★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018年、2022年、富山国際現代美術展に参加。

2008年07月

With the Beatles

この3連休はレコード聴きまくりました。
そして、その締めはやはりビートルズです。

ジョンのカリスマ的な響きのする歌声、ポールの甘い歌声とテクニカルなベース、ジョージの繊細なギター、リンゴの味わい深いドラム、どれが欠けてもビートルズとして成立しません。

ジョンは好きだけど、ポールは気に食わないという声を多々聞きますが、バンド全体の音の響きから考えると、それは間違っていると思います。

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この写真、これぞまさしく"With the Beatles"!

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この記事は、2019年1月13日に、投稿当時の原文を損なわない程度に修正致しました。

ケイティー・タンストールのDrastic Fantasticをアナログ盤で聴いてみました

 昨日に引き続き、私が好きなイギリスのシンガーソングライター、ケイティー・タンストールのセカンドアルバム、“Drastic Fantastic”をアナログ盤(レコード)で聴いてみました。今回もHMVにの通販でお世話になりました。なぜならHMVで、レコード2枚買うと20%引きしてくられるというので、ケイティー・タンストールの“Eye to the Telescope”と“Drastic Fantastic”を2枚買ったのです。HMVは商魂たくましいですね。
 このアルバムは、前のアルバム“Eye to the Telescope”よりも、ポップ・ロック路線であるのが特徴ですが、CDよりドラムの音が、実に生々しい音になっています。また、エレクトリックギター2本とアコースティックギター1本のバンド編成の音が広って絡む様子が分かります。CDだと、ただの音の固まりになってしまうのです。また、ケイティーの歌声が本当に声帯から出ているように聴こえるのです。そんな感じに、音が実に暖かみのある印象になります。好きなCDをアナログで聴きいてみる事は、お勧めですよ。絶対にアナログで聴く方が良いと思うと思います。


5532f447.jpgCDとの比較のため、レコードジャケットの上にCD盤を置いてみました。
68622c7e.jpg一番驚いたのは、見開きのレコードジャケットを開いた時です。このアートワークは、CDでは採用されてないからです。
38343c02.jpgレーベルはこんな感じです。ジャケットでも使われたロゴが、ここでも使われています。
7a11342e.jpgターンテーブルを回すとこんな感じです。ピカピカのレコード盤にカメラを持った私が写っています。

ケイティー・タンストールのEye to the Telescopeをアナログ盤で聴いてみました

 私が好きなイギリスのシンガーソングライター、ケイティー・タンストールの“Eye to the Telescope”をアナログ盤(レコード)で聴いてみました。アナログ盤はかさばるので、店で買うより通販で買うのが良いと気付きした。今回は、これまたイギリスの会社であるHMVにお世話になりました。本当に、HMVはアナログ盤の品揃えが多いです。
 アナログ盤はアコースティックな音の再現性がすばらしいのです。それで、思った通り、ケイティーが弾くアコースティックギターの音がまるで、目の前で弾いてくれているように感じるのです。感激ひとしおです。もちろん、このアルバムの目玉、“Suddenly I See”もアナログな音です。アナログで聴きなおすと、ケイティーのアコギの音が、もの凄く前に出ているんですよ。好きなCDをアナログで聴きなおす事は、お勧めですよ。やってみて下さい。b8dd8578.jpgこれがジャケットです。比較のために、上にCDを置きました。
5348f97f.jpgこれが、レーベルです。なかなか、かわいいデザインです。
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ターンテーブルを回すと、こんな感じです。

回復

 旅をしたり、忙しかったり、風邪ひいたり、二日酔いだったりして、体力的に厳しい感じがしましたが、やっと回復してきた感じです。でも、何だか空がどよんとしていますが…。bb3ffc7e.jpg
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技術的問題

制作中の作品は、ここに来て、技術的問題にぶつかりました。写真では分からないのですが、髪の黄色い色の部分が下絵の鉛筆の線が透けて見えてしまう問題が発生しました。締め切りまで、約1ヶ月です。何とか解決させなければ…。1b97137f.jpg

第30回国際交流韓国HMA展開催!

第30回国際交流韓国HMA展(7月18日〜7月30日:ソウル市、ロッテ美術館)に、『パーティーの前日に…』出展!2a920303.jpg

忙しかった

何だかんだで忙しかったです。おやすみなさい。b562850d.jpg

なぜ日本人に和食は嫌われたのか?

 日本では、和食離れが続き、米が余って減反政策が続いてます。また、和食のメインディッシュとなる魚も、魚離れが進んで摂取量が減っているそうです。その一方で、海外では和食がもてはやされ、BRICsの雄、ロシアの首都モスクワでは、把握が困難なほど、日本料理店が流行しているそうです。そこに来て、7月15日の燃料費高騰による漁業の一斉休漁です。私はこの出来事は、漁師さん達が、気の毒だと思いつつ、世間の人達は、魚が採れなくなっても、何も困らない人も居るだろうなと思うだろうなと思いました。漁師さん達が一斉休漁という実力公使しても、『魚は嫌いだから、自分は関係ない』と思っている人が沢山いると思われるからです。
 まず考えなければならない事は、魚料理が主たる和食に問題の鍵があるように思いました。『なぜ日本人に和食は嫌われたのか?』という問題です。私自身も子供の頃は、ハンバーグやオムレツが好物で、和食が苦手だったので(今は大好きです)、日本人の和食離れしていく気持ちは分かります。子供は概して、ハンバーグやオムライスのような洋食が大好きです。つまり、和食は大人の料理なのです。昔の日本人は、殆ど和食のメニューを毎日食べていましたが、それは、家の大黒柱である、お父さんの好みに合わせたメニューなのです。子供が、メニューの内容が嫌いだと言おうものなら、お父さんから、『好き嫌い言うな!』と一喝されていたでしょう。昔の日本人は、そんな食環境で和食に馴染んでいったのです。
 しかし戦後、少子化のため、子供中心で家庭が動き始め、食卓は、お父さんの好みではなく子供中心のメニューになってしまいます。そして、和食に馴染まないまま大人になり、親の世代になって、ますます和食離れが進行する事になります。もう、そうなると、歯止めがかかりません。さらに問題を深刻にしている事が、和食は値段が高くて高級であるという要素までも加わってしまいます。
 食は文化の基本となる物です。食文化だけでなく、伝統的な日本文化から日本人の気持ちが離れていってます。日本人の多くの人の本音は、こうでしょう、『日本文化はもういらないから、外国に売り払いたい。だけど、米国と欧州の文化は買いたい』という事になりますね。舶来物好きな私自身も、自戒の意味を込めて、この現状を真剣に考えて行かなければならないと思います。

ニュースの時間ですよ!

 某民放テレビのニュース枠で、安売り店の特集をしていました。私は、それを欺瞞だと思いました。新聞と違ってテレビの報道は、『庶民の味方』、『庶民の敵』というフレーズが多いような気がします。それは、テレビのニュースは、新聞購読も出来なく、インターネット環境もないような情報弱者の唯一の情報源だからです。しかし、民放キー局の報道局の給料は、高給取りで、庶民ではないのです。また、特集された安売り店など、どう見ても、人件費の削減の結果のように思います。そんな報道がまかり通ると、従業員の賃金がますます下がり、原油や食料品の値段が上がり続ける、スタグフレーションを加速させるだけです。報道に携わっている人間なら分かると思いますが…。また、連日ニュースでは『円高』報道ばかりで対ユーロ相場は決して報道しようとしません。目先の原油高と物価の高騰の報道ばかりです。原油高と物価の高騰は、ドルへの信用がなくなってきている事が原因であると、何故はっきりと報道しないのでしょうか?せいぜいコメンテーターや解説員が説明するだけで、軽く流されてしまいます。
 勿論、あまりセンセーショナルにドルの信用がなくなったと報道されると、みなドルを手放して、経済的なパニック状態を誘発するさせてしまいます。なぜなら日本の企業は、円高による貿易黒字を、円に交換せずに、多額のドルを、アメリカの銀行に保有しているからです。つまり貿易黒字の儲けを日本の従業員の給与には回さず、ドルのままプールされているのです。また、日本の企業はドルをプールするだけではなく、大量のアメリカ国債を買っているのです。しかし、ドルの信用が落ちれば、日本の企業が保有するドルやアメリカ国債は、紙屑同然になる危険性をはらんでいるのです。
民放キー局も、テレビ朝日(朝日新聞)やフジテレビ(フジサンケイグループ:産経新聞)と新聞社の名前の一部を冠したりします。日本テレビは読売新聞のグループ企業で、巨人戦の中継を盛んに放送しています。これら3局は各新聞社の報道に引きずられる傾向があるようです。TBSは、どこの新聞社のグループに属さす独自の報道体制が組まれています。
 ニュースと言えばNHKですね。その存在と技術力は高くて、災害の時は、いち早く現場に急行し、鮮明な画像を中継します。CMがないので、民放より情報のタイムラグが少ないようです。
 何か冒頭で散々文句を言った割には詳しいと思った人も多いでしょう。それは、私がテレビのハードウォッチャーだからです。特に報道番組は好きで、同じニュースを各民放やNHKなど、どう料理して伝えるか、比較して楽しんでいます。テレビ局の報道の方々、お互いに切磋琢磨して下さいね。

村八分と外道

村八分

妙に日本語の歌が聴きたくなり、村八分と外道のCDを続けざまに聴きました。
『村八分/ライブ』と、『外道』は、どちらも30年以上前の日本でリリースされた、アンダーグラウンドなライブアルバムです。
『村八分/ライブ』は1973年で、『外道』は1974年です。村八分と外道の2つのバンドは、もはや伝説のバンドとなっています。
その音楽性の違いを表現するならば、村八分はブルース・ロックで、外道はロックンロールでしょうか。
感覚的には、村八分はアーティスティックで、外道はヤンキーな感じです。
 
村八分は、60年代末にグループ・サウンズのバンド、ザ・ダイナマイツのギタリスト山口富士夫が、ザ・ダイナマイツ脱退後に結成したバンドです。因みにザ・ダイナマイツは『トンネル天国』という曲が有名です。
つまり、村八分の山口富士夫はプロのミュージシャンとして、ある程度名前が知られた方が組んだバンドだったのです。そのガレージな感覚のギターの音はザ・ダイナマイツから村八分に至るまで、一貫しています。
ただし、ザ・ダイナマイツはレコード会社の歌謡曲のような営業戦略で、かなりキッチュなサウンドになっています。
そこに、山口富士夫が嫌気がさして脱退し、村八分を結成した事が容易に想像がつきます。レコード会社の意向が全く入っていないだけあって、そのサウンドや歌詞はラジオで放送出来ない位過激です。

外道

外道は加納秀人が中心として結成されたバンドで、ミッキー・カーティスによって発掘されました。この『外道』は、ミッキー・カーティスが8トラックのテープレコーダーで録音した荒い音が、よりバンドの本質を伝えています。
暴走族に支持されたバンドだけあって、最後はバイクの爆音で締め括られます。

私自身、若い頃には気が付かなかったのですが、この2つのバンドの共通点は、プロフェッショナルなミュージシャンの手引きがあった事です。
村八分は山口富士夫で、外道はミッキー・カーティスという具合です。
一見、アンダーグラウンドにはプロフェッショナリリズムは無用なように見えるのですが、全く排除する事は出来ないのです。

※この記事は、2016年4月18日に投稿当時の原文を損なわない程度に修正致しました。

ライブ
村八分
GoodLovin'Production
2014-10-15



外道 (紙ジャケット仕様)
外道
ブルース・インターアクションズ
1998-02-25

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2019年

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