★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018年、2022年、富山国際現代美術展に参加。

2016年06月

華麗なるデジタルライフ?

Mac

年甲斐のない私。
パソコンはMacを2台を所有し、スマートフォンは、iPhone 6sとXperia Z5の2台を所有し、iPadも使いこなしています。
何か面白いアプリを発見しては、iPhone 6sにダウンロードして、とりあえず使ってみます。
XperiaにはモバイルSuica、電子マネーや主要新聞社の各アプリなど、実用的なアプリを使用しています。

時間がある時は、ずっとMacを見詰めています。
このブログも、Macで書いています。
ブログも、9年以上も毎日更新していましたら、デジタル通にもなっても不思議ではないと思います。
そのお陰か、私はデジタル・ライフに乗り遅れることがない日々を送っています。

でも、iPhone 6sには、日常生活に何の役にも立たない『変なアプリ』だらけで、『華麗なるデジタル・ライフ』とはなっていないような気もします。
もちろん、みんな無料アプリなので、個人的には損はないのですがね。

ハット生活

ハット

ここ1年、私のファッションで欠かせないアイテムは、ハットです。
なぜ、ここ1年かと言いますと、近頃、つば広ハットが流行していることが理由の1つです。
もう1つの理由は、私の髪が膨張しやすい髪質なので、ワックスだけではヘアスタイルが決まらないためです。
なので、朝、外出する際にハットを被ると、膨張していた髪の収まりがついて、ヘアスタイルが決まるのです。

近頃では、ハットのデザインに合わせた着こなしも考えるようになりました。
なので、2年前と私のファッションの雰囲気が変わったかと思います。
近頃では、ハットが私のトレードマークみたいになっていると人から言われています。

ハットを被る際は、特に男性の場合はマナーがありまして、基本的に室内では脱帽することになっています。
もちろん、人に挨拶をする時も、脱帽して行います。
なぜ、男性のハットのマナーがあるのかと申しますと、女性と違って男性の帽子は中世の鉄兜や近世のヘルメットと同一線上に考えられているからです。

確かに、戦乱の中世や近世の社会情勢で、鉄兜を被って誰かの家に入ったら、『これから、お宅を襲撃しますよ』と言っているようなものです。
また、挨拶をするにしても、鉄兜を被ったままだと、相手を警戒しているのと同じですからね。
現代で言ったら、フルフェイスのヘルメットを被ったまま銀行やコンビニに入るのと、ニュアンスが同じだと思います。

女性の場合は室内でハットを被っていてもOKなのは、それがファッションとして解釈されているからです。
むしろ、女性は室内におけるフォーマルな場で、礼装用のハットを被ることが必然となっています。
イギリス王室の女性や日本の皇室の女性の礼装の写真や映像を見て頂くと分かると思います。

でも最近は、男性のハットのマナーも緩くなって来ているので、カジュアルな場では、室内でもハットを被っていても大丈夫になって来ています。
私もカジュアルな場だと、室内でハットを被っていることもあります。

私の場合は、重厚なラグジュアリー系のホテルにチェックインする時や、人に挨拶する時は脱帽します。
飲食店で食事をする時も然りです。
誰かに何かをお願いをする時は、当然ながら、必ず脱帽しています。
なかなか難しい、男性のハット事情です。

しかしながらも、ハットを脱いで胸に置いて挨拶する仕草も、またファッションであると思っています。

パペッツ聴きまくり!

The Age of The Understatement

従来は、"パペッツ"という言葉は、人間が脳に"記憶"をさせるための回路のことを指しました。
しかし、今はGoogleで"パペッツ"と検索しますと、バンドのラスト・シャドウ・パペッツがヒットしてしまいます。

それほどに存在が大きくなってしまったラスト・シャドウ・パペッツですが、彼らが最初のアルバムをリリースした2008年には全く予想していませんでした。

18日は、そんなラスト・シャドウ・パペッツを聴きまくりました。
聴きまくると言ってもアルバムは、"The Age of the Understatement"(2008)と、"Everything You've Come to Expect"(2016)の2枚しかありませんが…。
まぁ、ぶっ続けに聴いたということで…。

ラスト・シャドウ・パペッツは、近年のロックの中でも、アートな感触たっぷりの曲であると思います。
ロックが好きでない方も、オーケストラが大胆に取り入れられたサウンドは、馴染むことが出来るかと思います。
ひょっとしたら、お年寄りが聴いても良いと感じる方も居るかも知れません。

個人的には、今年リリースされたセカンドより2008年にリリースされた"The Age of the Understatement"の方が、私は好きです。
セールスや、評論家の評価は今年リリースされた"Everything You've Come to Expect"の方が良いみたいですが、これはあくまで好みの問題なので仕方ないです。

ラスト・シャドウ・パペッツは、アレックス・ターナーとマイルズ・ケインの2人でソングライティングしていますが、最近は2人のソングライティングの特色を聴き分けられるようになりました。
曲によって、『この曲はアレックス色が強いな』とか、『マイルズ色が強いな』とかいった具合です。
ビートルズを聴いて、ジョン・レノンとポール・マッカートニーの完全なる共作曲でも、ジョン色が強いか、ポール色が強いか聴き分けるような要領ですかね。

やはりアレックスは、アークティック・モンキーズという自身のバンドがあるからこそ映えるロックンローラーな気質で、若干アメリカっぽいセンスな曲が多いかと思います。
マイルズは、これぞ英国人といったセンスで、どこか優雅な曲が多いように感じます。
でも、2人共に共通しているのは、'60年代を感じさせる曲をソングライティングすることです。

ラスト・シャドウ・パペッツのポップでメイン・ストリームな感覚は、恐らくアレックスが居たからこそだと思いますし、エレガントな感覚はマイルズの存在が大きいと私は思うのですが、いかがでしょうか?

Age of the Understatement
Last Shadow Puppets
Domino
2008-05-06

朝の喜び。朝の至福。

kesiki

近頃は、本当に慌ただしいです。

朝は元気一杯なのに、夕方になると、ダウンという日々が続いています。
なので、最近は睡眠の時間を多めに取るようにしています。

朝の喜び。
朝の至福。
1日のうちで、朝が一番大好きです。

私は本当に、典型的な朝型人間だと思います。
朝6時台に起きますと、『しまった!寝坊してしまった』と思いますからね。

梅雨でも早起き!

kesiki

17日の朝は、朝5時25分に起きました。
外は、ご覧の通り梅雨空です。
でも、涼しいので良いかも知れません。
私は、暑がりですので。

日本は、梅雨があるので良いのだと思います。
首都圏では、空梅雨でダムからの取水制限が始まりましたし…。

ちなみに、私は雨の日はジョージコックスのラバーソールを履きます。
厚底のラバーソールであれば、間違って水たまりに足を突っ込んでしまっても平気ですからね。

初代ギタリスト

Red Rose Speedway

6月14日、ヘンリー・マッカローが他界しました。
『ヘンリー・マッカローとは誰ぞや?』と思う方もいらっしゃると思いますが、ポール・マッカートニーのファンであれば、ご存知だと思います。
ビートルズ解散後のポールの曲を聴きたければ、ポールが'70年代に活躍していたウイングスの曲がマストであると思います。
ヘンリー・マッカローは、そんなウイングスの初代のリード・ギタリストなのです。

ヘンリー・マッカローが弾いたウイングスの代表的な曲は、"Hi, Hi, Hi"、"My Love"、"Live and Let Die"です。
"Hi, Hi, Hi"では、まるで痙攣したかのような独特のギターを弾いたロックンロールな曲です。
"My Love"のギター・ソロはヘンリー・マッカローの代表的な作品だと思われます。
"My Love"は、オーケストラと一緒にライブで、一発録音でレコーディングした曲ですが、曲の甘いムードに合ったギター・ソロをバシッと決めています。
"Live and Let Die"では、ワウを使ってスパイ映画のドラマチックで緊迫した感覚を見事にギターで表現しました。

ウイングスのリード・ギタリストは3人居て、初代がヘンリー・マッカロー、2代目がジミー・マカロック、3代目はローレンス・ジューバーです。
2代目のジミー・マカロックはウイングス脱退後は、再結成スモール・フェイセスに参加しましたが、26歳の時にヘロインの過剰摂取で早逝しています。
なので、ウイングスのリード・ギタリストで健在しているのは、3代目のローレンス・ジューバーだけになってしまいましたが、現在も精力的に活躍していて、グラミー賞も受賞するまでの大物ギタリストになっています。

上の写真は、初代リード・ギタリストのヘンリー・マッカローがレコーディングに参加した唯一のアルバム"Red Rose Speedway"('73)です。
実は、このアルバムのジャケットは私のお気に入りです。
内容は、1973年という時代を反映してか、プログレシブ・ロック風の曲やグラム・ロック風の曲など、様々な曲が収録されています。

※ヘンリー・マッカローさんのご冥福をお祈り致します。


ポストイットに描いた落書きが…

制作

上の写真は、遡ること6月7日のものです。
2015年2月10日に完成させたカジュアルなドローング作品、“シャキーン!”をプロジェクターでキャンバスに拡大させた写真です。
プロジェクターで拡大させて、鉛筆で下絵を描いて行きます。

この“シャキーン!”をアクリル絵具で大きく描くという作品を手がけることにしたのです。
もちろん、色など大幅に変更する予定です。

もともと、“シャキーン!”は2014年の2月頃に、正方形のポストイットに描いた落書きが元でした。
ポストイット落書きをコピー機でB4に拡大コピーして、イラストボードに転写。
同年の6月に、落書き状態のものを鉛筆で大幅に修正しました。
その後、断続的に色鉛筆で修正を加えて、2015年2月10日に完成させたドローイングです。

ポストイットの落書きがB4サイズに拡大し、今度は約1m四方のキャンバスに拡大です。
小さな落書きが、このサイズに拡大するとは、落書きを描いている時は夢にも思いませんでした。

過去に落書きを元に作品を制作したことはありますが、凄く久しぶりかもしれません。
完成したらどうなるのでしょうか?


出会いと再評価

Leisure

最近、ブラーの再評価が著しい私。
元々、'90年代はリアルタイムでブラーの大ファンで、ほぼ10年近く、全てのアルバムを毎日聴いていましたので、当然の成り行きとも言えますが…。

ブラーは、'00年代になってから、デーモン・アルバーンがゴリラズで成功したり、グレアム・コクソンが趣味の良いSSWとして成功したりして、個々の才能の評価が定まりましたが、'90年代は、ずっとハイプ扱いでした。
私も『ブラーが好き』と言うと、当時のロック・ファンから小馬鹿にされたりして、時と場合にはファンであることを隠すこともあったほどです。
でも、今年にデーモンが英国勲章を受賞するなど、私自身の"ブラー・ファン"としての審美眼が確かであったと、感慨に浸っています。

13日は、本当に久し振りにブラーのファースト・アルバムの"レジャー" ('91)を聴きました。
私とブラーの出会いは、 "レジャー"がリリースされた頃に放送されていたMTVのPVでした。
当時はストーン・ローゼズのような、"マッドチェスター"と言われた音楽が時代の最先端でした。
なので、当時はストーン・ローゼズに似た、サウンドとファッションのバンドが雨後の筍のように登場した時代でした。

マッシュルーム・カットにオーバー・サイズのTシャツ、そしてバギーパンツというファッションで、リバーブがかかったギターとボーカルを奏でるのが、当時の象徴的なスタイルでした。
当時、MTVを観ていましたら、そんな典型的なファッションとサウンドのブラーが映っていました。

私の当時の第一印象は『また、こんなバンドが出て来たか!』というものでした。
でも、なぜかブラーが印象に残ったのです。
今でもYouTubeやDVDで当時のPVを観ることが出来ますが、デーモンのオーラが尋常ではなかったからに他なりません。
後年、デーモンが演劇を勉強したことを知った時、このオーラについて納得出来ました。
そのPVが下の動画です。


そのような状況で、 "レジャー"を聴くと、当時ブラーがハイプ扱いを受けたことは納得が行きます。
当時、流行っていた音楽を後追いで波に乗ろうとした軽薄なバンドであると解釈されても仕方ありません。
アルバムのタイトルも、 "レジャー"という軽い意味ですからね。
アルバムもリアルタイムで購入して聴きましたが、少し聴いただけで放っておいていました。

後年、ブラーの大ファンになってからも、 私自身の"レジャー"の評価は低かったです。
それは当時、私が好きなストーン・ローゼズを真似されてしまったという思いからです。

しかし、リリースから25年経った現在聴くと、なかなか良いと感じたのです。
もはや、"レジャー"に対する、私のわだかまりは消え、サウンドの懐かしさと、デーモンのソングライティングの巧みさに関心しました。
まぁ、当時は誰もが、こんなギター・ロックを演奏していましたからね。
収録曲の中には、後年、ブリット・ポップに発展するような曲もあり、なかなか興味深い1枚だと感じまられました。

元から、デーモンのソングライティングは、"誰かに似せた曲"で発揮されています。
"レジャー"の後年、ブリット・ポップが流行した頃は、キンクスのような曲調の曲をソングライティングしたのですが、その時は誰もが忘れかけていた30年前に流行した曲調であったために市民権を得ました。
その後もデーモンは、アメリカン・オルタナティブな曲や、ゴリラズでヒップホップ、ソロでアフリカンな曲を器用に模倣しました。
それを考えると納得が行きます。

"レジャー"は、まさに流行の真っ只中の音楽を模倣したために、評論家からも叩かれましたが、それも若さゆえだったのでしょう。

それにしましても、デーモンが英国勲章…。
英国愛国なデーモンにふさわしいエピソードですが、ブラーのファンとしては感慨深いです。

Leisure
Blur
EMI
2015-04-20

オシャレな食生活?

kesiki

疲れ気味でしたが、少しずつ回復して行きました。

ここ1年近く、夕食の主食が山盛りのサラダとなっています。
それに加えて、カマンベール・チーズと赤ワインといった具合です。
それを言いますと、『オシャレ』と言われます。
特に女子には、そう言われる確率が高い傾向です。
私にとっては、必要に迫られて、そういった食生活になったのですけどが…。

山盛りのサラダが主食となったのは、年齢とともに、そうしないと体重が増えてしまうからです。
体重は時期によって増減はありますが、ここ10年間は大体同じ体重をキープしています。
でも10年前は、夕食に炭水化物や肉など、結構食べていましたからね。

食べ物の好みも、以前は肉が好きでしたが、徐々に魚が好きになって行き、そのうちに野菜が好きになって来ました。
なので、山盛りのサラダを食べても、大好きなので、全く苦痛は感じません。
人間は、1日350g以上の野菜を摂らないといけないと言われていますが、ひょっとしましたらクリアしているかも知れません。

LED電球が2年で切れた

LED電球

近頃は、ちょっと疲れ気味な私。
そんな疲れ気味な私の身に不思議なことが起こってしまいました。
寿命が10年はあると言われたLED電球が、2年で切れてしまったのです。

私が住むマンションは、いくつも電球を取り付ける箇所があり、白熱電球の頃は、せわしなく交換していたものです。
そこで、2014年に切れ始めた白熱電球から、1ヶ所ずつ順次、LED電球に交換して行きました。
白熱電球から一斉にLED電球に交換した訳ではなく、白熱電球が切れる度に、1個ずつAmazonで注文していました。
なので、今回切れた場所は、いつLED電球に交換したのかは不明ですが、Amazonのデータを見ますと、最後にLED電球を購入したのが2014年9月だったので、間違いなく約2年前だと思うのです。

以前はLEDは節電に繋がり、電気料金も安くなると言われていましたが、マンションの、ほとんど全ての照明器具を交換しても、電気料金に全く変化はありませんでした。
私自身は節電の効果は期待はしていなかったので、『それみたことか』と思ったものですが、寿命が10年と言われたLED電球が2年で切れたことはガッカリしました。

まぁ、白熱電球の時代のように、しょちゅう交換しなくても良くなったことは便利だと思いますが…。
私自身も、照明器具を全てLEDに変えたのは、電球や蛍光灯を、マメに交換する事が面倒だという目的からでした。
でも、まさか2年で切れるとは…。

今のところ、切れたのは1ヶ所だけだったので、たまたま使用環境が悪かった可能性はあると思います。
そう信じたいものです。
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『シャキーンとした猫』
2019年

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