★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018年、2022年、富山国際現代美術展に参加。

2016年02月

あれこれ考えても仕方がないので

kesiki

前日深夜に降った雪は、日中に4℃まで気温が上昇して溶けてしまいました。
そんな所から、春の息吹を少しずつ感じています。
やはり、今年は暖冬なようです。

でも、暖冬だと油断しますと、3月にしっぺ返しが来るので、いまだ油断は出来ません。
たまに、自分が都市に住んでいるのか、田舎に住んでいるのか分からなくなってしまう中核市暮らしです。

DONPA

まぁ、あれこれ考えても仕方がないので、今宵は"レジオ・カンティーナ ドンパ"を味わっています。
グラスに注ぐ時の、"トク♪トク♪トク♪"という音がたまりません!
味は、やや重めでフルーティーです。
イタリアのワインなので、このフルーティーさは、パンナ・コッタやティラミスのようなイタリアのスイーツと一緒に味わったら合いそうな味わいです。

雪だ!

雪

28日の朝、起きて驚きました。
上の写真のように雪が積もっているのです。
しかし、私は少々の雪では驚かない極寒の地方都市の住民です。

何に驚きましたのかと言いますと、上の写真はマンションの通路だからです。
私も同じマンションに長く住んでいますが、ここまで雪が通路に吹き込んだことはなかったと記憶しています。
朝焼けでマンションに吹き込んだ雪が色付いています。

下の写真をご覧頂くと、この場所がマンションの通路であると分かるかと思います。
雪

火災報知器の上に雪が積もっています。
ちょうど、短靴が埋まるか埋まらないかスレスレの積雪です。
一応、短靴で外出しましたが、前に歩いた人の足跡を辿って、かろうじてソックスを濡らさずに歩きました。
今日は、ブーツで歩いた方が良いと思います。

パンクなライブ盤2連発!

CD

27日は、初期のポリスのライブ盤とエルビス・コステロ&ジ・アトラクションズのライブ盤を続けて聴きました。
どちらもパンクなライブです。

しかし、ポリスもエルビス・コステロ&ジ・アトラクションズもパンクとしては、かなり捻りを加えたバンドです。
パンクなバンド特有の、エネルギッシュかつスピード感があるライブである共通点はありますが、表現の仕方は、まるで違います。

ポリスは初期から、レゲエ風のサウンドのギター・ロックを目指していることが分かります。
エルビス・コステロ&ジ・アトラクションズは、メロディアスでオルガンの音がバンドのサウンドの要になっていることが分かります。
どちらが良いかは、好みで分かれる所かも知れません。

ポリスのスティングは、ポリスを結成する前にジャズ・バンドでベースを弾いていた経歴があります。
そして、エルビス・コステロの父親はプロのジャズ・ミュージシャンで、幼少期に音楽に囲まれた生活を送っていました。
この2組のバンドは、ルーツを辿るとジャズに行き着く所が興味深い所です。
パンクとジャズ。
全く関係ないように見えて、実は関連深いのですね。

氷点下6.4℃でも快適です

Freelander 2

極寒の地方都市に住む私。
26日は最低気温は氷点下6.4℃でした。
靴底の半分が隠れる程度にうっすらと雪が積もっています。

これでも、暖冬なので過ごしやすいです。
この冬は氷点下10℃とかになりませんですからね。
人の適応能力は、凄いものです。

そんな日はFreelander 2の移動に限ります。
新雪も圧雪でも、街乗り程度であれば、抜群の操作性であるからです。
そして、エアコンも強力なのですぐに車内は暖まります。
快適です。

イギリスという島国根性丸出しの音楽

Lola versus Powerman and the Moneygoround, Part One

最近は、キンクスにぞっこんな私。
おそらくキンクスは、UKロックが大好きな人は、涙が出るほど好まれますが、UKロックが嫌いな方には耐えられない音楽でしょう。
まさに、イギリスという島国根性丸出しの音楽がキンクスというバンドの魅力でしょう。

私は、英国の田舎を描いた"Village Green Preservation Society"('68)、大英帝国の繁栄と没落を描いた"Arthur (Or the Decline and Fall of the British Empire)"('69)、そして上の写真の"Lola Versus Powerman and the Moneygoround, Part One"('70)の連続した3枚は名盤だと思っています。

"Lola versus Powerman and the Moneygoround, Part One"の邦題は、"ローラ対パワーマン、マネーゴーラウンド組第一回戦"と、そのまんま直訳となっています。
ロック・スターが成功するものの、マネージャーとのトラブルに巻き込まれてしまうという内容を歌っています。
"マネーゴーラウンド"とはマネージャーとの契約内容を指し、"パワーマン"とは強欲なマネージャーのことを指します。
ロックのアルバムで、ロックのビジネスについて歌うという、非常にデリケートな問題を歌っていますが、それを本当に歌うとは度胸があると思います。

一番の聴きどころは、シングル"Lola"でしょう。
英語を知らなくても、"ローラ、ロ・ロ・ロ・ロ・ローラ♪ "と口ずさめてしまうキャッチーな曲です。
アルバムのセールスはイマイチでしたが、シングルの"Lola"は全英2位となったのは納得出来ます。

モッズに好まれる'60年代のバンドはキンクスとThe Whoとスモール・フェイセスですが、"ローラ対パワーマン、マネーゴーラウンド組第一回戦"がリリースされた1970年には状況が一変してしまいます。

キンクスは、これまで述べたように英国の内向きな作風に流れます。
The Whoはロック・オペラとハード・ロック調の演奏でアメリカでブレイクし、巨大なセールスを記録する大スターになってしまいます。
そして、スモール・フェイセスはフロントマンがバンドから離れて、バンドそのものが分裂してしまいます。

バンドの命運は3者3様ですが、1970年に入ってロックが転換期に入ったことは確かだと思います。


休養に限ります

kesiki

24日は疲れ切ってしまい、マンションでゆっくり過ごしました。
ちょっと、スケジュールがキツかったものですので…。

たまには、こんな日もあります。
そんな日は休養に限ります。


MGF車検中

MGF

実は、14日からMGFを車検に出している所です。
車検だけではなく、細かい箇所の修理もお願いしています。

一番大きな所は、タイミング・ベルトの交換です。
以前、タイミング・ベルトが切れてエンジンが動かなくなり、手痛い打撃を被ったので、今回のタイミング・ベルトの交換は意義深いです。
これで、当面は車としての走行は可能になりそうです。

今回の車検が済めば、記念すべき車齢20年目を迎えられそうです。
とりあえず、車検がおわりましたら、車体にコーティングを施してピカピカにする予定です。
楽しみです。

誤解を受けやすいピート・タウンゼント

TOMMY

昨夜は、The Whoの"Tommy" を聴きながら寝ました。
寝るためのBGMとして聴いていたので、全編は聴いていませんですけどね。
もう、何度も聴いているアルバムですが、改めて聴くと、本当に複雑なアルバムです。
このアルバムの曲を、ほとんどソングライティングした、ピート・タウンゼントは天才だと思いました。

バイオレンスな爆音ロックを演奏するThe Whoというバンドのギタリストなので、ピートは誤解されやすいのですが、実はインテリなクリエイターなのだと思います。
雑誌などでピートのインタビューを読みますと、本当に理論派で、内容を読むだけで常人とは違うことを感じさせられます。

両親共に、プロのミュージシャンという家庭で育ち、自然に楽器に触れて育ったピート。
ピートと同世代のロック・ミュージシャンでは、なかなかそういった環境で生まれ育った方は居ないでしょう。
まさにミュージシャンとしては、生粋のサラブレッドです。

そして、ピートの真の姿は『元祖宅録ミュージシャン』であったことです。
ピートの才能を見抜いた当時のThe Whoのマネージャーが、高価かつ高度な録音機器をピートに買い与えて、デモ・テープを作り始めたのです。
ピートのデモ・テープは、後にソロ・アルバムとしてリリースほどの、完璧クオリティーを持っていました。
もちろん、全ての楽器を自分で演奏してオーバー・ダビングした完全な『宅録』でした。
それをThe Whoの、他の3人に聞かせてレコーディングするというスタイルでしたが、時にはデモ・テープの音源が、そのままスタジオ盤に流用させたこともあったようです。

ギターをライブの最中に破壊するというワイルドなパブリック・イメージを持たれていますが、真の姿は、そういったインテリなクリエイターなのです。

朝にロックを聴きますと、『やるぞ!』という意欲が湧いて来ます

Aftermath

ここ最近、少しずつ体重が減少している私です。
ひょっとしましたら、ここ11年で最も体重が少ないかも知れません。
その秘訣は食生活を変えたからです。
朝食と昼食は、しっかり食べて、夕食はサラダとカマンベールチーズと赤ワインで済ましています。
赤ワインはフルボディのワインをボトル1/3と適量を飲んでいます。

そんな私は朝型人間で、朝は元気で夕方になると疲れて来るタイプです。
夕方になると疲れるのは、当たり前と言えば当たり前ですが…。

そんな私の朝は、シェーバーでしっかりと髭を剃り、その後シャワーを浴びてヘアスタイルをセットして、ロックを聴きながら朝食を摂ることから始まります。
ロックを聴きますと、『やるぞ!』という意欲が湧いて来ます。

21日の朝は珍しく、ローリング・ストーンズを聴きました。
上の写真の"Aftermath"は、大好きなアルバムです。
私はローリング・ストーンズは、ブライアン・ジョーンズ在籍時の頃が好みです。
"Mother's Little Helper"でブライアンは、印象的なフレーズの12弦ギターを弾き、"Lady Jane"ではダルシーマを弾き、"Under My Thumb"ではマリンバを叩いています。
本当、ブライアンのマルチ・プレイヤー振りに驚いてしまいます。

さて、ロックも聴きましたし、今日も頑張りましょう!

Aftermath
Rolling Stones
Abkco
2002-08-27


奇跡のCD

Pretty Things

私は、ラジオ局が開けそうな位に大量のCDを所有しています。
大体は、きちんとした形で保存してありますが、中には状態が悪い物もあります。
上の写真の"Pretty Things"のCDも、最悪の状態で残っていたCDでした。
ひょっとしましたら、私が所有したCDの中でも最も最悪だったかも知れません。

どんな風に最悪だったかと申しますと、プラケースがバリバリに割れて蓋は消失。
ブックレットも紛失し、一番重要なディスクも紛失していたのです。
もう、手元にあったのはディスクもブックレットも蓋もないCDケースの下の部分(トレイとボトム)だけでした。
もう、こうなるとただのゴミです。

なので、昨年の春にAmazonで同じ商品を注文しました。
マニアックなバンドのマニアックな音源なので不安を感じましたが、案の定、待てど暮らせどCDは届きません。
時々、『発注を続けています』というメールが届く位です。
そして、昨年秋には『発注を続けましたが商品は、ございませんでした』という絶望的な内容のメールが届きました。
もはや、二度と聴けないのかと諦めていましたが、なぜか気になりCDケースの下の部分だけ捨てずに残していました。
もちろん、ダウンロードで購入して聴くことも考えていました。

ところがです!
19日の朝にマンションの部屋で、聴きたいCDを探していましたら、ディスクとブックレットが思いがけない所から出て来たのです!
本当に驚きました。
ディスクは多少、傷が付いていましたが、再生には全く支障がないレベルのものです。
そこで、新品のCDのプラケースでブックレットや台紙などを組み立て直しましたら、上の写真の通り、新品同様になってしまいました。

このCDは、私の記憶では2004年に購入したものです。
その後、荒んだ生活でプラケースを"バリっ"と足で踏んでしまったり、引っ越しをしたり、部屋の掃除をしたりしているうちに、いつの間にかCDケースの下の部分だけになってしまったのです。

もちろんワクワクしながら、CDを再生しました。
凄く久し振りに聴いたので、『ああ、こうだった!』と懐かしい気分になりました。

CDJ

嬉しいことに、2004年当時に私が所有していたオーディオ装置よりも、アンプやCDプレイヤーなどのクォリティーが向上したことで、再生した時の音質が向上したことです。
以前よりも、低音も高音もしっかり聴こえ、音の輪郭がクリアに聴こえます。
2004年当時に聴いた時の音質も覚えている私の記憶力も、我ながら驚きましたが…。
もう12年前ですからね。

念のために、このCDをiTunesにも読み込ませました。
これでクラウドしてしまえば、もう永遠に聴くことが出来ることが可能になるでしょう。

もしAmazonで注文通りに商品が届いていたり、ダウンロードしたりしていましたら、私は危うく無駄使いをしてしまう所でした。
本当に奇跡のCDです。
そして、人生には様々なことが起こるものだと感じさせられました。
もちろん、これからこのCDは大切に保存していくつもりです。
気まぐれギャラリー
『シャキーンとした猫』
2019年

ギャラリー用
Archives
  • ライブドアブログ