★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018年、2022年、富山国際現代美術展に参加。

2007年06月

M.I.A

ミアと読むのではなく、エム・アイ・エーと読みます。M.I.Aという芸名を見ると、新たなJポップアーティストかと思ってしまいますが、実はスリランカ人です。本名はマリさんと言うらしいです。彼女は、ジャンル上はヒップホップに分類されますが、非常にエスニックなサウンドで、脱力系のラップで不思議な無国籍音楽を形成しています。ビデオクリップを見て、知的な表情を見せると思ったら、ロンドンのセントラル・セント・マーチンズを卒業しているとの事です。実はこのマリさん、父親がスリランカの分離独立を訴えるタミル人の反政府組織に居て、現在も行方不明だという事です。そのため、子供時代はかなり危険な目に遭い、近親者も亡くなっているようです。母親と一緒にイギリスまで逃げて来て、これまでのキャリアを築いてきました。これ以上の逆境はないと思うのに、大した精神力です。マリさんを見ると、平和で経済的に裕福な国に居ながら、自分を不幸な人間である嘆く人は、自分より不幸な人間は大勢居ると考えた方が良さそうです。そんな生い立ちと知性、精神力だけで説明できない才能がマリさんには備わっていると思います。→続くadf517ba.jpg
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何にゃ?

504c6902.jpg何にゃ?高い所へ登ると偉くなったように感じるにゃ。偉くなって、高い所でくつろいでいるにゃ。だから、そっとして欲しいのにゃ。

暑いねー

7403a179.jpg暑いので、Tシャツ&エアコンです。暑さには弱いので、エアコンガンガン!エコロジーには程遠いよ。
4cde2b2f.jpgこれは、自慢のベルトだよ。これを付けて飛行機は乗れないね。金属探知機に引っ掛っちゃいそう。

田中美保ちゃん

aebcdd74.jpgnon・no7・5号は表紙が田中美保ちゃんだよ\(^O^)/ワーイ。床の上に置いていたら、踏みそうになったよ、オットと…。この表紙可愛すぎ(@_@)
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サーフボードと美保ちゃんも似合っているYO!さすがサーファーだね。

ドメスティック文化論

今日はMTVをつけっぱなしにしていました。あまりに数多くの音楽を聴いたためか、衝撃的な感動することがない事に気付きました。韓国のいわゆるK-POPのビデオクリップは、物珍しさもあって軽い衝撃はありました。何曲か聴きましたが、韓国の歌は、なぜかメランコリックな曲調で、声色も甘口が多いようです。ラップでさえ、どこかメランコリックです。その様子を見ると、日本人が能天気に見えるから不思議です。基本的に日本人と韓国人は人種も体格も同じなので、声帯も響く身体も同じはずなのに、男女共にささやくように優しく甘く歌い上げます。これは意図的に、こういった発声をしているのでしょう。恐らく、韓国音楽界の重鎮の方がこういった発声をしていて、ボーカルトレーニングもそれに準じて行っているうちに、それが一般化したのでしょう。また、そういった曲調を好む国民性もあるでしょう。アメリカ人とイギリス人の違いも似ているようで違います。アメリカ人の方が、曲調は能天気で、より厳格なエンターテイメント産業として発達しています。イギリス人の作る音楽は、どこか影があり、かつ感覚的です。→続く3d3751e5.jpg
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MUSE

MUSEは、1999年にファーストアルバムをリリースした、中堅どころのバンドです。最初はこのバンドはあまり好きではありませんでした。メロディが、感情的かつ情念的で、聴いていて、うつ状態になる気がしたからです。また、ファーストアルバムの題名が“Showbiz”というタイトルが好感が持てなかったし、ジャケットのデザインもボディコンのお姉さんが、SF風な背景に立っているというデザインも気に入りませんでした。私が、MUSEに対する見かたを変えたのは、2002年にライブアルバム、“Hullabaloo”を聴いてからです。MUSEが非常にライブ映えするバンドである事をこの時に初めて知りました。はっきり言って、このバンドはロックバンドとしてはソリッドで上手いと思います。それは私だけが感じている訳ではなく、去年のレディングフェスでベストメインアクトの賞を取ったという事からも裏付けできます。一番驚愕することは、このバンドが3人編成である事です。ギターとベースとドラムだけの音で、ここまでドラマチックな音になるとは驚きです。実際のライブも昨年のサマーソニックで聴きましたが、期待通りの圧巻の演奏で、昨年のサマーソニックで、一番気に入りました。3f34841b.jpg
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またファッション雑誌読みまくり

今日読んだ雑誌はSmart、Soup、Zipperでしたが、一番感心したのは、Soupのゆかた特集です。起用されたモデルさんは、宮本りえさんです。宮本りえさんはボーイッシュな服とか、はずしテクを用いたスタイリングが似合う不思議なモデルさんです。顔立ちが和風なので、恐らくゆかたのモデルに起用されたのでしょう。ゆかたとなると、ハーフのモデルや現代ぽい顔立ちのモデルはあまり似合いません。でも、宮本りえさんはバッチリ似合っています。それは他の雑誌(PS)でも、ゆかた特集に起用されているので、誰の目にも明らかなのでしょう。c9a9027d.jpg

修理完了→再び工場へ

今日は私の愛車、ピーターラビット号(MGF)のクラッチ盤を中心とした修理が終了したと工場から連絡があり、取りに行きました。2週間振りの対面で、大喜びで運転しましたが工場を出て5分で『ゴリゴリ』という音が後輪から発生。その音は最初は時々聴こえるという程度でしたが、20分には車輪の回転に合わせて、『ザッ!ザッ!ザッ!』と常に鳴るようになりました。自力で工場に戻ろうと思いましたが、『ガーッ!』というひどい音になってきたので、JAFを呼ぶことにしました。市内でも車が多い交差点で、しかも駐車禁止の道路で、そうなってしまったので、近くの交番のお巡りさんに事情を話して交番の駐車場を使わせて貰えるよう配慮して頂きました。結局、工場から出て1時間でJAFの車載車に載せられて、工場に逆戻り。今度は車輪のベアリングのオイルが漏れているとのこと。また部品を注文しなければならず、再び入院となりました。いくら故障が多い車といっても、1時間でまた工場に入るとは…。因みに、これは故障のインターバルの最短記録です。それまでは1日が最短記録でした。写真は交番の前でJAFの積載車を待つピーターラビット君。6f3b7f86.jpg

Pictures Of Lily

邦題『リリーの面影』と題されたザ・フーの1967年の曲です。
Pictures Of Lilyは曲調やボーカルの声色は甘い感じですが、バックで流れるバンドの音はヘビーです。
その落差が、この曲の良い所で、凡庸なポップスに陥らずに済んでいます。
歌詞は男の子の自慰行為について歌っており、それもまたこのバンドの特色が出ていると思います。

ザ・フーというバンドは『思春期の少年』を描くことに長けたバンドで男の子達に絶大なる支持を受けていますが、女の子達の人気はサッパリというバンドです。
確かに女の子が、男の子の自慰行為の歌を聴いた所で、共感を得ることはありません。

1967年という年は、ロックやファッションにとって変革の年で、愛と平和を謳ったフラワームーブメントと呼ばれる流行がありました。
その『愛と平和』の時代にその歌詞の内容は異彩を放っています。

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バンドのソングライターであるピート・タウンゼントは、そんな世の中の潮流を分かった上でこの曲をレコーディングしている確信犯です。
曲やサウンドの雰囲気そのものは、フラワームーブメントの影響がみられますが、歌詞で他のバンドと差をつけています。

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この2年後に、ザ・フーはビートルズやローリング・ストーンズをもしのぐような巨大なスタジアム級のバンドに成長していきます。
この曲は後の大成功を予感させるような、ただ者ではオーラが漂う曲であると思います。

because of you

私にしては珍しい、今風のR&Bのアーティストをピックアップしましす。Ne-Yo(ニーヨ)はDef Jam所属のシンガー及び、プロデューサーです。Dam Jamと言えば、社長兼CEOはJay-Zです。そのためか、このアルバムでJay-Zのラップをフューチャリングした曲もあります。考えてみれば、社長が一社員の現場の仕事のため、骨を折るとはなかなか大した社長さんです。興味深い事は、Ne-YoがJay-Zと交際しているビヨンセの曲を書いていることです。言わばJay-Zの秘蔵っ子という訳になります。Ne-Yoはまだ24歳で、数々のプロデュース業もこなす才能の持ち主です。Jay-ZもNe-Yoを大切にしないと、Dam Jamの業績に多大な影響を及ぼします。Ne-Yoを見ると、そんな風にJay-Zの影がちらつきます。まあ、Jay-Zとの関係は置いておいて、Ne-Yoの音楽性はあまりギラギラする『ブラック・ミュージック』とは一線を画します。人柄も、最近来日した際にテレビ出演した様子を見ると、非常に紳士的で、日本中の繁華街を徘徊しているB-boyとは明らかに違います。このアルバムは、全体的にゆったりと流れているので、夜リラックスしたい時に聴くのが似合います。→続くe4d46f16.jpg
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『シャキーンとした猫』
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