2017年04月
4月20
4月19

3月28日から連作、"Vigorous Cat" (シャキーンとした猫)の3枚目の制作を始めました。
いつまで、続けるか未定ですが、しばらく"Vigorous Cat"の連作は続くかと思います。
2014年春の昼下がり、疲れたので、うたた寝をしていて、目覚めた時にポストイットに、猫の落書きをしました。
落書きをした後、再び、うたた寝をしてしまいました。
そのような、うたた寝の合間に描いた落書きは、ひどい代物でした
その後、ポストイットの落書きをB4サイズに拡大コピーして、イラストボードにトレースしました。
その後1年ほど、たまに時間がある時にだけ、モデルになった猫の写真を参考に修正してドローイング手を加えました。
そして、仕上げに色鉛筆で遊び感覚で仕上げました。
それが、2015年2月10日のことです。
作品化することは、全く考えていない、遊びで描いたドローイングでした。

元が、酷い落書きだったので、修正しても、このレベルです。
前述の通り、元は落書きだったドローイングを、私は作品にするつもりはありませんでした。
なので、その後は別な作品を制作して、このドローイングは、どうでも良い存在でした。
しかし、2016年の5月29日に富山国際現代美術展の帰りの新幹線の中、糸魚川に差し掛かった所で思い付いたのです。
このドローイングを連作として、作品化にしようというアイデアです。

そのため、個人的には不本意なレベルのドローイングの写真をプロジェクターで、100.0×80.3 cmのキャンバスに拡大して制作をスタートさせました。
そうなりますと、不本意な部分も修正しながら制作をして行きます。
途中、同年の9月24日に、モデルになった猫が他界しつつも、2016年11月8日日に1枚目を完成させました。

次に正月を挟み、2017年02月23日に2作目が完成しました。
今度は53.0x45.5cmと、小型化させました。

奇しくも、小型化した2作目の方が、先に公募展で発表され、世に出ることになりました。
3月28日から、連作3枚目の制作に着手しております。
自分の、どうでも良い落書きを、作品化して、更には連作としてシリーズ化をさせる試みは、初めてです。
今後、この連作が、どう評価されるかどうかは、未知数で、いつまで続けるのか未定ですが、とりあえず続けて行く方向です。
4月18

17日の月曜日の夕方は、なぜか車も歩行者も自転車も、交通量が多くて気ぜわしかったです。
大抵は、金曜日の夕方が交通量が多くて気ぜわしい感じがするのですが、なぜ月曜日の夕方が、そのようになったのか、理由は不明です。
まぁ、4月17日月曜日という位置付けは、進学や就職、転勤が、ひと段落した後の週の始まりであることは確かです。
でも、なぜ交通量が増えたのか、それ以上の説明は困難です。
交通量が多くて気ぜわしい夕方は、私はいつも自転車に轢かれそうになってしまいます。
17日は歩道を歩いていましたら、二度も自転車に轢かれそうになりました。
その二度共に、歩道を全速力で自転車で走っていました。
自転車で全速力で走る場合、路側帯を走行して欲しいものです。
4月17

16日は、キンクス、スモール・フェイセス、The Whoのファースト・アルバムを連続して聴きました。
どのアルバムも、散々聴いていていまして、今さらなのですけどね。
聴いてみますと、本当に三者三様、どのバンドも個性があります。
まずキンクスですが、2本のギターがパッチワークのように、ガシャガシャ絡み合う、キンキー・サウンドと言われるバンド独自のサウンドが特徴です。
そして、レイ・デイヴィスのメロディアスで哀愁漂うソングライティングが、アルバムにメランコリックな味わいを与えていると感じました。
スモール・フェイセスは、まず何よりもスティーブ・マリオットの名唱が素晴らしいです。
スティーブ・マリオットの振り絞るようなソウルフルな歌声に、オルガンを基調にしたバンドのグルーヴが、スモール・フェイセスを特別な存在感があるバンドに押し上げていると思います。
キンクスのディヴィス兄弟と、The Whoのロジャー・ダルトリーには、申し訳ないですが、スティーブ・マリオットが最も素晴らしいボーカリストであることは明白な事実だと思います。
The Whoは、とにかくキース・ムーンのドラムと、ジョン・エントウィッスルのベースのリズム・セクションがワイルド過ぎて、恐怖を覚えるほど暴力的です。
普段何気なく聴いている、The Whoですが、この3つのバンドの中では、リアルタイムでは、最も恐れられたバンドであることが想像出来ます。
ただ、ワイルドなバンドだけでなく、ピート・タウンゼントのオリジナル曲のクォリティーは、キンクスやスモール・フェイセスよりも高いように感じました。
どのバンドも、好みが分かれるかと思いますが、バンドの命運はソングライティングの技量によって、別れていると思います。
キンクスのレイ・デイヴィスと、The Whoのピート・タウンゼントは、両者共に天才的なソングライターですが、スモール・フェイセスのマリオット&レーンは苦戦している気がします。
そのためか、スモール・フェイセスは、'60年代が終わるとスティーブ・マリオットが脱退してしまいます。
キンクスとThe Whoは、息が長い活動をして行くことになります。
しかしながら、スモール・フェイセスが良いことには変わりません。

マイルズ・ケインのファンである私。
今年の3月初旬の段階で、全てのCDを集め尽くしてしまいました。
当然のことながら、マイルズ関連のThe Rascals、The Last Shadow Puppetsも、含めてです。
既に、HMVやAmazon掲載分は買い尽くし、最近はebayで探しています。
しかし、ebayで探しても、もはやCDは全て揃えていることが判明致しました。
3月初旬の段階で、上の写真の"Taking Over"と"Don't Forget Who You Are"をebayで入手しました。
2曲共に、アルバム収録曲なので、既に知っている曲なのですが、コレクションという意味で購入致しました。
いかにも、英国っぽいジャケット写真が気に入っています。
CDだけでなく、当然のことながら、ダウンロードも全てコレクションしております。
なので、公にリリースされているマイルズ関連の音源は、全て知っております。
なので、あとコレクションするのであれば、ヴァイナルということになります。
今度は、マイルズ関係のヴァイナルを、コレクションしようかと考えております。
4月15

15日は、キンクスを聴いて過ごしました。
最近は、'60年代ロックを聴いても、デジタル・リマスターされて、音質に関しては違和感なく聴くことが出来て、テクノロジーの進歩に驚かせられます。
ロックをオシャレに聴く方法は、最新のロックを聴くという方法もありますが、音源が古いものに関しては、デジタル・リマスターされたものを聴くことがコツだと思います。
もう1つは、オシャレな物に囲まれて聴くことです。
例えば、洋服屋さんのようなオシャレな空間で、ロックがかかっていますと、特別な空間に居るように感じられます。
それは、ロックに視覚的な要素が必要だからです。
私も経験があるのですが、洋服屋さんや、ヘアサロンで自分が知っている曲が流れると、自宅で聴いている時よりも、ずっとオシャレに感じられるのです。
なので、ロックを聴いている時は、自宅で聴いている場合でも、ある程度オシャレな服装をしているだけでも、随分と違うかと思うのです。
4月14
4月13

私は、普段はデニムにレザー・ジャケット姿で、遊びに行くやパーティーにスーツを着るて行くという生活を送っています。
そんな私のファッションに、一番驚くのは女性です。
女性はビジネス向けのスーツしか見たことがない方が大半です。
ビジネス用ではない、オシャレするためのスーツは、『生まれて初めて見る』という声が大半です。
日中に行われたフォーマルな会場で、私がモーニングを着て行きましたら、女性はビックリして『何で燕尾服なのですか?』と聞かれてズッコけました。
私は説明します。
これは、『これは燕尾服ではなくモーニングという昼間の礼服です。燕尾服は夜の礼服です』
いくら説明しても分からないないので、モーニング・コートと燕尾服のジャケットの違いをスマホの写真で説明しても理解して頂けません。
夜のパーティーにタキシード姿で行きますと、また女性に驚かれます。
なので、昼間の礼服はモーニングで夜の礼服は燕尾服と決まっていて、燕尾服をラフに簡略化したものがタキシードであることを説明しましたが、チンプンカンプンのようでした。
プライベートで3ピースのスーツを着ていましたら、またもや驚かれました。
『これは何ですか?』
3ピースのスーツは見たことないのかと聞きましたら、『初めて見る』とのことです。
一番驚いたことは、ダブルカフスのシャツを着ていましたら、カフスボタンを見て『これは何ですか?』という質問です。
『カフスボタンは見たことないですか?』
『初めて見ました』
という会話です。
カフスボタンは、私にとって身近なアイテムなので驚きです。
ダブルカフスのシャツを、カフスボタンを外して広げて構造を説明しますと、また驚かれます。
やはり、『初めて見ました』です。
最も、ありふれた着こなしの会話では、スーツのジャケットは立位の姿勢でボタンを合わせたサイズがジャストで、着座した時にはボタンを外すのが理想であることです。
それにも拘らず、立位のサイズでジャケットを選びますと、大半の女性は、ジャケットが細過ぎであることを言われます。
スーツを選ぶ時に、どこの店でも立った状態で姿見を見るようにセッティングされている所がポイントです。
座って、スーツは選びませんよね?
女性と紳士服の正論について会話を繰り返しますと、『女性には紳士服の世界は分からないのだろうな』という結論に至ってしまいます。
紳士服には厳格なルールがあります。
フォーマルな服のモーニングや燕尾服とタキシードにおけるルールや、スーツのサイジング、そしてボタンの掛け方までルールがあります。
なので、女性から服装のアドバイスがあっても、私は無視します。
『分かって言っているの?』という気持ちだからです。
女性からの服装のアドバイスを総合しましすと、『お母さんが選んだ服』、みたいになってしまうからです。
紳士服は男の美学です。
上の写真は3ピース・スーツで、ジャケットを脱いだ状態の、私です。
実は、これも少々間違っていまして、3ピーススーツのベストの一番下のボタンは、外しておくのが、シルエットを綺麗に保つルールです。
ちなみに、2ボタンのジャケットは上のボタン、3ボタンのジャケットの場合は、2番目のボタンを閉めるのが正式なルールです。
当然のことながら、立った時にボタンを閉める所がポイントです。

12日は、マイルズ・ケインを聴きまくっていました。
マイルズの歌声は、凄く好きです。
そして、個性的な音色のギターも大好きです。
マイルズ・ケイン聴いていますと、ルーツとなる音楽が透けて見えて来ます。
ボーカルの声色からキンクスが好きであることが伺えますし、故郷リバプール出身のジョン・レノンからも影響を受けているようにも思います。
ちょっとロマンチックなセンスは、スコット・ウォーカーも好きであることが分かります。
キンクスやジョン・レノン、スコット・ウォーカーのような'60年代ロックをルーツにして、モダンなロックを演奏するという手法は、'90年代のブリット・ポップのバンドがやって来たことです。
でも、全く'90年代ブリット・ポップに聴こえず、21世紀のロックに聴こえる点は、世代のセンスなのでしょう。
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