村八分ボックスを聴きました。
村八分とは、'70年代初頭に活動していた日本の伝説的なロックバンドのことです。
さすが、ボックスセットだけあって、CD7枚にDVD1枚というボリュームでした。
既に聴いたことのある音源も何枚かありましたが、全部聴き込むのは大変でした。
ライブ盤がほとんどですが、スタジオでのリハーサルの模様も収録されています。
本当に、『こんな音源が残っていたんだ』事に驚かされます。
一番驚いたのはDVDです。
こんな40年近く前のアンダーグラウンドなバンドの映像が残っていたとは思いませんでした。
唸らせられたのは、山口冨士夫の過激なギタープレイです。
『めくら』、『かたわ』、『びっこ』といった、今では放送禁止用語満載の歌詞も凄いですね。
昔から発売されていた唯一のアルバム、『ライブ』の冒頭で客が『早くやれよぉ!』とゴネり始めますが、『うるさい!!』と一喝する、ボーカルのチャー坊が、まさにカリスマです。
私はいつも、この部分を聴くと、ゾクゾクとするんですよ。