★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018年、2022年、富山国際現代美術展に参加。

パンクロック

今日はダムドのライブの日

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相変わらず、ライブに備えてダムドの曲を聴きまくっています。
私が好きなアルバムは、彼らの3枚目のアルバム、マシンガン・エチケット
(Machine Gun Etiquette)です。
一度、短期間の解散を経て、主要なソングライターである、ブライアン・ジェイムズが抜けた形のアルバムで、ソングライティングは各メンバーの共作になっています。
現在にいたるダムドの基礎を築いたアルバムです。
ファーストのようなゴリゴリなパンク色は薄れ、ポップで聴きやすいです。

今日は、いよいよダムドのライブの日です。
SHIBUYA-AXに張り切って行きますよ!

ダムド聴きまくってます

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1月28日のダムドのライブに向けて、改めてダムドを聴きまくっています。
アルバムも全て揃えました。
パンクロック最高です。
それにしても、このダムドのファースト、“Damned Damned Damned”
のジャケットのデザインは、痛快で大好きです。

フレッドペリーのチェックのシャツ

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今日はフレッドペリーのチェックのシャツを着てきました。
このフレッドペリーのチェックのシャツは、体温調節や、ファッションのアクセントとして、重宝しています。
こんな服を着ると、パンクロックを聴きたくなります。
やはり、私の中では、ファッションとアートと音楽は繋がっていると思います。

DOLL

会場には、ブライス人形の他にも人形の絵が展示されています。

それが、この『なまいきdoll』と、『おすましdoll』です。
実はどちらとも、フランス人形なんですよ。

『なまいきdoll』ですが、本当はこの人形の髪の色は金髪でしたが、私のひらめきで、こんな色にしました。また、制作していくうちに、人形の顔が、生意気な表情になってきたので、『なまいきdoll』と名付けました。    

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『おすましdoll』は、この色彩を見て驚かれると思いますが、100%、日本画の画材を使用しています。
おおざっぱに分けると、蛍光色の髪の毛は、泥絵具という画材で、白い肌は胡粉(貝を潰した白い顔料)が使われています。
洋服の部分は雲母という岩絵具が使用されています。
顔の雰囲気にぎょっとすると思いますが、元から人形なので悪しからず。
“おすましdoll”という題名は、表情がどこか、すました感じの人形だからです。
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これらの作品は、人形をモチーフにしたことと、知る人ぞ知るパンク系音楽雑誌、DOLLと掛け合わせて名付けました。

ダムドの…

ダムド(The Damned)のライブアルバム、“Recorded Live At Woolwich Coronet: 11 July 1985”を買いました。
このアルバムは奇妙な点がいくつかありますが、最大の謎はCDはなくて、アナログ盤LPのみの発売であることです。
もう一つ奇妙な点はイギリスのバンドなのに、アメリカで発売されています。
そして、ライブ音源の観客の歓声をブツッと切って編集してあることも奇妙です。
更に、20年以上前のライブ音源が今年の4月7日に発売されたこともです。

一瞬、ブートレグ(海賊盤)かと思いきや、ジャケットや音質にブートレグ臭さはありません。
何より大手のHMVで買ったので、さすがにブートレグではないでしょう。

まあ、色々謎が多いですが、ライブ録音である上にアナログ盤なので、シンバルの音が実に生々しく聴こえます。
また、イギー・ポップの“Lust For Life”をカバーしていることも興味深いですかね。

この通り、ジャケットは丁寧に作られています。
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レーベルは、こんな感じです。
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ライブアルバムなのに曲間が途切れ途切れなのが残念です。
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キャプテン!!

渋谷のDUO Music Exchangeで、パンクロックバンド、ザ・ダムドのライブに行ってきました。
ダムドのライブに行くのは、2005年の6月以来2回目です。
今回は、少し早めに会場に着いて、開場を待ちました。
開場時間が近付くにつれて、ライブハウスの前では鋲だらけのライダーズにラバーソールやDr.マーチンを履いたパンクな輩が集まって来ました。
そして、いかにもパンクロックが好きそうな、真っ赤な短髪の外人がオープン前のライブハウスの前を、うろついていました。
どこかで、見たことあるような外人だと思いましたが、誰かは思い出せません。

やがて開場し、待つこと1時間、ダムドのメンバーがステージに登場しました。
今回は中心メンバーであるボーカルのヴァニアンの母親が亡くなって、来日できなくなり、急遽ギターのキャプテン・センシブルが代役をすることになりました。
キャプテン・センシブルはソロでも成功した有能なミュージシャンなので、代役でも大丈夫だとは思いましたが、不安は残ります。
キャプテンはトレードマークの赤いベレー帽にサングラス姿で登場です。
そして、ドラムキットに目をやると、何と、そこには先ほどの真っ赤な短髪の外人がいたのです。
どこかで見たことあると思ったら、ドラムのピンチだったのです。
いつもDVDで、その姿を見ていましたが、まさかライブ会場の前を歩いているとは思いませんでしたので、意表をつかれました。

さて、代役となったキャプテンの歌ですが、いかにもゴスの帝王のような低いヴァニアンの声に比べて、ポップで溌剌なイメージを受けます。
この日来日最終公演のためか、声は普段よりハスキーでした。
そんなキャプテンの声がハマった曲は、やはり彼の持ち歌であるJET BOY JET GIRL でした。(当たり前ですが…)
その際、スプーキーという日本人の女の子3人が出て来てコーラスに加わり、ステージ上は途端にポップ雰囲気に変わります。
そういったポップな感覚がキャプテンの持ち味なのです。
そういえば、2005年の6月にJET BOY JET GIRLをやった時もスプーキーの3人が出ていたことを思い出しました。
しかし、キャプテン自身の世界はここまでで、あくまでダムドのライブに徹していました。
だから、ヴァニアンが居なくてもキャプテンのソロではなくて、ダムドのライブになっていました。
ライブが終わると、突然キャプテンはグッズ売り場に登場し、サイン会が始まりました。
声の調子から疲れているのが分かるので、何て良い人なんだろうと思いました。

こちらは、一緒に行った矢郷良明さんのライブレポです。
同じライブのライブレポなのですが、ダムドへの熱い思いが伝わります。
http://d.hatena.ne.jp/noritora/20090407

THE CLASH LIVE AT SHEA STADIUM

最近、もっぱら制作中にかけているのは、この“THE CLASH LIVE AT SHEA STADIUM”です。
私はライブ盤が大好きです。
それは、元来ロックのライブが好きなこともありますが、ライブ盤は人気がある曲がチョイスされているのと、モロにバンドの実力が分かるからです。
CDを買う時、棚にベスト盤とライブ盤が並んでいた場合、私は迷わずライブ盤を買います。
さて、“THE CLASH LIVE AT SHEA STADIUM”は、The Clashが、1982年のThe Whoのツアーのオープニングアクトとして出演したものです。
この時のThe Whoのツアーは、“解散ツアー”と銘打って膨大な量のチケットを売りまくったことが知られています。
(実際は、The Whoは、解散したようで、しなかった)
この10月13日のニューヨークのシェイスタジアムの公演は、その頂点でしょう。
このツアーのことを、The Whoのピート・タウンゼントは、『時にクラッシュは、ザ・フーより良い演奏をした』と証言しています。
この時のThe Whoのツアーは、ライブ盤“WHOS LAST'”として残っていますが、私はThe Clashの“THE CLASH LIVE AT SHEA STADIUM”の方が好きですね。
無類のThe Whoファンの私でさえ、そう思うのです。
かたや“解散”と銘打った斜陽バンドと、人気実力共に絶頂期のバンドと、比較するまでもありません。
一曲目のロンドン・コーリングの高速イントロから、ノックアウトされます。
多分、私がシェイスタジアムに居たら、『おおっ!』と大声を出していたでしょう。
とにかく、私はロックのライブで、一曲目のイントロが、“ジャーン”と、大音響で鳴った瞬間の興奮が大好きなのです。

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Patti Smith

何かもの凄いオーラを発する写真です。これは8月6日よりマンハッタンのフィルムフォーラムで上映されるパティー・スミスのドキュメンタリーフィルム“Patti Smith:Dream of Life,” からの1枚です。写真は、時にその人間性を写し出すと言いますが、これはその好例だと思います。2d4c47a3.jpg

God Save the Queen

ご存知だとは思いますが、“God Save the Queen”はイギリスの国歌です。公の場では間違ってもセックス・ピストルズの“God Save the Queen”ではないのです。国歌の方は、日本語では、『神よ女王陛下を守り給え』と言う題名になります。だから、セックス・ピストルズの“God Save the Queen”は、日本で言えば、『君が代』という題名で、天皇を侮辱した歌を歌ったようなものです。パンクロックって凄いですねぇ。今年はオリンピックの年なので、ユニオンジャックが掲げられた時に、“God Save the Queen”が流れると思います。その際は、その荘厳なメロディーに耳を傾けてみるのも一興です。b8ebd8f7.jpg

The Willardのライブとギャラリー

The Willard

The Willardというパンク〜ゴス系の古いバンドのライブとギャラリーに行きました。
The Willardのライブはよく行っているし、このブログにもその模様は書いてありますが、今回は違っています。

ライブが初日にあって、翌日はギャラリーと銘打って彼らの衣装、楽器やバイク、映像及びトーク会を催すというパッケージのイベントです。
これは実に良いアイデアだと思いました。

エンターテイメントには、ひと味違う工夫が必要ですが、このThe Willardのイベントは良く考えられたエンターテイメントだと思いました。
『バンドがライブを演奏する』という事は基本的な事で日常の事ですが、衣装や楽器、映像を展示するというアイデアは非日常的です。

『展示をする』という作業は私も心得があるので、私はむしろ設営や運営に興味がありました。
よく観察すると、このギャラリーの設営と運営は、イベント企画会社が全て取り仕切っているようでした。
上手く出来てるはずです。

また、後日このギャラリーの貸料を調べましたが、通常の相場より高めなので、イベント企画会社の人件費を合わせると相当の金額になる事を窺わせました。

そして、展示を見終わった人は、これまでのライブ映像やビデオクリップ、リハーサル風景を流したブースに案内されます。
これもまた、最近の展覧会は、映像ブースがあるのが定番になっているという現象に合わせています。

最後に映像ブースで、バンドのメンバーのトーク会がありましたが、これがまたオールスタンディングなので、非常に疲れました。
トーク会は、ライブと違うので、スタンディングにする必要はなかったのではないかと個人的に思います。

まあ、私としてもエンターテイメントのあり方や展示方法について非常に勉強になるイベントになりました。
気まぐれギャラリー
『シャキーンとした猫』
2019年

ギャラリー用
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