★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018年、2022年、富山国際現代美術展に参加。

2014年05月

なぜThe Whoは日本人受けが悪いのかを考察してみました

Then And Now

ロックのアルバムを、毎日最低でも1枚は聴くのが習慣になっている私です。
新旧様々なバンドやシンガー・ソングライターの曲を聴いています。

そんな私が一番愛するバンドがThe Whoです。
『またThe Whoの話か』と思わず読んで下さいね。
やはりピート・タウンゼントという天才的ソングライターに、ドラムのキース・ムーンとベースのジョン・エントウィッスルという名プレイヤーが居るバンドって希有な存在だと思います。
何気にボーカルのロジャー・ダルトリーも、歌を丁寧に歌う良いボーカリストだと思います。
また、ロジャーは俳優として活躍するほど二枚目な男なので、The Whoのヴィジュアル的なイメージも牽引しています。
そんなこんなでThe Whoが好きなのです。

同時期のバンドと比べると、ビートルズはソング・ライティングで抜きん出ていますが、楽器のプレイはポールのベース以外は微妙です。
ローリング・ストーンズは、R&Bのカヴァーを独自のリズム感で、せっせと演奏している印象です。

The Whoの最大の欠点は日本人受けが悪い所です。
'60年代のリアルタイムでは、The Whoの情報はミュージック・ライフ誌に、たまに掲載される程度だったようです。
'70年代に入ると、ハード・ロックバンドのように紹介されていますが、ハード・ロックだと思ってアルバムを聴くと、実は違っていてがっかりするような静寂さがあります。

実際に日本でThe Whoが評価されたのは'90年代後半になってからだと思います。
The Whoが、なぜ日本人受けが悪いのかは散々考察していますが、曲が繊細な心を持った少年の歌であることが一因であると思います。
今風に言うと草食系男子の心理を歌った曲ばかりだからなのでしょう。
The Whoの曲の歌詞では、殆ど女性が登場しません。
登場しても、『困った女性のせいで人生を狂わされた』という内容ばかりです。
日本の経済が右肩上がりだった時代の男性は、良くも悪くもギラギラとした視点で女性を見ていました。
しかし日本がイギリス並に経済が停滞し、女性の方が就職率が高い時代となれば、The Whoの曲に登場するような繊細な心を持った少年の曲を理解出来る地盤が出来てしまったのでしょう。

このBlogを読んでる方で女性もいらっしゃるかと思いますが、ギラギラとした男性が良いか繊細な心を持った男性が良いのかは、賛否両論でしょうね。


夜景

夜景

今日は疲れました。
これで勘弁して下さい。

遠くへ行きたい

JaguarXK8

28日は少しではありましたが、Jaguar XK8の運転を楽しみました。
この日は郊外の丘のワインディング・ロードを走ってみました。
パドル・シフトでシフトダウンをすると、急カーブな下り坂を曲がっても、安定感たっぷりに走れて快感です。

う〜ん、やっぱり良い。
ラグジュアリー感満点のリビングのような内装も含めてですね。

そう言えば、このJaguar で長距離は、まだ走っていません。
いつかは、この美しいJaguar XK8で遠くへ行きたいと思っています。

チャーター機でJet !!

Band on the Run

ポール・マッカートニーが26日にチャーター機で離日したとのことです。
一応、飛行機に乗れるまで体調が回復したのでファンとしては、ほっとしています。

“ウイルス性炎症”というプロモーターからの発表でしたが、報道から推測すると胃腸炎だったようです。
一時的に都内の病院に入院もしたようです。

私も、過去に激しい胃腸炎を経験したので、その辛さが分かります。
このBlogは2007年4月1日から毎日更新されていますが、激しい胃腸炎ため2009年の9月23日と24日だけ抜けています。
4日間飲まず食わずの状態で、まさに地獄の日々でした。
人生の中で4日間飲まず食わずの生活を送ったのは、後にも先にも、この時だけです。
Blogを読み返すと100%全快したのは10月15日でした。
5年経った今、Blogを読み返しても、その恐怖の体験を思い出して、ぞっとします。
ポールの71歳という年齢を考えると、身体的ダメージが相当大きいように思われます。

報道では『ポール極秘に離日』と書かれています。
16日に発症して26日に離日していますが、私のBlogを読み返すと10日程度では8割程度の回復というレベルでした。
なので『極秘』ではなく、元気に振る舞うことが出来なかったので、そっと離日したというのが真実でしょう。

“Jet”とは私が大好きなポールの曲で、疾走感満点のロックな曲です。
ライブで演奏すると凄く盛り上がります。
“Jet”というタイトルは飛行機について歌った曲のように見えますが、ポールが'70年代に飼っていた犬の名前だそうです。
写真は“Jet”が収録されているポールの名盤、“Band On The Run”です。

Band on the Run (+DVD)
Paul Mccartney
Hear Music
2010-10-28

でれっとしています

Cat

26日は実に落ち着いた日でした。
でれっとしています。

テレビのニュース番組を観ていたら、ニュースがどんどんワイドショー化して、つまらく感じて来ました。
なので主要各紙の電子版を読む。
朝日は相変わらず左寄りで、毎日は最近なぜか執拗にSTAP細胞のことばかり追っています。
読売は自民党のPR的な記事が目立ち、産経は相変わらず右寄りです。

私は忙しい時は、朝日と産経の真逆な記事を、ざっと読み比べるのが習慣となっています。
謎なのは、以前は左寄りな記事を簡潔に書いていた毎日が、なぜ最近執拗にSTAP細胞にこだわるようになったのかです。
似たような政治スタンスを取る、朝日との違いを見せたいのかと勘ぐりたくなります。

やはりマスコミは“媒体”であって思想ではありません。
その情報を受け取った者が分析して真実を考察しなければなりません。
恐ろしいのは人間の思考停止と妄信です。

ちなみに私はネット大好き人間ですが、匿名で、どこの誰が書いたか分からない記事はデマと同レベルだと思っています。

日本の歴史について考えさせられた日

kesiki

25日は前日に動き過ぎたせいか、体調がイマイチでした。
なので静かにYouTubeを観て過ごしました。

この日、主に観ていた動画は、何と古典落語です。
私はそれまで、落語なぞ興味なかったのですが、この日に何気なく観ていましたら、歯切れの良い江戸弁で面白おかしい話を聴いているうちに、みるみる引き込まれました。
古典落語を聴いているうちに、江戸の町人文化が非常に豊かなものであったことを痛感しました。

当時、鎖国をしていた日本ですが、そこまで知的で豊かな文化を持っていたので、日本が開国し産業革命に突き進むのは時間の問題であったのでしょう。

心が洗われる音

MGF

25日はMGFの運転を楽しみました。
ワインディング・ロードがある山道を走ると、ミッドシップの独特のバランス感が絶妙です。

エンジンの唸りに耳を傾けると、心が洗われるようです。
私が好きな音は車のエンジン音とか、ジェット機が離陸する時の爆音やロックなど、騒々しい音がなぜか好きです。
理由は自分でも分かりません。

二面性がある車

MGF

23日はMGFで移動しました。
この車は二面性がある車で、車体が小さいので街中の狭い路地や駐車場でも、小回りが効いて楽に入って行けるという側面を持っています。
その一方、見ての通りのスポーツカーなので、高速道路の合流地点でもグングン加速して、あっという間に時速100kmに達し、速やかに合流出来ます。
そして、やはり高速道路の追い越し車線でも、この小さい車体で余裕で走ることが出来ます。

まぁ、私はあまり長距離を走らないので、それほど高速道路は使いませんが…。
なので、路地や狭い駐車場を走る際にMGFを重宝しています。

意味がある音

TOMMY

21日は、久し振りにThe Whoの“Tommy”を聴きました。
久し振りと言っても2ヶ月くらいのブランクしかありませんけどね。
このアルバムは、もう私があれこれ言わなくても『ロック名盤』と題された本には大抵載っていて、もう評価が定まっているアルバムです。

まだこのアルバムを一度も聴いたことがない方にアドバイスすると、このアルバムは一度聴いただけで良さが分からないアルバムで、通して何度も聴き込むほどにその良さが分かるというタイプのアルバムです。
だから、iTunesで1曲買いしても意味がないので、アルバムで全曲購入して欲しいアルバムです。
そして聴き慣れて音楽的良さが分かったら、歌詞を辞書と首っ引きでも良いので一度は全部目を通すのが良いかも知れません。
対訳に頼ってはいけません。
なぜなら英語の音で、独特の語呂や韻を踏んでいたりするからです。
英語で全部通して読むと、『う〜ん』と何か感じると思います。

The Whoが日本で評価が低いのは、“Tommy”の良さを理解するのに、それ位の手間がかかるからなのかも知れません。
特に日本人が英語の歌詞を全て目を通すのは、よっぽど好きじゃないと苦痛なだけかも知れません。
そんな、一見ハードルが高そうな“Tommy”ですが、一度良さが分かるとスルメのように味わい深くなります。

私はもう長年に渡って聴いているので、そのプロセスは、とっくに通り過ぎています。
ですが、21日に聴いた時は何か収録曲の楽器の一音ですらも、何かのオーラのような意味がある音のように聴こえたのです。
『これは、ただ事ではない音だ』と。
確認のために、もう一度聴いてみましたが、やはりオーラがある音に感じました。
これは、『意味がある音だ』と感じました。
非常にシリアスさが伝わる音です。
ライブでの演奏テクニックが頂点に達したThe Whoの4人が、さらに綿密に丁寧にレコーディングしたからなのでしょう。

雨の日

Freelander2

22日は雨の日です。
いつも、雨の日はFreelander 2で移動します。
Freelander 2は、どんな天候でも安心して乗れる車のように感じます。
なんだかんだ言って、私が所有する車で一番信頼性が高いように思います。
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