★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018年、2022年、富山国際現代美術展に参加。

2013年04月

“The Next Day”における私のボウイ論

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デヴィッド・ボウイ ( David Bowie ) の話題の新作、“The Next Day”を聴き込みました。
全体にロックな印象が強い今作ですが、iTunesのダウンロード数が世界中で凄いことになっているらしいです。

私はボウイのアルバムをほぼ全て揃えている、大のボウイのファンですが、そんな私から言わせると、“The Next Day”は、ボウイの人生の総決算という印象を受けました。
『いかに二枚目な男でも66歳にもなれば、人生の総決算のようなアルバムを作るのかなぁ?』という感想です。
なぜならば、音の端々に、今までのボウイの音楽のキャリアがミックスされた印象を持ったからです。
そして、何よりも10年振りのアルバムのリリースのという事実です。
2004年にボウイは、ライブの終了後、入院して心臓のカテーテル手術が行われたという噂を聞いていたので、多分、健康のためにマイペースな生活を送っているものだと思っていました。
そう思っていたら、突如の“The Next Day”のリリースです。
10年振りのリリースのために、若い年代では、これが初めて聴くボウイのアルバムだという現象が、全世界的に起こっているらしいです。

でもボウイは、その長いキャリアで、カメレオンのように、そのサウンドとルックスを変えて来た男です。
だから、『この曲がボウイの代表的な曲調ですよ』とか言えないミュージシャンなのです。

では、デヴィッド・ボウイとは、これまでどんなキャリアを積み重ねて来た方かと言いますと、まさに紆余曲折なのです。
ボウイの音楽活動は、年齢からも分かる通り、'60年代がスタートです。
その頃は、あらゆるバンドを結成しては解散しての繰り返しで、レコード会社と契約しても、『今売れている〜のバンドのような曲とイメージで』といった要求が何度も繰り返してばかりで、その度に曲調やイメージを変えざるを得なかったそうです。
ボウイが、めまぐるしく、曲調やサウンド、ヴィジュアルイメージを変更していったのは、若き日のこの経験が大きいと私は思っています。
また、同時に演劇にも傾倒し、パントマイムなども始めるようになります。
そして、1969年に念願の初ヒット曲、“Space Oddity”が英国のチャート5位にまで上ります。
でも、その後も一発屋で終わる危惧もある中、演劇とロックを融合したグラムロックというジャンルを作り、不朽の名作“ジギー・スターダスト”を1972年にリリースします。
グラムロックとは、今の日本のヴィジュアル系バンドのようにメイクし、髪も染めて金属的なサウンドが多い曲調のロックで、当時はセンセーショナルだったのですが、それは、前述のボウイの演劇の素養が生かされたものなのです。
“ジギー・スターダスト”でいきなりグラムロックのスターになったボウイですが、その仮面を脱ぎ捨て、どんどん違うサウンドやヴィジュアルイメージに変化していきます。

'70年代後半は、東西冷戦下のベルリンに隠り、エレクトリックサウンドを芸術の域まで昇華させた名盤、“Low”などを制作していきます。
しかし、'80年代には一転してコマーシャル路線に変更し、“Let's Dance”で一躍MTV時代のスターとして活躍していきます。
'70年代は、ロック界のカルトヒーローだったのですが、'80年代には、すっかり大衆的なスターになったのです。

'90年代は、'80年代の コマーシャル路線の反動からか、アーティスティックなアルバムをコンスタントのリリースして行くことになります。
そして、10年のブランクを経て、“The Next Day”がリリースされたのです。
説明が長くなってすみません。
でも、“The Next Day”は、そんな多様なボウイの音楽キャリアをミックスされたような作品に、私は感じたのです。

The Next Day
The Next Day [CD]

2013年はカラフルな1年

NYLON














NYLON JAPAN、5月号を読みました。
今回は、カワイイ特集と言うことで、ネオンカラー炸裂と言った印象です。
ネオンカラーの他は、スニーカーを猛プッシュしています。
各社のスニーカーがページを彩っているほか、リーボックに至っては別冊の図録付きという力の入れようです。
ようやく、最近になって地方都市でも、ネオンカラーの女の子を見かけるようになりました。
そして、ネオンカラーの色彩の波は、メンズにも押し寄せています。
2013年は、カラフルな1年になりそうです。

NYLON JAPAN (ナイロンジャパン) 2013年 05月号 [雑誌]
NYLON JAPAN (ナイロンジャパン) 2013年 05月号 [雑誌] [雑誌]

たかが通信。 されど通信。

早起きが得意な私は、18日は5:00に起きて部屋の掃除をしました。
早起きすると、一日が長く感じて、得をしたような気分です。

そう言えば、昨夜は久々に携帯電話とテレビから緊急地震速報を耳にしました。
地震そのものは、それほど激しくなかったのですが、一時はソフトバンクのセルラータイプの iPadが、繋がりにくくなりました。
一方、この時はauのスマートフォンのLTEは、通常通り繋がりました。
やはり、通信機器を複数持っている場合は、キャリア(通信業者)を複数に分散させた方が良いと実感しました。
逆に、東日本大震災の際は、auは全然通じませんでしたが、ソフトバンクは微弱に電波を拾っていて、Twitterで情報を得ていました。

たかが通信。
されど通信。

私は、NTTの固定電話には、加入していません。
かなり以前は、加入していましたが、妙な勧誘や投資話の電話ばかりかかって来たので、頭に来て、固定電話のコードを引き抜いたら、そういった電話はパッタリとかかって来なくなりました。
携帯電話は、見覚えのない電話番号には出なくて良いし、迷惑な電話は着信拒否が出来て便利です。
言わば、それも自己防衛手段ですね。

インターネットの光回線はauなので、私はNTTには全くお世話になっていません。
そのため、電話帳に私の名前は載っておりません。
結果的に妙な勧誘の電話は、かかって来ないので、めでたしめでたしです。
スマートフォンもauとソフトバンクで、NTTドコモとも、一切契約してない徹底振りです。
NTTと一切の関係を断ってから気付いたことですが、面白い事にNTTに加入しないと、電話帳が配られないのです。
でも、今時電話帳がなくても、スマートフォンで電話番号を検索して、そのまま電話をかけた方が早いのではないかと思います。
以上、NTTに一切お世話になってない、レアな日本人の話でした。

下の写真は、私のiPadの画面です。
恥ずかしながら、自分の作品を画面に使用しています。

iPad

強風で…

17日の朝は、強風でマンションが揺れて目が覚めました。
かなり頑丈な鉄筋コンクリートの建物が、風で揺れることは、めったにないことです。
寝ていたものですから、てっきり地震かと思ってしまいました。
でも、地震と違うのは、強風の音と共に、煽られるようなギシギシとした細かい震動が来るのが特徴です。
地震の場合は、ドスンと下から突き上げられるような揺れなので、揺れの性質が違います。
でも、強風で揺れたとしても、不気味な感じです。
揺れで叩き起こされたようなものですからね。

景色

ヘアスタイルをセットして

16日は体調も良く、ヘアスタイルも、バッチリ決まったので写真を撮ってみました。
3月末にヘアスタイルを変えて、3週間目にして、かなり馴染んで自然な感じになってきました。

近頃は朝、セットをする前に濡れタオルで髪を軽く湿らせ、それからワックスでセットし、乾いた時にヘアスプレーで仕上げています。
濡れタオルで寝癖も直せるし、自然な感じでまとまりますよ。
特に、軽く湿った髪とワックスは、ウェーブが良い感じに出て、相性抜群です。

ポートレイト

『閑静な住宅街』が凄く苦手です

個人的に、近頃感じるのは、閑散な土地で暮らすより、賑やかで、騒々しい所で住む方が好きだと感じることです。
まぁ、それは、あくまで個人の好みの問題になるのですが…。
『閑静な住宅街』が凄い苦手なのです。
例えば、『閑静な住宅街』で長髪にラバーソール、レザージャケットといったストリート・ファションの私が、住宅街のドラッグストアで買い物をしていたら、買い物をしている間、浮きまくっった空気の違和感を何度も体験しています。
そんな経験は、もう何度もしています。
明らかに、場違いです!
だから、私は『閑静な住宅街』が、大の苦手です。
そんな理由で、街中の『歓楽街』の近所に住みたいと思う私です。
それは、私が遊び人だからではなく、繁華街の賑やかな街のエネルギーを分けてもらって、自分自身も元気になれるという理由もあります。

ビル

制作人生

自分の制作人生について、近頃色々考えさせられます。
自分にとって、制作とは何なのか?
制作し続けるのは、何の為なのか?
美術と余り縁のない方々から『何で苦しい思いをしてまで制作するのか?』と聞かれてしまいます。
でも私の人生の中で、制作をしていない時は幼少時だけで、制作している人生の方が長いのです。
何のために制作するのか?
それは、制作イコール日常の営みなのです。
毎日、食事するとか、入浴したり、夜寝ることと同じだからです。

MGF

暗闇生活

昨日のブログを読んだ方は、ご存知だと思いますが、マンションのリビングの照明機器が使えなくなって、夜中は暗闇生活を送っております。
照明機器が使えなくなってから、夕方、マンションに帰るのが憂鬱になっています。
暗闇生活を送るようになって以来、ベッドに入る時間が早くなったような気がします。
数日前は、素晴らしいホテルの部屋に泊まり、王様気分だったのに…。
早く何とかならないかなぁ〜。
暗闇生活を送ってから、朝を迎えるのが喜びになっています。

下の写真は、暗闇生活の様子です。
部屋のカーテンの柄を撮影しています。
Macで露出を調節して、やっとカーテンの柄が見えるようになりましたが、元の写真の画像は、ただ真っ黒いだけの写真でした。
左下から浮き上がる、ボーッとした明かりは、テレビの画面からの明かりです。

カーテン

部屋が暗い

私が住んでいるマンションは、築29年の古いマンションです。
良く言えば、最近流行りのヴィンテージ・マンションと言えば聞こえが良いですが、そんなオシャレなものではなく、ただの古いマンションです。
私は、そのマンションに賃貸で居住しています。
そんな、マンションに建築当初から備え付けられたリビングの照明器具が、10日の夜、遂に完全に点かなくなりました。
何かと言いますと、蛍光灯のソケットのプラスチック部分が、経年劣化で樹脂状にボロボロになっているのです。
それで、その蛍光灯は18ワットの4連なのですが、そのような事情で最後の1本だけが、かろうじて使用可能でしたが、遂に蛍光灯が点滅を始めました。
それで、蛍光灯を交換しようとして外した所、その最後のソケットがボロっと崩れました。
遂にリビングの明かりが消え去ってしまったのです。
しかも、照明器具自体が、天井にボルトで備え付けているタイプなので、気軽に照明器具屋さんに行って交換するタイプではないのです。
そして、ダイニングにも同じ照明器具が取り付けられているのですが、それも、かろうじて1本だけ点灯しているだけです。
とりあえずマンションの管理人さんに、どうしたら良いか聞いてみた所、賃貸の中間業者に言うように言われたので、電話してみました。
そうした所、非常に丁寧に対応して頂いてくれたのですが、『しばらく待ってくれませんか』とのことです。
そんな訳で、暗い部屋での生活がしばらく続きそうです。
下の写真がその天井の照明器具です。
照明器具のデザインと、天井の模様が年代を感じられます。

蛍光灯

今夜はシャブリで…

シャブリ
















10日の晩は、刺身が食べたくなってショッピングセンターの魚屋さんへ行きました。
それで、刺身を買った後、近頃ハマっているワインのチョイスをどうするか、考えました。
私のワインの好みは、フルボディの重い味わいの赤ワインが好きなのです。
でも、その手のワインは肉料理やデミグラスソースの料理には合うのですが、魚の場合は、ワインのコクが口に残り、魚の繊細な味を殺してしまうので、さっぱりとした白ワインの方が合うのです。
それは、私が実体験でも感じたことですし、一般的にもレストランでソムリエに相談すると、魚料理が運ばれる際には、白ワインを薦めるのが一般的です。
そこで、刺身を買った後、ショッピングセンターの酒屋へ行き、迷わず白ワインを探しました。
店頭で、色々悩みましたが、以前から白ワインはシャブリが好きだったのでシャブリを選びました。
本当は、酒屋の方と『お刺身に合うワインってないですかね?』と相談したかったのですか、その時店頭に立っていた、おばちゃんが、いかにも演歌が似合いそうなオーラが漂っていて、むしろ日本酒の方が詳しそうな雰囲気だったので、聞くだけ無駄なような気がして聞きませんでした。
(ひょっとしたら、ワインにも詳しいかも知れませんが…)
シャブリは、目が飛び出るほどの高価なワインではないのですが、決して安いワインとは言えない値段設定です。
ショッピングセンター内の古典的と言うか、伝統的というか、あまりオシャレでない雰囲気の酒屋さんだったのですが、そういった酒屋さんのレベルでフルボトル、3600円でした。
もし、仮にホテルとかでオーダーしたら、絶対に5000円以上かかりそうです。
ちなみに、その酒屋さんで見かけたワインで、2万円ほどする商品もありました。
さすがに、そのようなワインは、気軽には飲めないので、シャブリにとどめておきました。
普段は、安いチリワインを飲んでいますが、今日はちょと贅沢をしました。
でも私が狙った通り、シャブリは、刺身に合いました。
特に白身との相性は絶妙です。
そして、やはりシャブリはウマいです!
でもワインは、凝り始めると、かなり知識的にも、コスト的にも深かくなってしまうので、ほどほどにしようかと思っています。
それは、私自身が凝り性の性格であることを自覚しているからです。
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