★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018富山国際現代美術展に参加。

2007年12月

Piper at the Gates of Dawn

Piper at the Gates of Dawn

私は、シド・バレット(1946年-2006年)が書いた曲が大好きです。
好きなソング・ライターの5人挙げろと言われたら、シド・バレットの名を挙げるでしょう。

シド・バレットは、サイケデリック・バンドであるピンクフロイドの中心メンバーとして、ソングライターだけでなく、メインボーカル、ギターまで務めています。
言わばバンドのフロントマンです。

しかし、彼がピンク・フロイドのフロントマンとして活躍出来たのは、僅か2年程です。
"Piper at the Gates of Dawn"は、そんなシド・バレットが唯一ピンク・フロイドのメンバーとして残したアルバムです。
今回、"Piper at the Gates of Dawn"の3枚組のデラックスエディションが発売されたので、買いました。

私もシド・バレット音源をコレクションしているので、知っている曲が大半ですが、初めて聴くアウトテイクまで収録されいて、仰天です。
内容的には、最新リマスタリングのモノバージョンと、最新リマスタリングのステレオバージョンが各1枚ずつと、アルバム未収録のシングル集とアウトテイク集の3枚です。
その最新リマスタリング技術の余りにの出来栄えに、マニアの私の涙腺を緩ませてくれました。
そのサウンドは正に工芸品です。

Syd Barrett

シド・バレットはLSDの過度の使用のし過ぎで、行動の異常を示し、ステージでギターをぶら下げたまま、両腕もぶら下げたままの状態で、突っ立っていたと言います。
また、リハーサル途中で、突然ピタリと動作が停止し、やがてギターをケースに入れて、無言で帰って行ったりしたそうです。
メンバーとの意思疎通も困難になり、やむなくバンドから姿を消しました。
その後は2枚のソロアルバムを出しましたが、公衆の面前から姿を消しました。

※この記事は2016年2月7日に、投稿当時の原文を損なわない程度に編集致しました。
上のシド・バレットの写真はデラックスエディションのブックレットに収録されているものです。


思惑

現在、盛岡市のギャラリー彩園子で開催されている『大黒展』に私の新作“Dream”が展示されています。その“Dream”ですが、人々の困惑を呼んでおります。『分からない』、と。今までの私の作品と余りに違うAbstract painting(抽象画)だからです。それは、私が意図した事なので、思惑通りです。あまりに思惑通りなので、私はニヤニヤとほくそ笑んでいます。私の絵は、元々グラフィック・アートや、ポップ・アートなどの、Contemporary art(現代美術)が原点なので、Abstract painting作品は、当然の成り行きです。事実、今まで描いていた女の子の人物画の技術の延長で、作品は完成しました。芸術は、合法的に人を驚かせる媒体です。人は作者の作品を見て、驚かせられる事で、作者とコミュニケーションを取ることになります。要約すると:�芸術は、合法的に人を驚かせる媒体である。�芸術は作品を通して、作者と鑑賞者とのコミュニケーションを取るツールと化する。:ということになります。だから、レディ・メイド(既製品)によるオブジェは、は私の��の論にも合致し得ます。→続くd369159a.jpg
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今日

今日は二日酔い気味なので、長文は勘弁して下さい。62491fa7.jpg
盛岡市大通2丁目サンクイービル5階の和食店、利衛門にて飲み過ぎました。

ずっこけるディーラー

以前ブログに書いたピーター・ラビット号のカーステレオの電源が落ちてしまった件でしたが、よく調べると車内の時計、油温計、室内灯、ETCなど全ての電源が落ちてしまっていました。
それで、修理のためにディーラーに行きました。

2週間振りのディーラーです。
こんなにディーラーに通う人は、新車購入の時に、オプション交渉に行く人ぐらいでしょう。

車内装備の電源が全て落ちたピーター・ラビット号を運転して、ディーラーに到着。
カウンターで、『すみません、今度は車内の電源がダウンしてしまいました』と言った途端、カウンターの人達が吉本芸人みたいに全員ずっこけました。

遂にめでたくピーター・ラビット号は、お笑い系の車になったのでした。
思えばブログの読者に会うと、『車大丈夫ですか?』が挨拶代わりになっている位です。
もうピーター・ラビット君の故障がネタになっている事に『はっ!』と気が付きました。

ディーラーの人に聞いてみると、道路の小さな段差でヒューズが飛んだという事です。
ヒューズを交換すると元の通りに車内の電源が戻っていました。
親切な事に車内の時計とカーステレオの時計はきっちり時間を合わせてくれていました。

ありがとう、ディーラーの方々。

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30周年記念盤

ヴァージン・メガ・ストアでセックス・ピストルズの“NEVER MIND THE BOLLOKS”の30年周年盤(アナログです)を買いました。レコードそのものはEUでプレスされていて、日本の初回盤の帯が復刻されています。その他に解説とポスター、シングル“SUBMSSON”まで付いてました。レーベルはヴァージンなのにEMIジャパンからの発売です。あれ?彼らはEMIを首になったのではなかったのではないでしょうか?とやかく言わず、私愛用のTechnicsのターンテーブルで再生してみると、ロンドンナイト行ってるみたいな音でした。恐らくパンクDJのヒカルさんもTechnicsのターンテーブル使用していると思います。自宅でロンドンナイトを体験できるなんて凄い事です。マンションなので、さすがにボリュームは抑えますがね。dfe92fd5.jpg
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Dream

明日、12月17〜12月22日盛岡市上ノ橋町1-48ギャラリー彩園子で開催される『大黒展』で新作“Dream”を展示致します。一昨日完成したほやほやです。見ての通りの抽象画です。これは、今年の3月24日の早朝にみた夢が元になっています。私自身が美術館でこういった抽象画を見ている夢です。その夢に出てきた抽象画を再現したものです。だから、構想は寝てる間に出来てしまいました。お近くの方は是非『大黒展』にお立ち寄り下さい。この『大黒展』は90人の方が、作品を出展されるそうで、大盛況になりそうです。694935b0.jpg

up the bracket

up the bracket

“up the bracket”は2002年リリースのリバティーンズのファーストアルバムです。
邦題では“リバティーンズ革命”というセンスの悪い邦題が付けられています。

このアルバムはあまり売れませんでしたが、私は発売と同時にいち早く購入しました。それは伝説のパンクロックバンド、ザ・クラッシュのギタリスト、ミック・ジョーンズがプロデュースをしていたという理由でした。
(ミック・ジョーンズはこの後、活動停止までリバティーンズのプロデューサーを勤めます)

この頃は、アメリカのガレージ・バント、ストロークスが話題になっていた時代で、マスコミもイギリス版ストロークスみたいな売り込み方をしていていました。

この頃は、私も誰がピートで、誰がカールかも分かりませんでした。むしろ、ピート、カール、ジョン、ゲイリーの4人で、ザ・リバティーンズという印象でした。

CD購入後2週間で、私はリバティーンズのファンになってしまいました。
性急なビートを刻んでいましたが、キンクスやジャムなどのUKロックの伝統を感じました。
そして、これはまた、ギタリストのアルバムであるという感想をじました。
プロデューサーのミック・ジョーンズもギタリストでピートもカールもギタリストです。

バンドのサウンドは自ずと、ボーカルよりギターの方に比重が置かれ、ボーカルは空間をふわふわ漂っている感じです。
その代わり、ピートとカールのギターの響きは、混沌としています。

この頃はピート・ドハーティのスキャンダラスな行動が伝えられる事もなく、幸せな時代でした。
次のアルバムのレコーディングが始まったという情報が入ってから、ピートの行動がどうも変わっていると伝えられるようになって来ました。

でも、かなりオルタナティブなロックのファンしかリバティーンズの存在は知られておらず、ラジオでかかる事もなく、日本では少数のファンしか知らない秘め事のようなものでした。

その後のピートとカールの泥試合は誰が予想したでしょうか!

※この記事は投稿当時の原文を損なわない程度に、2017年2月11日に修正致しました。

Up the Bracket
Libertines
Rough Trade Us
2005-01-25

THE LIBERTINES

THE LIBERTINES

“THE LIBERTINES”は、リバティーンズのセカンドアルバムのタイトルです。
邦題は“リバティーンズ革命”といいますが、ちょとセンスに欠けています。

ジャケット写真の長髪のイケメンがカール・バラーで、赤いポロシャツを着ている男性がピート・ドハーティです。
ファーストと違い非、常にポップな曲調の曲が多いです。

このアルバムで、リバティーンズはブレイクして同時に空中分解します。
ピート・ドハーティのお騒がせ行動も、この頃から表面化しました。
ファーストアルバムからリバティーンズのファンだった私は、どうリアクションしたら良いか分かりませんでした。

このアルバムが全英1位で、シングルも全英2位と売れまくるも、ピートのスキャンダラスな行動が目立ってしまうという皮肉です。
それはロックらしいと言えば、ロックらしいのですが…。

決定的な事件は、ピートがカール宅にギターを盗みに侵入して通報された事です。
ザ・フーもセックス・ピストルズもスキャンダラスなバンドですが、メンバーの家に楽器を盗みに入るとは、前代未聞です。
ピートとカールの仲は、その一件で決裂し、ピートが留置場に入れられてしまいます。

あの大好きだったリバティーンズが、レーシングカーがクラッシュするが如くに崩壊する様を見る事は辛かったです。

その時の私の感情は、『ピートってこんな奴だったのか』という驚きです。
また、釈放されても、麻薬の不法所持で逮捕され、リバティーンズはピートの穴をサポートギタリストを入れてフジロックのため来日します。

このアルバムが出た2004年の12月に、無期限活動停止になってしまいます。
私が、ライブに行く都合がつかないうちに、活動停止してしまいました。
無理してでもライブに行けば良かったと後悔しています。

※この記事は、投稿当時の原文を損なわない程度に、2017年2月11日に修正致しました。

The Libertines
The Libertines
Rough Trade
2009-11-02

リバティーンズの幻影

今日はリバティーンズの中心メンバーのもう一方、カール・バラーのバンド、ダーティ・プリティ・シングスの話です。というか、ドラムはリバティーンズのドラマーで、ギタリストもピート・ドハーティの穴を埋めたサポート・ギタリストなので、ベース以外は、まんまリバティーンズの音です。ピート・ドハーティのベイビー・シャンブルズは、ピートのお騒がせ言動のため有名になりましたが、こちらは知名度はイマイチです。リバティーンズの人気は、ピート・ドハーティが強烈な個性で男性ファンに支持され、カール・バラーは長髪イケメンなルックスと渋い声で、女の子に支持されて、人気を二分していました。このダーティ・プリティ・シングスのCDからは、通してその渋い声が聴こえきますが、もうピートとカールがハモらなる事はないのかとう、喪失感を感じます。私はリバティーンズに関しては、カール派です。ピート・ドハーティが不在の時もサポート・ギタリストを入れて日本に来日している姿が健気だったからです。しかし、ダーティ・プリティ・シングスやベイビー・シャンブルズも好きですが、やはりリバティーンズが一番良いと結論が出てしまいます。→続くf6361520.jpg
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ピート・ドハーティとピーター・ラビット君

リバティーンズの主要メンバーの1人、ピート・ドハーティのバンド、ベイビー・シャンブルズのニューアルバム“ショッターズ・ネイション”を聴きました。相変わらずフニャフニャしたボーカルですが、ソリッドな良いロック作品に仕上がっています。ピート・ドハーティは才能はあるのですが、その破天荒な言動でリバティーンズの解散の原因になりました。バンドのもう1人の中心メンバー、カール・バラーの家にギターを盗み入って通報されたり、報道カメラマンを殴って警察沙汰になったり、リバティーンズのライブ当日に姿を現さない、恋人ケイト・モスとコカインの使用で検挙されたりするなど、枚挙に暇がありません。特にショックだったのは、モデルのケイト・モスがコカインで検挙された事です。私自身、ケイト・モスは大好きなモデルさんだったので、ピートを心底蔑んでいました。しかし、リバティーンズの音楽は、デビューした当時からの大ファンであるという、このジレンマは何とも皮肉です。リバティーンズが解散し、ベイビー・シャンブルズになってからも、オアシスのオープニング・アクトをドタキャンするなど相変わらずです。今回は改心してソリッドなアルバムを作ったと思います。→続く16d118a6.jpg
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気まぐれギャラリー
『シャキーンとした猫』
2019年

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