★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018年、2022年、富山国際現代美術展に参加。

2010年02月

QUTiEとsweet

今日は、いつもより早起きして、機嫌が良いです。
体調もバッチリです。

QUTiE 3月号の表紙はベッキーさんです。
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特集である『おしゃれ上級者が語る・原宿が大人可愛くなった!トレンド丸わかり座談会』は、同じ宝島社のファッション誌、sweetが、120万部を達成したことを受けて、開かれた座談会です。
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この座談会の内容を簡潔に言うと、原宿のファッションが、sweet系の、ちょっと大人な外国人風のファッションに変化したという内容です。
これは、H&Mやフォーエバー21、海外ドラマの影響からだとのことです。
つまり、sweetが期せずして、トレンドの最前線に立たされて、120万部を誇るファッションになったということです。
その流れを受けて、QUTiEもsweet系のファッションに変わりますという結論に達しました。
何だか前向きなのか、後ろ向きなのか分からない結論です。
そういえば、QUTiEにsweet系のファッションが、ずいぶん増えたと思います。
でも同じ宝島社のファッション誌で、sweet系に移行していくと言っても…。
既にsweetがあるので、同じような雑誌が同じ出版社にあって良いのでしょうかね?
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対するsweet 2月号の表紙は、浜崎あゆみさんです。

イチ押しアーティスト

私が近頃好きなアーティストは、会田誠(あいだ・まこと)さんです。
会田誠さんは、女子高生をモチーフにした絵画作品が有名ですが、自らが顔を出すようなパフォーマンスに近い作品も、好きです。
なぜ、その作品が好きなのかと言うと、その皮肉に満ちたユーモアが痛快だからです。
会田誠さんの作品の感想は、現代の日本人だったら好きか嫌いか真っ二つに別れると思います。
好きか嫌いかという事象は、『中間がない』ということに他なりません。
会田誠さんの作品は、現代の日本人の心の闇を現していることを特徴としています。
そのキーワードが、『中間がない』ということになります。
裕福か貧乏か、高学歴か低学歴かとか、その溝は、現代の日本においては、ますます広がっていきます。
会田誠さんが女子高生をモチーフに選ぶのも、女子高生が現代の日本の大衆文化において最強の存在だからでしょう。
そんな、未成年たる女子高生を、文化の牽引役にしてしまうという、どうしようもない今の日本人のダメさ加減を、茶化しているようにも見えます。
そんな現代の日本人の駄目っぷりを茶化する、会田誠さんのユーモアが私のツボにハマるのです。

美術手帖2008年5月号の会田誠さんの特集です。
中央の無精髭の男が会田誠さんです。
この写真では、日本人なら誰でも知っている、ザ・テレビジョンの表紙をパロディーにしています。
手に持っているのが、レモンじゃなくてナマコなのがポイントです。
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やはり、美術手帖2008年5月号からです。
会田誠さんと言えば、このびっしり描かれた女子高生の絵画が有名です。
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これは、会田誠さん自らがビン・ラディンに扮した映像作品です。
なぜか、ビン・ラディンが、酒瓶が散乱する部屋で、コタツに入って喋っています。
これは典型的なダメな日本人の部屋ですね。

『ワタシ、ビン・ラディン』
『テロリスト、インタイ、シマシタ』
『デスカラ、モウワタシ、サガサナイデ、クダサーイ』

この動画を見ると、思わず爆笑してしまいます。

顔出しアーティスト

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アーティストには2つのタイプの方が居て、作者が極力姿を出さないタイプと、積極的に顔を出すタイプがいます。
もちろん、私は顔を出すタイプですね。
むしろ、遠慮もなしに目立ちたがる、出たがりですね。

これは、私の考えですが、制作者に匿名性があってはいけない、そのアーティストの容姿や生き方もアーティスティックでなければいけないと考えています。
それは、私がサルバドール・ダリから受けた一番の影響ですね。
まぁ、ダリほどクレイジーに振る舞えませんが、積極的にメディアに登場し、そのキャラクターや生き様までがアートとなるという概念は、私に大きな影響を与えました。

実は制作していました

遊んでばかりいる訳ではありません。
制作もしています。
まだBlogでは公開していない、これが本邦初公開の作品です。
女の子シリーズの作品ですが、初期の女の子シリーズとは少し変わってきた感じがします。
画面からどこか『和』な雰囲気を醸し出しています。

実はブライスちゃんの制作をしている隙に、こんな作品も制作していたのです。
私は、制作は同時に2枚の方が良いみたいです。
3枚同時進行もする時もありますが、3枚だとローテーションが難しくなりますね。
まだ、制作途中で、題名も決まってないですが、進行状況は、またBlogにアップしていきますね。
制作途中なので、変な所があっても、ご勘弁を…。
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ブライスちゃんもヨロシク。
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渋谷に滞在

今日は渋谷のセルリアンタワー東急ホテルに滞在しています。
ちょっとした気分転換にホテルに泊まるのが大好きです。
このホテルは私の常宿で、数え切れないほど泊まっています。
渋谷のド真ん中にあって、ラグジュアリーな空間であるのがお気に入りです。
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オ・ルヴォワール・シモーヌのCDを聴きました

また、ややこしくてマニアックなユニット名のCDで申し訳ないですが、オ・ルヴォワール・シモーヌのCDを聴きました。
これは、N.Y.はブルックリン出身の女の子3人組のユニットです。

実はこのCDは金沢・香林坊のレーベル、Rallyeからリリースされています。
なぜブルックリン出身の女の子が、香林坊のレーベルからリリースなのか、詳細は不明ですが、私の故郷である金沢にゆかりがあることは確かなようです。
レーベルの会社の場所は北国新聞赤羽ホールの裏手にあるようですが…。
そう言えば、ここにライリーと言うセレクトショップがありましたね。
(Rallyeはセレクトショップも経営)

まあ、金沢ネタはこれ位にして、肝心のオ・ルヴォワール・シモーヌのサウンドを説明すると、“エレクトニカ”という感じでしょうか?
決してテクノではないです。
何か楽器屋さんで売っている、安いキーボードで作ったようなサウンドです。
ボーカルも、フワフワ浮遊感たっぷりに乗ってきます。
このチープさは、恐らく意図的なものでしょう。
チープなサウンドではなく、中田ヤスタカさんのようなハイテクなサウンドで、女の子3人組だったったら、Perfumeになってしまいますからね。
(そう言えば、中田ヤスタカさんも金沢出身ですね)
このユルくてガーリーという所が、オ・ルヴォワール・シモーヌの良さなのです。

このサウンドは、ファッション雑誌を読んでいる時やティータイムにピッタリです。
実際、アニエスベーのファッションショーにも使われたそうです。

去年は日本でライブもやったそうですが、お客さんは女の子が多そうですね。
パンクのライブのように、客から『早くやれ!』とダミ声を浴びせられることはないでしょうね。

そう言えば、オ・ルヴォワール・シモーヌはレーベル元の金沢に来たことあるのでしょうか?
金沢で、チャンカレ(カレーのチャンピオン)行って、『Lカツ』を注文したのでしょうか?
気になります。
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こ、これは…!

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むむ、明治時代に建てられた古い洋館に、金色の怪しげな物体があります。

近付いてみます。
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こ、これは…!
実はこの物体、外の音を集音して、中で聞けるという芸術作品なんです。

ここは盛岡の旧石井県令邸です。
2月11日から開催される公会堂アートショー+の会場の一つになっています。
この、準備の模様はこちらのBlogで見ることができます。
http://kenreitei.exblog.jp/


公会堂アートショー+(プラス)
会期:平成22年2月28日(日)まで
会場:岩手県公会堂(盛岡市内丸11-2)
   旧石井県令邸(盛岡市清水町7-51)
開場時間:午前11時〜午後6時
入場料:無料

旅する絵描きの性分

大阪から帰って来た翌日は、疲れましたが今日は凄く気分が良いです。
寒さがやわらいだのも、大きな要因かも知れませんが、やはり大阪で気分をリフレッシュしたのが大きいです。
私は常に動き回ってどこかに行かなくてはならなきゃダメな人なのでしょう。
また、旅から旅への日々がやってきそうです。
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伊丹空港で…

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大阪からの帰りに、伊丹空港のラウンジに寄りました。

空港のラウンジと言えば、ラグジュアリーな雰囲気に満ちた、くつろぎの空間というイメージが強いのですが、ここ伊丹空港では、ちょっと違います。
写真のように、伊丹空港のラウンジオーサカのネオンは、まるで道頓堀の飲み屋さんのようです。
もう見ているだけで、飲んでないのに酔いがまわってきそうです。
このネオンと“ラウンジオーサカ”というネーミングを見ている時点で、バリバリ関西系なラウンジであることが分かります。

実際のラウンジの中は、パソコンが多数設置され、インターネット環境が充実したラウンジとなっています。
決して、お姉さんが隣に座って、水割りを作ってくれる環境ではないのですよ。
ちなみに、この写真を撮った時間は夜ではなく、午後3時半です。

新世界で…

今度は新世界に移動して、串かつ屋さんに行きました。
大阪と言えば串かつですね。
当然、ソースの二度付けは禁止です。

大阪の食は、どれも安くてウマいです。
さすが、食い倒れの街だと思います。
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気まぐれギャラリー
『シャキーンとした猫』
2019年

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