★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018年、2022年、富山国際現代美術展に参加。

2009年11月

旅する絵描き

また旅に出てます。
今度の交通手段は、車です。
カーナビがあって助かりました。
どこに行っているかと言うと、釜石です。
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ミステイク

ブライスちゃんの制作をしているうちに、デッサンのミスを発見しました。
目の位置や大きさが間違ってました。
慌てて修正しました。
デッサンのミスは、車の運転に例えると、道を間違えているようなものです。
最近は、大分ましになってきましたが、いつになっても、デッサンのミスをしてしまいます。
人物を描いた場合、目鼻の位置は決まっているのですが、それはブライスちゃんなので、人物の解剖学的法則が通用しません。
ホント、気付いて良かったです。
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作風の変化とその時代性

二度目の個展を終えて、制作活動の転機が訪れたように感じます。
まるで女の子が描いたような、『女の子シリーズ』は、もう7年もやっています。
3年前から、より絵画的な『お人形さんシリーズ』も始めて、平行してやっています。
大宮政郎先生から、『お人形さんシリーズ』を中心に制作するようにアドバイスを頂いているのですが、『女の子シリーズ』も、なかなか捨てがたいです。
そんななかで、『お人形さんシリーズ』の“ブライスちゃん★おやすみ”が、芸術祭で奨励賞を受賞し、象徴的な出来事になりました。


そんな『女の子シリーズ』は、まさにジェンダーを超越した作風です。
描いている私は、その性的倒錯感が快感なのかもしれません。

その『女の子シリーズ』の初期の作品と近作を比較してみましょう。
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『女の子シリーズ』を制作するきっかけになった作品“マーメイド”です。
その下絵を最初に手がけた時は、2001年4月までさかのぼります。
まだ同時多発テロも起こってない時代です。
当時は日本画をやっていたので、最初は『遊び』や『実験』のつもりで描いていて、きちんと完成させませんでした。
そして、2003年まで放っておいたあげく、この作風をシリーズ化することを思い付いて、完成させました。

なぜ『女の子シリーズ』を連作しようかと思ったのは、当時アメリカのブッシュ政権下で『テロとの戦争』が声高に叫ばれる時代で、そんな殺伐でマッチョな空気の中で、どこかボヘミアンな平和の象徴としての女性像を描きたくなったからです。

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初期の『女の子シリーズ』の代表作、“おでかけ”です。
やはり2003年の作品です。
イラク戦争のまっただ中の時代、平和な国で、お買い物に出かける女の子を描いています。

初期の『女の子シリーズ』の作品は、色彩が比較的、穏やかなのが特徴です。
また、構図もシンプルなものが多いです。

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上の2枚から6年経った、今年の春に完成した“Memories”です。
色彩が強烈になり、構図も複雑になってきました。

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同じく、今年の夏に完成した、“Dancing Girl”です。
やはり色彩が強烈で、構図も複雑です。

なぜ、色彩が強烈になったのかと言うと、『派手に描く技術』が上達したためです。
構図の複雑化は、単純な構図に飽き足らなくなって、きたためです。
その変化は、『女の子シリーズ』が、2006年頃から実験性や平和というコンセプトから、『絵で描く詩』にシフトしました。
作風そのものより、作品のストーリー性や情感を重視したいと考えたためです。
時代の空気もマッチョからナチュラリズムに急速に変化していきました。

今後、『女の子シリーズ』を続けるかどうかは未定です。
私の気まぐれですから…。
また、どんな風に作風が変化するのか、私自身も分かりません。
その時代の空気で変化することもありますからね。

珍しい日本人

マンションにKDDIのひかりが入ったので、KDDIのADSLから乗り換えました。  
遅ればせながらですけどね。      
早速インターネットをしてみたのですが、サクサクつなげて、さすがに早いですね。
私は携帯もKDDI(au)、インターネットもKDDI、プロバイダーもKDDI(au one net)で、KDDIなしには通信生活は成り立ちません。
長年に渡り、何故かNTTには一切お世話になってないのです。
NTTに一切お世話になっていない日本人って、珍しいですよね。
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これが、そのモデムです。
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初めて麻生のツラを生で見る人

故郷、金沢に行ってました。
羽田空港から小松空港まで飛行機に乗ったのですが、私の後ろの席に、何と麻生太郎前総理大臣が乗っていて、驚きました。       
椅子のリクライニングを思い切り倒そうかと思いましたが、大人気ないのでやめました。     
まさに、『初めて麻生のツラを生で見る人』です。    
写真は、金沢21世紀美術館です。
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飛行機で…

今、羽田空港の第2ターミナルにいます。
これから出発です。
これから、どこへ行くのでしょうか?
続きは、また明日で…。
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羽田空港第2ターミナルです。
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空の玄関で…

この日は遠出をするので、羽田空港の第2ターミナルにある羽田エクセル東急ホテルで宿泊です。
ホテルでも、ルームサービスでワインを楽しんでいます。
近頃、私にとって、ワインは、日々の生活の糧になってきている感じがします。写真の白ワインは2008年のシャブリのハーフです。
奮発しました。
さて、私はこれからどこへ行くのでしょうね?
続きはまた明日。

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ファッション雑誌で、『こんなもの…』

ファッション雑誌の1ヶ月着まわしコーデのコーナーは、オシャレかつ平凡な日々を描いていますが、こんなにドラマティックな、ファッション雑誌の1ヶ月着まわしコーデのコーナーはないでしょう。  それは、SEDA 12月号の『臼田あさ美の恋するきまわし30days』で、臼田あさ美さんが扮するアサミの恋愛模様が描かれています。
写真は12月6日の場面で、アサミが親友チヒロに誕生日プレゼントを渡すところです。
しかし、チヒロが思いを寄せていたトモヤとアサミが付き合うことになったため、誕生日プレゼントを、『こんなもの…』と地面に叩きつけようとしている所です。
ファッション雑誌で誕生日プレゼントを渡している場面で、もらったプレゼントを地面に叩きつける場面なんて前代未聞です。
ある意味画期的です。
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キャーッ!助けて!チカンよー!

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キャーッ!助けて!チカンよー!強制わいせつよー!
カモヤとかいう、長髪で顔のでかい男が、アタシを押し倒してスカートをまくり上げたの!

とブライスちゃんが言ったとか、言わないとか…。
実はブライスちゃんのデッサンの最中に、鉛筆で汚れた手で、ブライスちゃんの足首を触って汚れたものですから、ティッシュで拭いてあげていたのです。
変態趣味じゃないので一応…。

肝心のブライスちゃんのデッサンは、眼の仕上げに試行錯誤しているところです。
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ニンマリ

これは、近頃私が着ているベロアのジャケットの内布です。
これを見るたびにニンマリします。
いつも頭の中はファッションのことばかり考えています。

この病気は、いつまで経っても治りません…。
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気まぐれギャラリー
『シャキーンとした猫』
2019年

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