★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018年、2022年、富山国際現代美術展に参加。

消費税

自民党をぶっ壊したのは小泉純一郎 民主党をぶっ壊したのは野田佳彦

衆院は16日午後の本会議で解散しました。

『自民党をぶっ壊す』と断言したのはは小泉純一郎元総理です。
本当にぶっ壊して野党になってしまいました。
民主党は『ぶっ壊す』とは明言しませんでしたが、事実上民主党を、ぶっ壊したのは
野田佳彦総理大臣でしょう。
『4年間は消費税を上げない』という2009年のマニフェストを無視して消費税の引き上げをして、結果的に離党者が続出しています。
いや、もう離党者が続出している時点で民主党はもう『ぶっ壊れている』のかも知れません。
民主党は、次の衆院選では野党になるでしょう。

でも、衆院選があったとしても、ここに来て投票したい党が全くありません。
自民党は、汚職と官僚の癒着にまみれた印象ですし、民主党は素人政治家集団のようなイメージですし、第3極の政党も、どこか、いかがわしい印象があります。

でも投票に行かなければなりません。
弱ったぞ!!

民主党

波乱の予感

19日から20日未明にかけてかけて、日本を台風が縦断しました。
夜更かしが苦手な私は、20日の朝起きたら風雨が収まっていて、一安心しました。

やはり6月の台風は心の準備が出来てないので、不意打ちのような気がしました。
9月だったら、日本人なら覚悟は出来ていると思うのですがねぇ…。

もう一つ、台風並みの波乱が感じられるのが民主党の消費増税関連法案の提出です。
民主党が分裂しそうな勢いです。
採決の時には、民主党の小沢グループを中心に60人前後が造反する見通しとのことです。

消費税については、自民党政権の時にずっと先送りしていた事案。
『ついに、その時が来てしまったのか!』という感覚が、私個人の感想です。
国債の現状を見れば、何も反論はできないです。
国民は今まで、借金取りから逃げ回っていましたが、遂に返す時がやって来てしまったのかも知れません。
でも、何とかならないのかなぁ〜。

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参院選の結果をみて

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まず、参院選について述べる前に、私は選挙区は民主党、比例区はみんなの党に投票しました。
前にも述べましたが、いつも私は選挙区と比例区で与党と野党と分けて投票します。
それは、政治家の先生に対し、偏りなくバランスを持って議論してもらいたい、二大政党制でいてもらいたいからです。
昔の自民党のような一党支配は、権力の腐敗を惹き起こす可能性があると思います。

民主党政権の雲行きが怪しくなってから、『逆ねじれ国会』になると案じていたら、やはりそうなってしまいまいた。
私のような方法で投票する人が居るから、ねじれ国会になるのかも知れません。
ふと思ったことは、二大政党制に二院制は馴染まないのではないかということです。
二院制の上に二大政党だと、選挙の度に二つの政党に票が集まり、ねじれ国会を招きやすくしてしまいます。
ねじれ国会は早急に決めなければならない重要法案が、先送りになってしまう危惧があります。

民主党の敗北の理由は消費税でしょう。
でも、管さんはずばりと消費税をアップするとは言ってません。
『消費税について、議論していきましょう』と言っているのです。
借金(国債)まみれの日本は、消費税率の引き上げについて考えないといけない所にまできているのは、確かですからね。

昔は右派と左派の概念で考えて投票すれば良かったのですが、今はイデオロギーよりも『小さな政府』か『大きな政府』の概念で論ずるしかありません。
『大きな政府』路線は民主党、『小さな政府』路線は自民党小泉路線、みんなの党がこの考えに準じます。
だから、私は『大きな政府』と『小さい政府』の両方に投票したことになりますね。
それは、『大きな政府』と『小さい政府』のどちらも一長一短があるので、きちんと議論して下さいという意味です。

いずれにしても、今回ほど投票する党を迷った選挙はありませんでした。
投票用紙を前にして、鉛筆を握った時点で、考え込んでフリーズしていましたからね。
民主党はドタバタ喜劇だと思うし、もう自民党はこりごりだと思っているからです。
正直、入れたい党がないです。

2010年代、日本の目標

2010年とは良い響きです。
ちょうど良い区切りですしね。

そういえば、ちょうど20年前の1月から日本経済の混迷が始まりました。
1989年の12月29日に日経平均株価が最高値38,915円87銭を付けましたが、年を明けた1990年の1月に暴落に転じました。
ちなみに、2009年12月30日の日経平均株価の終値は10,546円44銭でしたので、その額の凄さが分かります。

近頃では『失われた10年』ではなく、『失われた20年』とも言われます。
’90年代に日本は一度立ち直るチャンスがあったのですが、1997年に消費税率を3%から5%に引き上げて、再び景気が悪化してしまいました。
消費税率の引き上げは、いずれしなければならない重要懸案ですが、この時ばかりは、ちょっとタイミングが悪かったようです。

でも、この時仮に日本経済が立ち直っていたとしても、リーマンショックで手痛くやられて、結果的には同じようになっていたでしょう。
また、日本政府が景気対策として低金利政策を打っていましたが、日本の低金利の銀行で、お金を借りた海外投資家が、利回りのよいサブプライムローンに資産運用する結果になってしまいました。(円キャリートレード)
つまりは日本の低金利政策が、リーマンショックの遠因になったのです。
本当に皮肉なものです。

2010年代の日本は、それら’90年代と’00年代の反省を基にしなければなりません。

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