このBlogで家族について書いたことは、今だかつてないのですが、私の父は無類のワイン好きで(決して通とは言わない)、実家に何気なくワインセラーが置いてあります。
でも父は凄く高級なワインを飲んでいるのではなく、カリフォルニア・ワインやチリ・ワインのような安価なワインの中から、味の良いワインを、どこからか探してきます。

息子の私は、ワインは好きでもないが、嫌いでもないといった所です。
むしろ、ビールをガンガンと、かっくらう方が好きです。
でも、なぜか最近は、ワインをしみじみ味わう日が多いのです。
特に赤が好きです。
でも、何度もワインを飲んでいる内に、ワインは『飲む』ものではなく『口に含む』ものだと気付きました。
口に含んで、その風味と余韻を楽しむということが、ようやく分かりました。
その時だけ、時間がゆっくりと流れる気がします。

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