでいる方はご存知だと思いますが、最近私はフランスのシンガーソングライター、フランソワーズ・アルディにハマっています。
昔から彼女の曲や歌声は好きでしたが、人生何度目かのブームになろうとしています。
近頃は夜中にワインを飲みながら、彼女のアルバムを聴き入っています。
実際、フランソワーズ・アルディのアルバムは、夜中に明かりを落として聴くのが似合います。

もちろん、世代的に彼女をリアルタイムで聴いた訳でありません。
'60年代〜’70年代初めまでが、彼女の活動の全盛期なので無理もないです。
どちらかと言うと、アルディの息子である、トマ・デュトロンの方が私の年齢に近いので、親子ほど歳が違うと思います。
因みに、トマ・デュトロンもギタリスト・ボーカリストで、かなり二枚目な方なので、フランス通の女子は要チェックです。

なぜ、私がフランソワーズ・アルディを聴き始めたかと言いますと、たまたまCDショップで見つけた、“Ma jeunesse fout le camp…”を購入したのがきっかけです。
そのジャケットが下の写真です。
今から10年以上も前の話です。
その頃、本や雑誌でフランソワーズ・アルディの名前だけは知っているという程度で、何となくCDショップで“Francoise Hardy”と書かれた棚に行きました。
そして、何も分からずCDを見ていた所、“Ma jeunesse fout le camp…”のジャケットのデザインが気に入ったので購入しました。

帰宅してCDを聴いてみたら、暗く沈鬱な感じがして、気に入らず大失敗な買い物だと思いました。
同時代のフランス・ギャルが、天真爛漫で明るい歌声なのに対して、アルディは不機嫌で神経質な歌声に感じました。
また、モデルさんが、気まぐれに録音したアルバムのようにも感じました。

しかし、何となく気になります。
このアルバムでも、12曲のうち6曲が彼女のソングライティングによるものだったからです。
アイドル歌手のフランス・ギャルとは根本的に何かが違うと感じました。
こんなモデルさんみたいな人が、ソングライティングなんてするのでしょうか?
『何か気になる。一体、どんな人なんだろう』と…。

CDを購入してから半年位してから、“Ma jeunesse fout le camp…”を引っぱり出して何度か聴くうちに、気に入ってきました。
特に、“Ma jeunesse fout le camp…(もう森へなんか行かない)”の同名タイトル曲は、聴き込むほどに美しい曲だと思うようになりました。
そして、その後、彼女のベスト盤を購入して聴いた所、『この人は、ただ者ではない』と思い初め、アルバムを買い揃えて行きました。

それが、私のフランソワーズ・アルディの音楽との出会いです。

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フランソワーズ・アルディがやめられない

実は私は、'60年代から'70年代を中心にフランスで活躍したシンガーソングライター、
フランスソワーズ・アルディ(Francoise Hardy)の歌が好きです。

フランソワーズ・アルディと言えば、日本では、
“ さよならを教えて”(Comment te dire adieu ?)とか
“もう森へなんか行かない” (Ma jeunesse fout le camp… )など、
おしゃれで詩的なフレンチポップスとして知られています。
また、'60年代中頃まで“ELLE”などの有名なファッション誌のモデルとして活動していたことも知られています。

何でロック好きな私が、柄にもなくフランソワーズ・アルディの歌が好きなのだと思っている方が居るかも知れませんが…。
実はアルディの歌声は、アンニュイで不機嫌そうなのですが、その声にハマると、やみつきになるのです。
しかも、ただアンニュイで不機嫌そうな歌声というだけでなく、'60年代中頃から徐々に
、“優しくささやく”ような歌い方に変化していくのです。
その変化と共に、モデル風情のシンガーから吟遊詩人みたいにイメージが変わっていきます。
その変化した“優しくささやく”ような歌を、聴いていると、
『お願いだから、そんな綺麗な声で、ささやかないで!』と思ってしまいます。

そして'60年代の曲だけでなく、'70年代に入ると、
“アルディのおとぎ話”(Soleil)、
“私の詩集 ”(La Question) や
“私小説”(Et si je m'en vais avant toi)という
聴きごたえのあるアルバムの曲を、ソングライティングし、その才能の奥深さを感じさせられます。

そして何と後年、その魅力に惹かれたパンクの帝王、イギー・ポップとデュエットしたCDまで出しているのです。

そんな私は、アルディの歌声に、やみつきになって、その深みから抜け出られなくなっています。
どれだけ好きかと言うと、手に入るCDは全て揃えていて、BOXセットはおろか、中古レコード店で買ったビンテージなアナログ盤まで持っているほどです。
ほとんど全て輸入盤なので、初心者向けのフランス語の文法書と仏和辞典を片手にライナーノーツと格闘している時もありました。

そのアルディ魅力は、歌やソングライティングだけでなく、若き日にはファッション誌でモデルとして活躍する一方、ソルボンヌ大学に通う才媛であったことなど、総合的な魅力であると思います。

そんな訳で21日は、終日フランソワーズ・アルディの歌を聴いて過ごしました。
歌で聴覚的に楽しませて、モデル時代の先進的ファッションで、視覚的にも楽しませてくれるシンガーソングライターは、なかなか居ないと思います。

アルディは、現在でもレコーディングアーティストとして現役として活躍されていますが、最近の顔立ちは、さすがに年齢を感じさせられます。
でも上品に年齢を重ねていて、『校長先生』のような貫禄と知性を感じられるルックスになっていて、私は好感を持っています。
そんな『校長先生』のような見た目になっても、普段はオルタナティブ・ロックを聴いているとのことです。

下の写真は、アルディがモデルをしていた時代の有名なショット。

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ジェイミー・ティーの“KINGS&QUEENS”を聴きました

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私は常にアンテナを張りめぐらせ、貪欲に新しい音楽を求めていくように、自分に課しています。
そんな私が、JAMIE.T(ジェイミー・ティー)の“KINGS&QUEENS”に出会ったのは、今年の4月、富山国際現代美術展のために訪れていた富山のCDショップ(明文堂滑川店)でした。
当時はJAMIE.Tのことは、何も知りませんでしたが、“KINGS&QUEENS”のジャケットに惹かれて購入してみました。
それからハマり富山滞在中は“KINGS&QUEENS”ばかり聴いていました。
その後も時々聴いています。
“KINGS&QUEENS”は私にとっての2010年のベストアルバムの何枚かには、必ず入るでしょう。
何でもこのアルバムは、今年全英2位に輝いているということなので、凄いものです。
JAMIE.Tは1986年サウスロンドンのウィンブルドン生まれとのことです。
あの有名なテニスの大会がある土地で生まれたのですね。

“KINGS&QUEENS”は『空を突き抜けるようなポジティブな軽さ』を感じます。
何か新たなカルチャー始まるかのように感じます。
歌もあればラップもあるし、そのサウンド作りもロック、ヒップホップ、スカ、クラブ系、レゲエなど雑多なジェンルの音楽をミックスさせています。
またイギリスらしく、ドラムンベースのシーケンスも多用されていて興味深いです。

JAMIE.Tは、シンガーソングライターに分類されるようですが、まさに新世代のシンガーソングライターであることは間違いないようです。

SAVING MY FASE

ケイティー・タンストールのシングル、“SAVING MY FASE”を買いました。
それもCDではなくアナログです。いわゆるEPレコードという物ですね。
聴いてみると、やはりアナログの方がCDより、低音がしっかりしていて、音が艶っぽいです。
これを聴いて、『しまった、LPでアルバムごと買えば良かった』と思いました。
EPレコードは、知っている人は知っていると思いますが、回転数が通常と違って、45r/minと早いです。(通常のLPは33 1/3r/min)この設定を間違えたら大変な事になります。
曲そのものは、題名の通り美容整形の事を歌った内容です。
憧れるけど、その矛盾点も感じているといった微妙な女心を歌っています。
ケイティー・タンストールは、『しゃがれ声の姉御』だけど、歌詞は野郎には決して書けない内容が多いです。
ファーストアルバムの題名も“望遠鏡を覗いて”という題名ですからね。
野郎がこんな題名付けたら、覗きと間違われそうです。
その歌声と、歌詞のギャップが彼女の持ち味なのかと思います。
彼女の曲は、コケティッシュな声を持つ歌手は、カバーしない方が無難だと思います。
あまりにフェミニン過ぎた世界になって、嫌みになりそうだからです。
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ジャニス・ジョプリンばりに、しゃがれ声の彼女が歌ってちょうど良いのかも知れません。
私はケイティー・タンストールのファンですが、歌詞カードを読むと、どうしても、『失礼致しました。姉御もやっぱり女性だったんですね』という感情に陥ってしまいます。
また、このシングルのB面、“AIN'T NOBODY”は、私も初めて聴くアルバム未収録の曲で、何か得した気分にしてくれます。
気まぐれギャラリー
『シャキーンとした猫』
2019年

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