★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018年、2022年、富山国際現代美術展に参加。

衆議院

構造的欠陥

新型インフルエンザ対策のため、集会が制限されるという理由で、衆議院の解散総選挙が先送りになそうとの与党の見解です。
まさか、新型インフルエンザで、そんな展開になるとは思いませんでした。

さすが与党自民党は、どんな要因でもプラス要因に転換していく逞しさがあると思います。
(その逞しさが、国民のためになっているか別ですけどね)

’90年代に一時、自民党が野党に転落した時、苦肉の策で社会党と組んで、与党に復帰した時の事を思い出しました。
その結果、自民党の政敵、社会党は食い物にされて、息の根を止められたように感じました。

それは、自民党の政治力が、社会党より一枚上手だったことを物語ります。

政治力とは、良い意味でも悪い良いでも、あらゆる手段を用いて政治を変革していくことを言います。
それが、選挙テクニックに繋がることもありますし、対外交渉のうまさや、国会での戦術も影響します。
時には、どこかの場面で汚い手を使わざる得ないのが政治力です。

そう考えると、自民党以外の政党の、ふがいなさを感じます。
公明党との連立は、創価学会の組織票を狙った自民党の政略があるように感じられます。
また、創価学会の出版物を広告する新聞は、正面から公明党を批判できなくなります。
これぞ、政治力の産物です。

戦後、ほとんどの時代を与党として活躍した自民党。
国民も自民党以外の政治で、生活した期間は殆どない状態です。
ここ1〜2ヶ月の民主党は、自民党の政治力に屈している印象があります。
与党を自民党に任せ続けて良いのか、それとも民主党に任せて良いのか考え込んでしまいます。

考え込んでしまう理由は、民主党の代議士は元自民党の出身が多いことにもよります。
日本の政治の欠点は、大臣を志す政治家は自民党の議員として出馬し、大臣を志さないアウトローが野党の議員として出馬する構造的欠陥も、あると思います。
それが、暗黙の了解のようにも思えてくるのです。

ちなみに私は無党派層です。

予定調和

昨日は風邪の症状がひどかったけど、今日は昨日より少し体調が良くなりました。まだ完全じゃないけど、元気になってきました。ところで今、自民党が続々と候補者を決めていますね。与党は、あれだけ衆議院の解散総選挙を否定しているのに準備だけは着々進んでいるようです。誰が否定しようとも、誰の目にも洞爺湖サミットの終了後に、衆議院の解散総選挙が行われる事は明白です。まあ、予定調和ですね。でも、もし解散総選挙が行われたら、与党自民党はかなり逆風になるでしょう。元々自民党は支持基盤の平均年齢が高いのに、年金問題と後期高齢者医療制度の問題です。しかし、民主党も衆参のねじれ国会の状況で、すぐに政局に走ったり、妙なポプュリズムに走ったりと私自身、投票したい政党がないのが実状です。いわゆる無党派層ですね。日本の政治は、誰がやっても同じだという感じる方も私だけではないと思います。結局、各省庁の大臣は短期間で変わる飾りになってしまい何も変わらず過ぎ去ってしまうのが実状です。結局は日本を動かしているのは役人だと思ってしまうのです。36751920.jpg
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『シャキーンとした猫』
2019年

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