★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018年、2022年、富山国際現代美術展に参加。

2014年08月

住民にとって…

災害

また、災害が起こりました。
自治体の首長、特に住民にとって身近な市町村の首町さんには、突飛で余計な政策よりも危機管理能力があるかどうかが、重要だと思います。
自分が住んでいる自治体の首長さんが、災害の時に正確な判断を下し、住民の安全ため、どこまで身を尽くしてくれるか?
それを見極めなければなりません。

来年の春に統一地方選があるので、そういった視点で投票することが重要だと思います。
災害は、いつ、どこで起こるか分からないからです。

同じバンドで…

Off The Ground

一見、途絶えることなくコンスタントな音楽活動をしてきたポール・マッカートニー。
そんなポールでも、'90年代は企画物を抜かすと、この“Off The Ground”と“Flaming Pie”の2枚しかアルバムをリリースしてません。
'00年代は、10年間で3枚のアルバムをリリースしているので、ポールの'90年代は色々と大変だったと思われます。
その大変だったことは、奥さんのリンダさんが乳癌の闘病生活に入ったことが大きいでしょう。

ポールは、ビートルズ解散後は3つのバンドで活動していて、最初は’70年代のWings、そして’80年代末から'90年代初めのツアーバンド、そして'00年代初めから現在まで続くツアーバンドです。

この“Off The Ground”は’80年代末から'90年代初めのツアーバンドでレコーディングした『バンドのアルバム』です。
このバンドは面白いことに、プリテンターズのアルバム、“Get Close”期のギタリストであるロビー・マッキントッシュとドラマーのブレア・カニンガムから構成されているのです。
残念ながら、プリテンターズでロビー・マッキントッシュとブレア・カニンガムでレコーディングされたアルバムは“Get Close”しかありませんが…。
こちらが、そのプリテンターズの“Get Close”です。

Get Close
Pretenders
Rhino / Wea
2007-06-05



ロックマニアの私は、プリテンターズの“Get Close”と、ポール・マッカートニーの“Off The Ground”を聴き比べてみました。
まさに、同じバンドで違うアーティストがレコーディングしたら、どうなるかという好奇心で聴いてみたのです。

ドラマーはバンドのノリを決める要で、ギタリストはロックバンドのサウンドを決める重要なパートになります。
そして、両方を聴き比べると、ほぼ同じバンドであることが分かりました。
ボーカルがクリッシー・ハインドかポール・マッカートニーかという違いのように思われます。
そして、ベーシストがT.M.スティーヴンスかポール・マッカートニーかとう違いですね。
“Get Close”が1986年で“Off The Ground”が1993年なので、間違いなくポールは“Get Close”を聴いて研究したと思われます。

“Off The Ground”を久し振りに聴いて感じたことは、『あっ!これは'90年代に流行ったブリット・ポップだ』ということです。
前述のようにバンドから、英国で主な活動をするプリテンターズの影を感じる所や、このアルバムでエルビス・コステロと共作した曲も含まれることからです。
そしてプロデューサーにはレベル42 をプロデュースしたジュリアン・メンデルスゾーンを起用するなど、当時の中堅スタッフを集めてレコーディングした思惑が当たり、古臭い音ではなく、見事に'90年代ブリット・ポップ風に仕上がったアルバムになっています。

結果的にポップなポールの曲やボーカル、そしてメロディアスなベースのインパクトが、強いのを再認識する結果になりました。
“Get Close”よりポップな仕上がりとなったと言えば簡単ですが、ポールがとんでもない存在感を示しているのです。
何よりも、コーラスワークが“Get Close”より華やかで複雑です。
ブレア・カニンガムは、相変わらずバンバンドラムを叩いていますが、ロビー・マッキントッシュが、やや控えめにギターを弾いているのが気になりますが…。
“Off The Ground”はUK、USでは受けなかったですが、なぜか欧州、特にドイツでは大ヒットしています。

でも、プリテンターズではソリッドなロック・サウンドを聴かせてくれます。
ほぼ、同じバンドですが、どちらのアルバムが良いのか好みが分かれる所でしょう。
“Don't Get Me Wrong”というヒット曲も収録されています。

同じバンドを聴くなら、ソリッドなロックを聴きたい時はプリテンターズの“Get Close”、ポップなアルバムを聴くなら“Off The Ground”になるでしょうか?


Off the Ground
Paul Mccartney
Hear Music
2014-01-21


スイスイ走ります

MGF

忙しいです。
でも私のMGFは絶好調です。
細い路地でもスイスイ走ります。

ガジェット多過ぎ

kesiki

17日は気分転換に車の運転をしましたら、大雨だったのと渋滞に遭ってしまい、疲れてしまいました。

Xperiaの予備のACアダプターが傷んだので、携帯電話ショップに行きました。
携帯電話ショップで店の方と雑談すると、もはや携帯電話はスマートフォンになり『電話』ではなく、小型のネット端末になっていることを痛感しました。
私が最初に携帯電話を持った時は、内蔵されたアドレス帳も漢字変換が出来ずに、半角カタカナしか入力出来なかったのに…。

ちなみに、Xperiaのキャリアはauで契約17年。
auではなく、『セルラー』と言われていた頃から13台目の機種になります。
なので、電話番号やメールアドレスはずっと変わってませんし、アドレス帳も古くからの知人の連絡先に、どんどん新しい連絡先を追加していっています。

家では、ほぼ終日Macを操作し、外出先ではスマートフォンはXperiaとiPhoneの2台使用しています。
それに加えて、iPadも所有しています。

2台のスマートフォンの使い分けは、Xperiaは電話と電子マネーや、新幹線に乗る時に使うモバイルSuicaが主な使用目的で、iPhoneは出先でブラウザを見る時に使用するといった具合です。

あまりのガジェット多さに、自分自身でも半ば飽きれています。
でも、iOSの操作、Androidの操作、Macの操作を体得したので、勉強だと思えば良いのかな?

MacでSNS時代のBlogを書く

Blog

よく『毎日Blogを書けますね』と言われますが、Blogを書く時間は正味20分なので、大変かと言われると、そうでもないです。
Blogは写真のように毎日、Macで書いています。

Twitter、facebook、そしてLINEとSNSが台頭している時代に、なぜBlogなのかという質問も受けます。
その謎は、このBlogがスタートしたのが2007年4月1日だからなのです。
当然それらのSNSがない時代から、中断することなく毎日書いているからです。
この時代はBlogにコメント欄を設けて、BlogそのものがSNSの代わりを果たしていました。
もっとも、その当時でも私はBlogのコメント欄は有効活用していませんでしたが…。

そして現代のSNSの時代になるのですが、そんな時代でもBlogは有効に働くと思います。
SNSはスマートフォンでアップされることが多いですが、BlogはMacのようなパソコンで、
デスクに向かって書くというスタンスの違いがあります。
なので、即時性はSNSに軍配が上がりますが、しっかりとした文章を書くにはBlogの方に軍配が上がります。
また、SNSにBlogを載せれば、より拡散させて多くの方に読んで頂くことが可能になるのです。

唯一の後悔は、私がBlogを書き始めた頃の記事は、Blogの執筆に不慣れな様子がバレてしまうことです。
自分で重要だと思う記事は、可能な限り原文を損なわない程度に修正しますが、それ以外は、そのままの状態で残っています。

でも、もう何年も前に書いた記事を検索で調べて読んでくれる方が、いらっしゃるのは嬉しい限りです。

終日ポール・ウェラーを聴きまくる!!

Heavy Soul

15日は、終日ロックを聴きまくっていました。
最初は色んなアーティストのアルバムを聴いていましたが、聴いているうちにポール・ウェラーを聴くことに夢中になってきました。

膨大な量のロックのCDを所有し、毎日どんなに忙しくても、最低1〜2枚ロックのアルバムを日常的に聴いる私でも、評論家のレヴューやセールスと、私の評価がズレてしまうことが多々あります。
特にポール・ウェラーの'90年代のアルバムに関しては世間の評価もセールスも
“Stanley Road”が高いのですが、私は“Heavy Soul”が一番だと思います。
むしろ、“Stanley Road”は聴いていて、ちょっと退屈だと思いました。

実は私は、ポール・ウェラー関連の音源はThe JamやThe Style Councilも含めて、アルバムは全て持っています。
Amazonを見ていても、あらかた揃っているので買う必要がないという状況です。
ベスト盤や編集盤で持ってないものもありますが、音源は全て持っていますからね。
逆に、そんなコレクターな私が高く評価する“Heavy Soul”は、名盤だと自信を持って言うことが出来ます。

ポール・ウェラーが初期に活動したThe Jamのアルバムは、大部分が名盤で、人気絶頂のうちに解散しました。
ロックの世界では、そんな大人気のバンドが解散した後のキャリアが問題になります。

The Jamが解散後に活動したThe Style Councilでは、評価もセールスも、ダントツの
“Our Favourite Shop”をリリースしました。
“Our Favourite Shop”は私も好きなアルバムです。

そして、'90年代は“Heavy Soul”をリリースしました。
こういったコンスタントに名盤をレコーディング出来るポール・ウェラーは希有な存在だと思います。


美メロの宝庫

Sound Affects

お盆だというのに、ロックばかり聴いています。
14日は、The Jamの“Sound Affects”を聴きました。
このアルバムは、いつ聴いたか思い出せない位、かなり前に聴いたままで、放っておいてました。
私がこのアルバムを最初に聴いたのは、10代の頃です。
当時、私はThe Jamにパンク的な勢いを求めて聴いていましたので、この“Sound Affects”はちょっと退屈に思えました。

でも、改めて聴いてみると美メロの宝庫でした。
“Pretty Green”、“Start”、“That's Entertainment”、“Boy About Town”など、The Jamのベスト盤に収録されているような有名な曲が揃っているではないでしょうか!
なぜ、しばらく聴かなかったのかと後悔しましたよ!

“Sound Affects”は、ポール・ウェラーのソングライティングのセンスがピークに達した時代を真空パックされたアルバムだと思います。
その美メロにウットリしてしまいました。

Sound Affects
Jam
Ume Imports
1997-07-01

車はエンジンの音で決まる

JaguarXK8

13日は、朝方にマンションでロックを聴きまくって昼前からJaguarXK 8の運転を楽しみました。
この日は、丘のワインディング・ロードから街中まで、ジャスト100km走りました。

いまだに、この車が自分の所有物であることが、ピンと来ません。
何よりも、エンジンの音が大変素晴らしいです。
車はエンジンの音で決まると言っても過言ではありません。
本当に、私は幸せ者です。

上の写真は駐車場に一発で枠内に収めた光景です。
シルエットで分かる通り、車体の前方より後方の幅が広いので、車庫入れは結構難しいのです。
下の写真は信号待ちの車内の様子です。

Interior

経済オンチ

野口英世

私は経済オンチです。
一応、為替と日経平均株価はチェックしますが、見て『ふ〜ん』と思う程度で特に行動には移しません。

時々、銀行の窓口で営業トークされますが、『私は借金したくありません。無借金生活が理想だと思いませんか?』と言ってはね除けます。
銀行は、預金を預ける金庫としか考えていません。

証券会社の営業マンが来た時は、『私は実態経済しか信じません。あなたは証券会社に、お務めだと思いますが、実態経済の中で派遣切りに遭って株も買うことも出来なくて、大変な生活をしている方の気持ちを考えたことは、あるんですか?』とピシャッと言ったら、その営業マンは来なくなりました。
めでたしめでたしです。

でも、誰かが株を買わないと株式会社は動けない訳で、実態経済も回らなくなることは分かっています。
ただ、私が物心付いてからは、日本の株価は下がりっぱなしで、 長銀(日本長期信用銀行)のような大きな銀行が不良債権で経営破綻したり、山一證券のような大手証券会社が倒産する光景ばかり見ているのは、紛れもない事実です。
最後のとどめはリーマン・ショックでしょうか?

山一証券の社長さんが倒産の際に泣きながら、『社員は悪くないんです。全て私が悪いんです』と記者会見をした光景が忘れられません。

無借金、無投資の生活をしている保守的な私です。

大盛り上がりです

elMocambo

ここ2〜3日はコステロとアトラクションズの“Live At The el Mocambo”を聴きまくっています。
以前、このブログに書いた“Live In Germany 1978”と同時期のライブですが、カナダの
el Mocambo (エル・モカンボ) のオーディエンスはドイツのオーディエンスよりも大盛り上がりで、コステロとアトラクションズもノリノリです。
コステロもギャンギャンとギターを鳴らしています。
しかも音質は“Live In Germany 1978”より良いので、ライブ盤としてはこちらの方が良いように感じました。
ライブ盤を聴き込むと分かるのですが、アトラクションズは決してテクニカルではないのですが、パンク・ロックとして聴くとタイトで手堅いバンドであることが分かります。

このテンションは、日本の披露宴で頻繁にかけられるコステロの“She”しか知らない方が聴いたら、ビックリすることでしょう。
多分…。

近頃、本当に私の中ではパンクの時代では、コステロとポール・ウェラーの二人が突出した才能であると感じています。
それは'70年代末のパンクの時代だけでなく、後年もこの二人はコンスタントにクオリティーが高い楽曲を産み出したことでも証明出来ると思います。

ちなみにel Mocamboはローリング・ストーンズもライブ盤録音をしたトロントの有名なライブハウスです。

ライヴ・アット・ジ・エル・モカンボ(紙ジャケット仕様)
エルヴィス・コステロ
ユニバーサルインターナショナル
2010-04-01


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『シャキーンとした猫』
2019年

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