4月28日は、ギャラリー彩園子開廊30周年記念パーティーでした。ギャラリーのオーナーの村井さんはもとより、スタジオレイの、うえむられいさん、大宮政郎先生や、はまちひろさんもいらっしゃいました。最初は、私も知らない方々ばかりでしたが、周りの方々と徐々に打ち解けていきました。そこで、ある面白い現象に気が付きました。私の絵は知っているけど、私の顔を知らないという現象に気が付いたのです。去年の個展、『金沢からやってきた★カモヤ展』のお陰で『カモヤと申します』と自己紹介すると、『ああ、絵は見たことある』という反応です。これは、絵描きにしか分からない体験でしょう。そういえば、東京の授賞式でも、『絵は知っているけど、どんな人が描いているか分からない』という方がいらっしゃいました。音楽や演劇は、人前に姿を現すアートですが、絵画は、人前に姿を出さないアートです。なる程と、納得です。そういえば、はまちひろさんに、どうして案内状に作品でなくて、自分の姿を出したのか、この日聞きましたら、『初めての個展だから』と答えてくれました。自分の姿を案内状に出すことによって、自分の顔も売り込めるという効果があるのだと思いました。この日、大宮政郎先生は、私に『絵を一杯描かなくちゃ』と叱咤激励しました。まさに、その通りでございます。
2008年04月
4月29
4月28
有楽町イトシアの隣、東京交通会館の2階で昨日から開催されているマスターズ大東京展の授賞式に行ってきました。この日の服装は、華やかにヴィヴィアン・ウエストウッドのフリフリのシャツを着て行きました。私は“フレンドリー賞”なる賞を受賞致しましたが、表彰式で蓋を開けてびっくり、今年から設定された格式ある賞だったのです。石井会長から、『作品を通じて、会員の方は勿論、会場に観に来て下さった皆さんと友人になってもらい、未来に羽ばたいてもらう』という主旨の賞でした。そんな格式ある賞とは、露知らずでした。石井会長が、そういった主旨の話をすると、会場では『どの絵?どの絵?』と私の絵の前に人がどっと集まります。何だか他人事のようで、ピンと来ません。そして、表彰式が終わり、会場で作品を撮影していたら、1人の女の子が近付いて来て、『その作品の作者ですか?ネットで見ました』と声を掛けてくれました。彼女は長野から、このブログにアクセスしてくれたとの事です。ありがたい事です。マスターズ大東京展は4月27日〜5月3日、千代田区有楽町の、東京交通会館2Fギャラリーで開催中です。

4月27

今日で3日目となる新譜の話です。
ブログの内容が、まるで音楽雑誌と化しています。
この、お姉さんが、ストッキングを摘んでいる悩ましげなジャケットのCDは、ザ・ラスト・シャドウ・パペッツ(The Last Shadow Puppets)の『ジ・エイジ・オブ・ジ・アンダーステイトメント(The Age Of The Understatement)と言います。
何かグループ名もアルバムのタイトルも覚えにくいのですが、このザ・ラスト・シャドウ・パペッツは、アークティック・モンキーズの中心メンバー、アレックス・ターナー と、ラスカルズのマイルズ・ケインのコラボレーション作品です。
分かりやすく言うと、イギリスで、今一番売れている若手バンドのメンバーによるサイドプロジェクトです。
ジャケットの、悩ましげなお姉さんが、歌っているのではないので、悪しからず。
このCDを聴いて思ったのは、ジャケットのデザインを含め、60年代後半っぽい雰囲気がある事です。オーケストラをオーバーダビングして、甘ーい感じに仕上がっています。
スウィートな感じのCDと申しましょうか?
パニック・アット・ザ・ディスコと言い、最近は60年代後半な感じのサウンドが流行りなのでしょうか?
そういえば、最近の髪型も、60年代っぽい重ためのヘアスタイルが流行りです。
何事も物事はシンクロするものです。
このアルバムは、時々アークティック・モンキーズ風のメロディーが登場しますが、オーケストラの甘い響きが、そのイメージを払拭します。
やっぱりアレックスもイギリス人だったんだなぁと納得します。
でも、このアルバムが出たお陰で、アークティック・モンキーズのバンドとしてのコンセプトが、はっきりしますし、アレックスの才能の凄まじさを感じます。
このアルバムは、ソファーに座って、ミルクティーを飲みながら聴くのが正しい姿だと思います。
実は、私はアークティック・モンキーズの2枚のアルバムより、このアルバム の方が好きなんですよ。
4月25
パニック・アット・ザ・ディスコ(Panic at the Disco) は、2006年に登場した、エモ・バンドです。最近、MTVでビデオクリップが流れていて、気に入りました。何か人を喰ったようなバンド名ですが、イギリスのバンド、ザ・スミスの曲である『Panic』の一節を引用したものという説が有力だそうです。ザ・スミスの『Panic』については、偶然にも今月の7日に、このブログに書いていますので、興味がある方は、そちらを参照して下さい。とにかく、バンド名の由来からも分かる通り、イギリスのバンドに強い憧れを持っているようです。CDを聴いていても、イギリスのバンドにしか聴こえません。私もMTVで最初に聞いた時は、イギリスのバンドであると思い込んでいた位です。パニック・アット・ザ・ディスコのセカンドアルバム、『プリティ。オッド。(PRETTY.ODD.)』は、お勧めのアルバムです。中期のビートルズの曲調やアレンジがそっくりです。もっとはっきり言うならば、ビートルズのサージェント・ペパーズにそっくりです。ビートルズのサージェント・ペパーズが好きな人は、このアルバムを絶対に気に入るでしょう。雑誌のインタビューを読むと思っていた通りのUKロックマニアで、ビートルズに対する思い入れがあるようです。オーケストラの録音を、ビートルズで有名なアビイロード・スタジオで行った位ですからね
4月24

先月までは、90年代のCDを聴いてノスタルジックに浸っていましたが、最近は新譜を大量に聴きまくっています。
私は、いつも、ファッションやヘアスタイル、音楽など、最近でないと気が済まないので、その本領発揮です。
本日紹介するのは、イギリス出身のシンガーソングライター、アデルの『19』です。
全体的にアコースティックかつ、ジャジーな雰囲気で、夜中にお酒を飲んで、くつろぐ時に合いそうな1枚です。
お酒がが合いそうと言っても、アデルはタイトル通り、19歳ですけどね。
CDを聴いて、こんなに大人びた19歳が居るのかと思うような、曲とボーカルです。
そのルックスも大人びていて、19歳でこんなので良いのかと思う位です。
はっきり言って、『チャラチャラしてない』です。
しっかり、その足で立っているという感じです。
いつも、『チャラチャラしている』私は、アデルには頭が上がらない思いです。
でも、19歳でこんな地点に立ってしまったら、後は若い感じになるしかないかなあと思います。
若い頃に老け顔だった人は、徐々に若い顔になっていくような例もありますしね。
※この記事は2015年12月21に、投稿された当時の原文を損なわない程度に修正しました。
4月22
4月21
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