悪魔を憐れむ歌は、ローリング・ストーンズの『ベガーズ・バンケット』の第1曲目に収録されている曲です。私はストーンズファンが、『ロン・ウッド最高!』と言うのはあまり好ましくないと思っていて、やはり彼らはブライアン・ジョーンズ在籍時があらゆる面で良いと思います。その頃の曲は、ミックとキースの曲にもブライアンの影を感じるからです。ベガーズ・バンケットはブライアン・ジョーンズ在籍時の末期に録音されています。実はこの悪魔を憐れむ歌は、ジャン・リュック・ゴダール監督の映画、『ワン・プラス・ワン』でリハーサルから、録音している光景まで一部始終見ることができます。そこでのブライアン・ジョーンズは体調が良くないようで、精彩に欠けます。曲そのもの独自のグルーヴがあり、ミック・ジャガーのボーカルも徐々にヒートアップしていきます。この曲は、ローリング・ストーンズで一番良いアルバムで、一番良い曲である事は間違いないです。私は、この曲のグルーヴを生かすため、ベガーズバンケットは、あえてアナログで聴きます。adba0cf5.jpg
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