★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018年、2022年、富山国際現代美術展に参加。

2016年01月

アイム・ダウン

Past Masters


30日の夕方に体調が急に悪くなって、久々にダウンしました。
一晩寝てから、かなり体調は良くなりましたが、まだ朝は倦怠感が残っていました。
昼過ぎに、うたた寝をしましたら、元気になって来ました。

元気になってから最初にに聴いたのは、ビートルズの"I'm Down" (アイム・ダウン)でした。
単純に、自分がダウンしてしまったから聴きたくなったのです。

この"I'm Down"は、ポール・マッカートニーの破壊力満点のボーカルと、ジョン・レノンが腕で弾くオルガンの音色が魅力の曲です。
バリバリにロックな曲で、シェイ・スタジアムのライブでは最後に演奏されたことで有名な曲です。
ビートルズの曲の中では、隠れた名曲ですが、私はかなり好きです。
ポールのあの絶叫は、ビートルズでは"Helter Skelter"くらいでしか聴けないと思います。

後年、シェイ・スタジアムが2009年にシティ・フィールドに建て替えとなった直後のライブで、ポールが、オリジナルのキーで歌うことチャレンジしていました。
そのバージョンも聴き比べてみましたが、若干、苦しそうにしているものの、それなり歌えている所が常人と違うことを感じさせました。

"You telling lies thinking I can't see !"

イントロなしで、いきなり絶叫する、このフレーズが、ぶっ飛んでいて私は好きです。

パスト・マスターズ
ザ・ビートルズ
ユニバーサルミュージック
2013-11-06


耳が肥える?

kesiki

毎日飽きずにロックを聴いています。
私の年齢で、音楽業界の人でもないのに、ロックを聴きまくっている方は珍しいかと思います。
昔懐かしい、定番のロックだけでなく、常に新しいバンドを聴いてチェックしています。

年齢を重ねると、徐々に耳が肥えてくる感じで、すぐに良いバンドかどうか分かるようになって来た所も嬉しいことです。
でも、『目が肥える』とは言いますが、『耳が肥える』と言うのでしょうか?

機関車トーマスみたい

Freelander 2

27日は前日の晩に苦手な夜の制作をしたために、疲れてしまい、ダウン気味になっていました。
10時間ほど寝て、28日の朝は元気になりました。

いつも私のブログを読んで下さる方は、ご存知かと思いますが、私は文化系人間です。
ロックを聴くことやフッァッションに凝ったり、作品を制作したりなどです。

もう1つ好きなことは、英国車に乗ることです。
英国車は、どこか味わいがある所が好きですね。
元から日本と同じ右ハンドルでもあることも好きな要因です。

英国車は可愛がって乗ると、車の調子が、どんどん良くなって来る所が不思議な魅力です。
何か機関車トーマスみたいな感じです。
機関車トーマスも英国車ですからね。

らしきものが…

制作

26日の晩は制作をしていました。
朝方人間の私、本当は夜の制作は苦手なのですが、少しだけ慣れて来ました。

徐々に変化は少なくなっていますが、参考のために前の段階は下の写真の状況です。
変化した部分は、2点ありまして、まずはヘアスタイルの襟足部分です。
もう1点はスマートフォンらしきものが、アプリを描き込み、ぐっとスマートフォンらしくなった所です。

その他にも細かく手を入れましたが、もはや全体像の写真では分からないレベルのものになっています。
本当は、昨年末には完成させたかったのですが、年を越してしまい残念です。
早く完成させたいです。
でも、もう少し手を入れなければ…。

制作

アートな意匠のロック

Low

デビッド・ボウイ氏が他界してから、最初期である'60年代中頃から順番にボウイのアルバムを聴き直しています。
とりあえず、iTunesに'79年の"Lodger"まで、CDをインポートしました。
それだけでも、枚数が多くて手間がかかりました。
聴くのは更に時間がかかり、大変な作業です。
本当に、何て多作な方なのでしょう。
一応、全盛期の'70年代までのアルバムは全て聴き直したいと思っています。

26日は、1977年の"Low"までたどり着きました。
改めて聴くと"Low"の素晴らしさが、際立っていることを感じました。
まぁ、以前から"Low"は好きなアルバムではありますけれども…。

ボウイのアルバムは、コロコロと音楽性が変化するのと同時に、『アートな意匠のロック』を目指していることが分かります。
"Low"は、そんな『アートな意匠のロック』の頂点に立つアルバムだと思います。
アルバムの後半(アナログで言うB面)は、ほとんどボウイとブライアン・イーノのシンセサイザーを中心に構成されるインスト曲となっています。
もはや、ロックと言うよりも現代音楽というような作風となっています。

この時、ボウイは30歳。
キャリア13年目にたどり着いた境地のように感じます。
ロックと言いますと、10代後半〜20代前半の若者が勢い余って衝動的に鳴らす音楽であると認識されていますが、アーティスティックな境地に達するには30歳前後でないと達成出来ないことを痛感しました。

ビートルズの名盤、"Abbey Road”をリリースした時は、ジョン・レノン29歳、ポール・マッカートニー27歳でした。
The Whoのアルバムで、現代音楽的アプローチを行った"Quadrophenia"は、リリース時はピート・タウンゼント28歳の時です。
もちろん、ボウイやジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ピート・タウンゼントなどは、大天才であるので、誰でもこの年齢に達してアーティスティックなロックが出来る訳ではないと思います。

ちなみに私が30歳の時は、全国展に、やっと何とか作品を入選させたという、『話にならんちゃ』な、情けない状況でしたよ。
凡人ですね。

ロウ <FOREVER YOUNG CAMPAIGN 2015>対象商品
デヴィッド・ボウイ
ワーナーミュージック・ジャパン
2014-01-29



パウダースノー

Freelander 2

25日は靴底が半分隠れる程度、薄っすらと雪が積もっていました。
寒い地方に住んでる方は、ご存知でしょうが、新雪の方が歩きやすいし、車も運転しやすいです。
新雪の場合、歩くと、"ギュッ・ギュッ・ギュッ"と踏みしめる音がして、あまり滑りにくいです。

雪はパウダースノーで、車の窓に降り積もった雪は、ドアを開け閉めするだけで降り落とせる程です。
車用のスノーブラシも、この日はボンネットと屋根だけ、軽く払うだけで充分でした。
ちなみに、上の写真の撮影時は氷点下5℃です。

24日は、西日本で記録的な積雪になりましたが、本当に備えがない地方で積雪は大変かと思います。
上の写真の程度の雪であれば、私も鼻歌混じりに雪道を歩いたり、車に積もった雪にスノーブラシをかけたり出来ますが、西日本の慣れない方は大変でしょう。
最低でも、滑りにくい靴やスタッドレスタイヤは必要ですからね。

モッズなスーツを着て運転しました

Jaguar XK

24日は、西日本で雪が降るなど大荒れの天気でしたが、極寒の東日本の地方都市は、なぜか青空が見えていました。
西日本の方は、雪の備えがないので気の毒です。

私は晴れ間を利用してJaguar XKの運転を楽しみました。
この日はベルベットのモッズなスーツを着て運転しました。

Jaguar XK

ベルベットのモッズなスーツが、Jaguar XKのウッドとレザーの内装に妙に似合います。
このワインレッドのカフスが私のお気に入りですが、偶然にもJaguar XKのボディーと似た色合いになっています。

凍結路面を歩く

凍結

極寒の地方都市に住む私。
いつも、この時期に悩ませられるのはツルツルに凍った路面を歩くことです。
上の写真では、凍った路面に薄らと新雪が積もっています。
この写真の撮影時、氷点下3℃です。

しかし、私が履いている靴は凍った坂も登れる優れものです。
ソールに秘密があります。

Bex

上の写真はDr.マーチンのBEXソールと言われるパターンです。
凄くゴツいです。
中央のスパイク状の十時型のパターンが、氷をグリップしてくれるようです。
凍結路面を歩いた直後で撮影したので、靴底に氷が残っています。

履き込んで、踵の部分が擦り減っていますが、まだ凍結路面を歩いても大丈夫なようです。

'60年代のモッズ・バンドが好きです

Small Faces

私は様々な時代の様々なロックを聴いて来ましたが、今さらながら'60年代のモッズ・バンドが好きであることを自覚しています。
近年活動している若いロック・バンドでも、そういったモッズな趣向のバンドが好きな傾向です。

その理由を聞かれても理由は分かりません。
ただ、『好きだから』としか言いようはありません。

'60年代のモッドなロックでも、Small Facesはソウルフルなボーカルとオルガンのグルーヴに重点が置かれたバンドだと思います。
同時代のモッズ・バンドでも、The Whoはかなりの大ファンです。
The Whoはドラムとベースのリズム・セクションが優れたバンドですが、ボーカルに関しては、The Whoのロジャー・ダルトリーよりも、Small Faceのスティーブ・マリオットの方が優れているように感じます。

Small Faceの欠点は、数年と活動期間が短かったことでしょう。
そして、The Whoはピート・タウンゼントという優秀なソングライターが居たのに対し、ソングライティングでは苦戦を強いられていたことでしょうか。
もちろん、Small Faceのスティーブ・マリオット&ロニー・レインの曲も好きですけどね。

様々なモッズ・バンドで共通していることは、ファッション誌から飛び出したようなオシャレな服装であるのと、音楽を聴いて『もっと、オシャレに生きようよ』と感じることです。

Small Faces (40 Anniversary Edition)
Small Faces
Universal UK
2006-11-21

驚異的なポール・マッカートニーの才能

NEW

近頃は、1940年代生まれのロック・ミュージシャンの訃報が相次いでいます。
まぁ、年齢のことがありますので仕方ないことはありますが…。
ちなみに、ネットで英国人男性の平均寿命を調べたところ、77.38歳だそうです。

それを考えますと、73歳(1942年生まれ)で世界中をツアーで周ってライブをし、新しいアルバムや新曲のリリースを続けるポール・マッカートニーは驚異的な才能を持った方だと思います。
ビートルズ自体が、驚異的なバンドでありましたが、73歳でも第一線でバリバリ現役で活動すること自体が驚異的です。

上の写真の、2013年にリリースされた"NEW"は、世界中で売れて、手厳しい評論家達からも絶賛されました。
そして、ライブでも、その体の動きは年齢を感じさせられません。
年齢と共に声は、ハスキーになって来ましたが、ロックな曲を歌うとブルースっぽく聴こえて、曲に新しい解釈が加わったように感じました。

また、最近のインタビューでは『近頃はヒップホップのライブが好きだ。Jay-Zとカニエ・ウエストは素晴らしいと思う』とコメントしています。
近所の73歳のお父さんは、『Jay-Zとカニエ・ウエストのライブが良かった』とは言わないでしょう。

なぜポールが、こんなに元気なのか不思議ですが、ベジタリアンだからでしょうか?
でも、最初の奥さんのリンダさんもベジタリアンでしたが56歳で他界しましたし、謎です。
長いキャリアを第一線で活動することも一種の才能なのでしょう。
ファンとしましては、今後も末長く活動を続けて欲しいと思っています。

NEW
ポール・マッカートニー
ユニバーサルミュージック
2013-10-14

気まぐれギャラリー
『シャキーンとした猫』
2019年

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