2007年05月
5月21
5月20
旅行から帰って参りました。この旅行で高知県高知市、香川県高松市を訪れました。高知市も高松市もなかなか個性的で良かったと思います。路面電車と南国の香り漂う、高知市。うどん屋さんと延々と長距離のアーケード街が続く高松市。各県を代表する都市としての戦略が垣間見られます。高知市は山が多い高知県の経済の集約地点であり、高松市は本州との交通の要所となっています。最近は、中央と地方の格差が叫ばれる時代です。地方交付税が減額され、『地方切り捨て』という表現まで見られます。そうなると、各県の県庁所在地は独自の活路を見い出さなければなりません。他の都市と同じことをしては経済が成り立ちません。極端な事を言うと、東京、大阪、名古屋の3大都市圏だけが栄えて他はスラムになれば良いという訳にも行きません。各都市が独自性を打ち出すには、その土地の位置関係が重要になっていきます。商売をするには、その店の立地条件が影響するのと同じです。高松市は駅の隣に、立派なフェリーの港を作り、四国で本州に一番近い県である事を最大限に生かしています。高知市は、山間部が多いので県内の人口を一極集中させることによって、産業と経済を栄えさせます。そういった工夫をみると、人間の知恵を感じさせます。



5月19
5月18
5月17
今回は花巻空港から伊丹空港まで、ボンバルディアCRJ-200に乗ってきました。空港で、搭乗手続きをしていると、何やら物凄く小さなジェット機が到着しました。思わず、『これに乗るのか!』と思ってしまいます。搭乗手続きの後は搭乗待合室へ向かい、荷物チェックです。私はいつも飛行機に持ち込む、愛用のバックを持って行ったら、『すいません、このバックは普通の飛行機なら持ち込めるのですが、小さい飛行機なので持ち込めません』と言われて、持ち込めませんでした。荷物を預けて金属探知機をくぐると、ポーンと鳴ってしまいました。鳴らないように万全の服装で行ったので、小さなショックでした。鳴ってしまったのは、ベルトが原因のようです。やがて私が、この小さなジェット機に飛行機に乗ることになりました。搭乗券を機械に通し、『飛行機に乗るぞ!』と意気込んだら、なぜか機内ではなく、空港のアスファルトの上に階段で降ろされました。実はこの飛行機、搭乗口と飛行機は繋がっておらず、地上に出てからタラップから機内に乗り込むスタイルだったのです。こんな体験は貴重だと思い、写真を撮ってしまいました。そして、タラップを昇ると、いよいよ機内に入ります。→続く
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5月16
Substituteと寺山修司と今日のこの記事て3日連続で60年代ネタです。ビートルズのファンはジョン派、ポール派に別れ、ロックな曲ジョンが秀でて、バラード系はポールが秀でているという事が言われています。しかし、私は4人揃ってビートルズであると思いますので、ジョン派、ポール派と分ける考え方は好みません。ポールはロックな曲は下手であると考える方には、この、I'm Downを聴いてみて下さい。出だしから、リトル・リチャード風のず太いシャウトで、すっ飛ばしていきます。何かの本で読みましたが、この曲とイエスタデイは同じ日に録音したそうです。同じ日に正反対の曲を録音を録音したとは恐れ入ります。また、この曲は有名なシェイ・スタジアムのライヴで最後の曲として演奏されました。その時、ジョン・レノンが肘でオルガンを弾くというクレイジーな様子が映像に残されています。やはり、ジョンがあってのポール、ポールあってのジョンなのでしょう。

5月15

実は、私は詩集を読むのが好きです。
中原中也や斎藤茂吉などがお気に入りの詩人です。
寺山修司の詩に初めて出逢ったのは10代の時で、『われに五月を』という詩集です。
何と純粋な詩を書く人だろうと思いました。
後年になって、『書を捨てよ町へ出よう』を読みましたが、その毒づいた文章とは真逆の世界です。『書を捨てよ町へ出よう』を読んでいる時は、そのギャップに悩みました。
『われに五月を』は10代の時に書いた詩や短歌が中心になっていますが、『書を捨てよ町へ出よう』は寺山修司がメディアの寵児として油が載った頃の文章です。
『書を捨てよ町へ出よう』は時代背景を考えると、60年代後半という学生運動が盛んな時代であったので、おどろおどろしい文章を書いたのではないかと考えられます。
現代の感覚からすると過度に攻撃的なメッセージに思えます。
似たような感覚は、70年代初頭のロックバンド『頭脳警察』の歌詞も現代の感覚からすると、過度に攻撃的な内容です。
あたかも革命を煽るような歌詞です
だから、『書を捨てよ町へ出よう』の攻撃的な文章は、時代的な空気に敏感に反応した詩的文章ではないかと考えるようになりました。私はこの時代が不思議でなりません。
学生運動で闘っ若者達は何処へ行ったのでしょうか?
今頃、定年を迎えて年金生活でもしているのでしょうか?
あれだけ政治活動をしていたのに、団塊世代の総理大臣は今のところ登場していません。
※この記事は2016年6月18日に、投稿当時の原文を損なわない程度に編集致しました。
※団塊世代の総理大臣は、記事の投稿後の民主党政権時代に、2009年に鳩山由紀夫元総理、2010年に菅直人元総理が就任しています。
またまた音楽ネタで申し訳ないです。
ザ・フーのSabstitute(代理人)邦題、恋のピンチヒッターは、このバンドの代表的な一曲です
後にセックスピストルズやブラーもカバーしたパンクの香りが漂う1曲です。
印象的なのはイントロのリフですが、カバーの場合、これをどうアレンジするかで、そのバンドの個性が決まるようです。オリジナルは、エディ・コクラン風にアコースティックギターとエレクトリックギターをオーバーダビングして、かなりポップに仕上がっています。
しかし、これがライヴになると、ギタリストのピート・タウンゼントは、ディストーションを効かせて、かなり短気で乱暴な演奏をします。この時、ドラムのキース・ムーンは必要以上にシンバルをシャンシャン鳴らして、よりやかましくなります。
セックス・ピストルズやブラーがカバーしたのはライヴの演奏が元のようです。

実は、この曲はザ・フーにというバンドに曰く付きのシングルで、レコーディングプロデューサーと、印税について揉めて裁判沙汰になり、仕方なくギタリストのピート・タウンゼントがプロデュースした曲であったのです。
巨大な音楽産業の中で、人の手を借りずに、自分の手で作るという精神はパンクに通じる所があります。
このシングルはレコード会社によって、B面にザ・フー以外の曲を収録されたり、また裁判沙汰に巻き込まれたりしました。
そんなゴタゴタが続くなか、全英4位までヒットチャートを昇ったのは曲そのものが良かったからであると思います。
それにしても、邦題の『恋のピンチヒッター』はいただけない。
歌詞そのものは人間の嘘や欺瞞を歌っているからです。
そういえば、この話題は矢郷良明さんのブログ でも取り上げていたなぁ。
※この記事は2020年9月21日に、投稿当時の原文を損なわない程度に編集致しました。
ザ・フーのSabstitute(代理人)邦題、恋のピンチヒッターは、このバンドの代表的な一曲です
後にセックスピストルズやブラーもカバーしたパンクの香りが漂う1曲です。
印象的なのはイントロのリフですが、カバーの場合、これをどうアレンジするかで、そのバンドの個性が決まるようです。オリジナルは、エディ・コクラン風にアコースティックギターとエレクトリックギターをオーバーダビングして、かなりポップに仕上がっています。
しかし、これがライヴになると、ギタリストのピート・タウンゼントは、ディストーションを効かせて、かなり短気で乱暴な演奏をします。この時、ドラムのキース・ムーンは必要以上にシンバルをシャンシャン鳴らして、よりやかましくなります。
セックス・ピストルズやブラーがカバーしたのはライヴの演奏が元のようです。

実は、この曲はザ・フーにというバンドに曰く付きのシングルで、レコーディングプロデューサーと、印税について揉めて裁判沙汰になり、仕方なくギタリストのピート・タウンゼントがプロデュースした曲であったのです。
巨大な音楽産業の中で、人の手を借りずに、自分の手で作るという精神はパンクに通じる所があります。
このシングルはレコード会社によって、B面にザ・フー以外の曲を収録されたり、また裁判沙汰に巻き込まれたりしました。
そんなゴタゴタが続くなか、全英4位までヒットチャートを昇ったのは曲そのものが良かったからであると思います。
それにしても、邦題の『恋のピンチヒッター』はいただけない。
歌詞そのものは人間の嘘や欺瞞を歌っているからです。
そういえば、この話題は矢郷良明さんのブログ でも取り上げていたなぁ。
※この記事は2020年9月21日に、投稿当時の原文を損なわない程度に編集致しました。
5月14
5月13
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