2017年04月
4月30
4月29
最近は、The Kinks (キンクス) にハマっている私です。
ハマると分かることですが、The Kinksは穏やかな曲でも、どこか恐ろしさを感じるバンドのように感じてしまいます。
まず、レイ・デイヴィスのボーカルがシニカルで、歌を聴く度に皮肉を言われているかのように感じてしまいます。
実際、lyricsも皮肉に満ちています。
そんなに、皮肉に満ちたThe Kinksに恐ろしさを感じてしまうのです。
でも、なぜかハマると、そのシニカルな恐ろしさが病み付きになってしまいます。
バンド名の、Kinksも、日本語に訳しますと、『変態達』ですからね。
そして、曲調もミュージック・ホール風という、極めて英国的で懐古趣味的な、他国の人には理解し難い曲をロック・バンドが演奏してしまうのです。
もし、人に『キンクスってどんなバンドですか?』と訊かれましたら、
私は『戦前の英国の大衆酒場で演奏していた音楽を、あえてロック・バンドが演奏してしまったバンドです』と答えます。
何しろ、英国伝統の大衆文化であるパブをジャケットにしてしまうようなバンドですからね。
そして、こう付け加えます。
『ジャンルは、ミュージック・ホールなので、ロックな感じを期待してはいけませんよ』と。
そんなThe Kinksは、'60年代当時の30年〜40年前もの前の音楽を演奏していたことになります。
つまりは、1920年代〜1930年代の音楽を、当時は最先端のロック・バンドが演奏していたことになります。
それは、他の同世代のバンドでは、成し得なかったことだと思います。
皮肉と、ミュージック・ホール調の音楽を演奏するバンド、それがThe Kinksです。
いやはや、ややこしいバンドです。
過去の古い音楽を現代風に焼き直す方法論は、'90年代以降、ブリット・ポップに応用され、着目されるようになります。
なので、ブリット・ポップの発案者は、ソングライターのレイ・デイヴィスとThe Kinksのだと思います。
10年以上、毎日Blogを更新していますと、かなり前の記事にアクセスがありますと、その内容を思い出せないことがあります。
記事のタイトルだけを見て、思いだせないので、自分で内容を読み返すと、『ああ、そう言えば、こんなこと書いたな』と思い出します。
それは無理はないことで、この記事も含めて、10年と約1ヶ月で3754件の記事を投稿しています。
なので、全ての記事のタイトルを覚えていなくても当然だと思います。
たまに、インターネットで調べ物をしている際に、他の方が書いた2007年頃のBlogを読んだりしますと、数年程は更新されずに放置されている件が、散見されます。
そういった様子を見ますと、10年以上も毎日Blogを更新出来ている私は幸せ者だと思います。
4月26
先日、ストーン・ローゼズのライブに向かうため、タクシーで日本武道館に行きました。
タクシーの車内では、私がロック・マニア過ぎて、運転手さんとの、全ての会話が噛み合いませんでした。
タクシーの運転手さんと私の会話は下記の通りです。
運転手さんは、風貌からしますと50代半ば位です。
運転手;誰かのコンサートですか?
私;言っても分からないと思いますが、ストーン・ローゼズというバンドです。
運転手:日本のバンドではないのですか?
私;イギリスのマンチェスター出身のバンドです。
運転手:マンチェスターって、どこですか?リバプールは分かりますが。
私;リバプールに近いイングランド北部、内陸にある工業都市です。
運転手;ABBAは好きでした。ABBAもイギリスですよね?
私:いえ、ABBAはイギリスではなく、スウェーデンのグループです。
運転手;ロッド・スチュアートは好きでした。
私;ロッド・スチュアートが好きでしたら、フェイセズも好きですよね?
運転手;いえ私、フェイセズ分かりません。
私;…。
この会話は、運転手さんの方が普通の方で、私の方が超ロック・マニアであることが問題なのかと思います。
運転手さん、申し訳ございませんでした。
上の写真は、運転手さんが分からなかったロッド・スチュアートがボーカルのバンド、
フェイセズの、"A Nod Is As Good As a Wink... to a Blind Horse" です。
4月25
22日はシェラトン都ホテル東京に宿泊しました。
シェラトン都ホテル東京に宿泊するのは、これで4回目です。
チェックインして、部屋に入って上の写真の光景を見まして、度肝を抜かれました。
とにかく広いのです!
ざっと見まして、広さは通常のビジネスホテルの2部屋分はあるように見えました。
入り口から、向かって左側のデスクとソファー周りは、上の写真の通りです。
部屋の中に観葉植物があることに驚きです!
『本当に私が、この部屋に泊まって良いの?』と思ってしまいました。
ベッドは、上の写真のように、キングサイズのベッドで、抜群の寝心地でした。
このような部屋に泊まりますと、外出したくなくなり、くつろいでしまします。
私のホテル好きは、ラグジュアリーな部屋で、リラックスすることで、普段の疲れを和らげることにあります。
朝食後に、散歩をしたくなりまして、ホテルの日本庭園を歩きました。
結構、迷路のように階段が入り組んでいまして、良い運動になりました。
このような日本庭園は、外国人には喜ばれることでしょう。
部屋でリラックスして、日本庭園で散歩をしまして充実した時間を堪能出来ました。
4月24
22日は、Stone Rosesのライブを聴いて来ました。
会場は日本武道館です。
何度行っても、日本武道館は、和なデザインが優美な建築物だと思います。
海外のアーティストにも、好まれステイタスにもなっている理由も分かる気がします。
ここで、数々のロックのライブ盤の名盤が、ライブ・レコーディングされました。
まさに、日本のロックの殿堂です。
日本武道館のアリーナに行って驚きました。
前から12列目だったからです。
開演前に上の写真を撮影しましたが、ステージとの距離感はこのような感じです。
開演時間の15分後、ドラムのレニ、ベースのマニ、ボーカルのイアン・ブラウン、ギターのジョン・スクワイアの順番で、Stone Rosesの4人が登場しました。
ジョン・スクワイアが髭面になっていたのには驚きましたが、イアン・ブラウンは猿顔で猫背の姿勢も含めて相変わらのボス猿のようなオーラを放っていました。
1曲目の"I Wanna Be Adored"の演奏が始まり、驚きました!
アリーナ12列目であったことが幸いし、レ二のドラムの生音が聴こえたのです!
PAから聴こえるドラムの音より一瞬だけ、早く生音が聴こえるのです。
しかも、レニのドラムの音は、相当でかいです。
そしてマニのベースも、重低音の爆音で、武道館の床を地震のように揺らしていました。
ドラムのレニと、ベースのマニは、本当に名プレイヤーで独自のグルーヴを生み出していると感じました。
ジョン・スクワイアのギターは、ジミー・ペイジ風です。
そして、イアン・ブラウンのボーカルは、まるでお経のような宗教的な響きがあり、独自のカリスマ性を発揮していました。
イアン・ブラウンのボーカルは、下手なのか上手いのか微妙な所がありますが、楽器として捉えると、これ以上の楽器はないかと思います。
個人的に感動した曲は、2曲目に演奏した"Elephant Stone"です。
この曲は、私が大好きな曲でレニのドラムの爆音が炸裂する曲なのですが、ライブでもドラムを炸裂させて、ライブで久々に涙が出そうになりました。
ライブ全体では、レ二のドラムと、マニのベースが素晴らしかったです。
特に、レニのドラムが突出していると思いました。
私が好きなドラマーであるザック・スターキーのドラムもライブで凄いと感じましたが、レ二のドラムも素晴らしいと思いました。
ラウドかつ、メロディアスな曲も重要で、特にファースト・アルバムの曲で、それが顕著でした。
Stone Rosesはライブで聴きますと、予想以上にグレイトなロック・バンドでした。
4月23
4月21
20日は、素晴らしい出会いがありました。
金沢市の方で、以前から、お逢いしたかった方です。
本当に人間は人との繋がり、いわゆる人脈が一番だと痛感しました。
私が、金沢市に長年住んで築いた人脈が、800km離れた盛岡市で生かされました。
日本は小さいようですが、思いの外、細長くて大きい国です。
その日本のどこに住んでいましても、その地で深く人の中に入り、人との繋がりを大切にしていましたら、必ずや感動が引き起こされます。
人との繋がりを大切をする。
そうしましたら、いつかしか人間は救われると思います。
その繋がりが、5年先や10年先でも、その恩が身に染みる場面は訪れるかと思います。
私が、好きな日本の言葉は、『礼に始まり礼に終わる』です。
これは日本でなくても、海外であっても重要な普遍的な概念だと思います。
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