★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018年、2022年、富山国際現代美術展に参加。

メディア

雑誌大好き!

1月と2月の体調不調から比べると、今は大分元気になってきました。
体調が良くなったので、部屋を整理していたら、間違って同じ月に同じ雑誌を2冊買っていたものが2誌程ありました。
冷静になって振り返ると、この時は、よっぽど調子が悪かったんだろうなぁと思いました。

私が読む雑誌は、ファッション誌や音楽誌など、毎月約10誌にのぼります。
なぜ『約』と表記するのかと言うと、毎月必ず買う雑誌と、時々買う雑誌があるからです。
もうこれだけ読むと、雑誌を眺めると言うより、かなり『読書』みたいになります。

雑誌大好きです。
今時、何てアナログなメディアなのかと思いますが…。
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顔出しアーティスト

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アーティストには2つのタイプの方が居て、作者が極力姿を出さないタイプと、積極的に顔を出すタイプがいます。
もちろん、私は顔を出すタイプですね。
むしろ、遠慮もなしに目立ちたがる、出たがりですね。

これは、私の考えですが、制作者に匿名性があってはいけない、そのアーティストの容姿や生き方もアーティスティックでなければいけないと考えています。
それは、私がサルバドール・ダリから受けた一番の影響ですね。
まぁ、ダリほどクレイジーに振る舞えませんが、積極的にメディアに登場し、そのキャラクターや生き様までがアートとなるという概念は、私に大きな影響を与えました。

DALI

 私はダリのマニアで、ありとあらゆるダリの画集があります。ダリ研究は私のライフワークです。
サルバドール・ダリは、人類史上初めてメディアに露出したアーティストの1人です。その巧みなメディア戦略は注目に値します。突飛で目立つ言動や、アンテナのような髭は、マスコミの格好のネタになりました。それが計算なのか素なのか謎が多いです。それにより、ダリが多くのデザインを手掛けたり、絵が売れたりして、巨大な富を築くことができました。しかし、ダリが天才であることには変わりはありません。
 私はスペインのフィゲラスにある、『ダリ劇場美術館』に行くほどダリのマニアです。それは、技術的に優れているだけでなく、シュールレアリスムという芸術的な思考や、先述のメディア戦略の巧みさなどがあるからです。実際にダリ劇場美術館は、ダリの世界をテーマパークのように再現していて、楽しかったです。奇人と嫌う人もいますが、やはり天才としか言いようがありません。
 私は自信を持って言います。『この世の中で一番尊敬する人は、サルバドール・ダリです』ce17410b.jpg
気まぐれギャラリー
『シャキーンとした猫』
2019年

ギャラリー用
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