ビッグドラム

このBlogでは珍しい、ちょっと所帯じみた話題です。
しかしながら私、哀愁の独居男性なので、日々の生活に必要なことは、何でも自分でやっています。

基本的に私は物持ちが良い方です。
全自動洗濯機は約21年、乾燥機は約20年使用していました。
そんなに長くも使用していたのは、その間に使用不可能な状態になるまで、壊れなかったからです。

しかし3年ほど前から、全自動洗濯機のスイッチ部分が点滅するなどの不具合が生じました。
この故障は、ソケットを抜き差しすると、元に戻るので、そうやってクリアしていました。
乾燥機の方は、問題なく作動していましたが、1月8日に"ガラガラ!"と音がして壊れてしまったのです。

その後は、乾燥機のスイッチを入れても数分で止まるようになり、乾かしかけの洗濯物をスイッチを止まる度に入れ直しをする動作のため、乾かすために、家の中で万歩計で3kmほど歩いてしまいました。
家の中で、3kmの歩行って…!

そのような具合なので、洗濯機と乾燥機を両方買い替える必要に迫られ、それを一気に解決させる、ドラム型の洗濯乾燥機を購入を決めました。

家電量販店に行ってから、パナソニック製のものにするか、日立に製のものにするか迷ったので、量販店の店員に、その機能の差を伺ってみました。

聞いてみますと、その機能の差は大差なく、両社共に日本製でした。
でも、若干パナソニック製のものが値段が高いので、その理由を伺いますと、スマートフォンのアプリで操作可能な分、値段が張ることが分かりました。

私は、iPhoneとXperiaのスマホ2台持ちで、普段から散々と使い倒していますが、洗濯機までスマホで操作する気が起こりませんでした。
その話を聞いて、物持ちが良い私が思ったことは、20年もの間、パナソニックがアプリの更新をしてくれるかという不安です。

ならば、アプリが必要がないドラム型の洗濯乾燥機を選んだ場合、パナソニックと日立と比較しますと、日立の『ビッグドラム』の商品名通り、大量の洗濯物を洗うことが可能なので、『ビッグドラム』を購入しました。
私、洗濯物は、まとめ洗いが多いですからね。

料金はメーカーの価格よりも、店頭で安くなっていましたが、更に値引きしてもらいました。
しかし、洗濯機と乾燥機の2台のリサイクル料金を合わせましたら、値引きはスズメの涙ほどになってしまいました。

22日に商品が家に届けられて使用してみますと、その技術の進歩に驚愕です。
何しろ、洗濯機と乾燥機の技術は、20年前の'90年代中頃で止まっていましたからね。
思わず、家電芸人の言いたいことが、分かるような気がしました。