日本時間で11月6日、第47代アメリカ大統領選が開票され、トランプ前大統領が当選しました。
私は日本人なので、何とも出来ないですが、この大統領選は以前から疑問を持っていました。
選挙戦の序盤は、民主党はバイデン大統領で共和党はトランプ元大統領でした。
どちらも高齢者対決で、民主党も共和党も若い大統領候補者を育てて来なかった事が、分かったからです。
途中、バイデン大統領の高齢不安が分かると、民主党は慌てて若いハリス副大統領を候補者に立てました。
ハリス副大統領も革新的で良かったのですが、準備不足は否めませんでした。
アメリカは民主主義の国だと思っていましたが、高齢の大統領候補者の既得権益を忖度する時代になってしまいました。
トランプ元大統領は、『政治的な勝利だ』と勝利宣言をしていましたが、議会襲撃事件で起訴されているトランプ元大統領を、大統領候補者に仕立てた共和党の選挙屋の勝利なので、あながち間違いではないのかも知れません、
私が危惧する事は、共和党の本流はレーガンやブッシュ(父)のような政策の党かと思っていましたが、すっかりトランプ党に変貌してしまった事です。
共和党の若手の議員もトランプ元大統領と似たような事を言うようになってしまい、何だか複雑な心境です。