★絵描きの日記

加茂谷正俊のブログです。 絵画を中心に美術やっています。 公募展出展、グループ展や個展などもします。 2010年、2014年、2018年、2022年、富山国際現代美術展に参加。

2017年10月

トミー ライヴ・アット・ロイヤル・アルバート・ホールの感想

トミー ライヴ・アット・ロイヤル・アルバート・ホール

The Whoの"トミー ライヴ・アット・ロイヤル・アルバート・ホール"のCDを聴き込み、DVDも観ました。

まずは全体的な感想ですが、ザック・スターキーのドラムが素晴らしいです。
今回は、ベースのピノ・パラディーノがスケジュールの都合で参加出来ず、どこか困惑している感じはありますが、その不安感が今回のライブの味になっていると思います。

ボーカルのロジャーは、近年は黒人ブルース・シンガーのような、野太い黒人風のボーカル・スタイルに変わりましたが、このライブで一層、その傾向を増したように思います。
ギタリストのピートは、細かく繊細なエレクトリック・ギターの演奏に没頭し、ボーカルやコーラスも必要最小限に抑えている印象です。

そして、The Whoの名作ロック・オペラである"Tommy"の演奏は、テンポを落として演奏し、若き日のライブより、疾走感が減じましたが、若干ファンキーな演奏になり、これも有りだと感じました。
ロジャーのボーカルが黒っぽくなった分、ファンキーな演奏との相性は良いと思います。

ビジュアル面では、ロジャーはネイビーのシャツで、ピートはグレーのTシャツ姿で、お世辞にもオシャレとは言い難い姿です。
当然、2人とも年齢も重ねていますので、往年のモッズ・ファッションの華やかな姿とは、かけ離れています。

でも、ドラマーのザック・スターキーは、デニムと赤いアディダスのトラック・ジャケットというスポーツ・ミックスでコーディネイトし、本人のオーラを含めてファッション・リーダーのように感じられました。

ステージ・アクションにおいては、ピートが腕をグルグル回すアクションは、盛り上がった時にする位で、演奏中にジャンプすることは、さすがに一度もありませんでした。
ロジャーがマイクのコードをブン回すアクションも、地味めです。

近年のThe Whoのライブは、ビジュアルやステージ・アクションが地味になった分、CDやヴァイナルやMP3など、音だけで聴いた方が良いように感じました。
それは絵図が、ちょっと…。

映像を観ずにCDで聴くと、本当に年齢を感じさせない若々しい演奏に感じられる所が、現在のThe Whoのマジックを感じさせられます。

しかしながら、何よりザック・スターキーのドラムの演奏が素晴らしいです。
ザックは、ドラムの技術やファッションやオーラは、大スターそのものです。
近年のThe Whoのライブ音源は、ほとんどザックのドラムを聴くことが主眼になっているほどです。

"Tommy"の演奏の最後に、ソングライティングしたピートは、自身の幼少時の虐待をテーマにしたロック・オペラなので、『聴くことも演奏することも辛い』とコメントしているのが、印象的でした。

トミー ライヴ・アット・ロイヤル・アルバート・ホール [DVD]
ザ・フー
ユニバーサル ミュージック
2017-09-29

ダブルのライダースジャケットは…

ライダースジャケット

20日は、5時14分に起床しました。
体調は、すこぶる良好です。

ここ1ヶ月は、体調が今ひとつでしたが、ようやく改善したようです。
最近は、大好きなライダースジャケットを着て、ちょうど良い気温なので、有難いと思っています。

最近の私のファッションは、ライダースジャケットに、ブラックスキニー、ジョージコックスのラバーソール、ハットにザッチェルズのバッグという出で立ちです。

私の場合、ダブルのライダースジャケットのジップを、全て上げて着るのが、好みです。

地方在住者と全国的スキル

kesiki

地方に住んでいるからと言って、『自分は田舎者だから』と卑屈になることはないと思います。
自分のスキルを、全国レベルに上げれば良いことです。

それには、自分が住んでいる市町村や県で物事を完結してはいけないと思います。
自分の能力を全国レベルで、どのレベルに達しているか、見極める必要があるかと思います。
なので、全国レベルで挑戦出来ることがあれば、どんどん挑戦すべきだと思います。

近頃は、原田曜平さんが提唱した"マイルドヤンキー"と言われる、地方在住者の一部の内向き志向の集団が居ます。
内向きだけで物事を考えますと、身近に住んでいる自分の仲間だけで安住して、完結してしまいます。

やはり、自分が向ける目を『全国レベル』や、『世界レベル』で見極めてみるべきだと思います。
例えば、ファッションで言えば、自分が着ている服が、全国的に見てオシャレに見えるかどうか、世界的に見てもオシャレなのかを常に考える必要があるかと思います。

現代はインターネットが普及している時代なので、その見極めは、簡便に出来るかと思います。

文才と画才

Vigorous Cat

私は幼少期、本が大好きな子供でした。
絵を描くことは、幼少期から好きでしたが、どちらかと言いますと、本を読む方が好きでした。

なので、中学生の頃は文芸に憧れていて、実際に国語の成績も良かったのですが、私が書く文章は凡庸でした。
それに反して、私が描く絵画は、人を驚かせました。

でも、文芸の道には未練があって、詩歌や小説を書いたりしましたが、自分で読み直しますとイマイチで、人に読ませても、あまり反応は良くありませんでした。
私の文章力は、せいぜい、このBlogのレベルです。

しかし、幼少時代から私が絵画を描きますと、個性の強さに、周囲は驚いていました。
周囲の反響に流され、絵画は学生時代に本格的なトレーニングを受けていました。

そのような自分の絵画の素質に気付いたのは、やっと20歳の時でした。
その頃には、週に1枚のハイペースで、絵画作品を制作し続けていました。
受賞も何度もありました。
しかしながら、文芸の道には未練があり続けました。

26歳のある日、引っ越しすることになり、私が以前に書いた詩歌や小説を書いたノートや原稿用紙を読み返して、愕然としました。
自分が書いた文章は、稚拙で発展性がないことに気付いたのです。

つまりは、自分の文才に絶望したのです。
その頃には、絵画の制作は継続していましたが、文芸作品の執筆は中断している状況でした。

私は、それらの原稿用紙やノートをゴミ袋に入れ、燃えるゴミとして抹消しました。

20歳で自分の文才のなさに気付き、26歳で見限ったことになります。
このBlogは、ひょっとしましたら、その名残なのかも知れません。

自分が、文才よりも画才があることに気付くことに、少々、時間がかかったかも知れません。

早朝から車を走らせる

Discovery Sport

17日は、5時12分に起床しました。
早起きマニアの私としましては、まずまずの成績です。
ちなみに、私は一切アラームは用いません。
早く寝るので、早起き出来るのです。

日の出は大分、遅くなり、起きても外は真っ暗です。
徐々に外が白んで行く光景は、何度見ても感動的です。

明るくなってから、車を走らせました。
早朝、車は殆ど走っていません。
たまに見かける車は、ゴミ収集車だったりします。

ファン泣かせのピートとロジャー

Royal Albert Hall

The Whoが今年の4月1日のロイヤル・アルバート・ホールの"Tommy"の公演のCDとDVDが届きました。
コレクターは、同じ音源や映像でも、ついつい様々なバージョンのアイテムを購入してしまいます。

他にBlu-ray もありますし、ヴァイナル3枚組という強者なアイテムもあります。
ファンとしては嬉しいのですが、ファン泣かせでもあります。

ピート・タウンゼントとロジャー・ダルトリーは、明日からミュージシャンとしての活動を辞めても、裕福な余生を過ごせることでしょう。
特にソングライターのピートは、英国のミュージシャンの高額所得者の40位以内に入っていたと思うので、尚更です。
ロジャーだって、CBEという肩書きを持ち、今や英国の名士です。

でも、ピートは自身の音楽出版社の給与を払わないといけないですし、ライブでリズムギターとコーラスを担当する弟のサイモンの印税も必要です。

あとは、ドラムのザック・スターキーも印税収入がないと、いけません。
長年、バンドの友人であったリンゴ・スターの息子のザックの主たる活動を、The Whoのライブに費やしているので、ピートもロジャーも父親のリンゴに申し訳が立たないと思うのです。
(悪い言い方で言いますと、ザックはThe Whoという会社への縁故入社ですね)

ロジャーは、チャリティー活動に一生懸命です。
10代の癌患者に対するチャリティー活動を熱心に行っています。
この"Tommy"のライブも、ロジャーが中心になっているチャリティー・ライブで披露されています。
恐らくは、ロジャーの歌唱印税は、チャリティー資金に充てられるかと思われます。

でも、ダウンロードやストリーミングの時代において印税収入は、私のような絶大なるThe Whoのファンでないと望めないかと思います。
しかしながら、The Whoのようなモンスター級の人気があるバンドは、世界各国のマニアだけが購入したとしても、相当なものになるでしょう。

Isle Of Wight

今年は、この映像と音源だけでなく、2004年のワイト島のライブの映像と音源のリリースを行っています。
こちらは、チャリティーとは無関係なフェスなので、モロに印税収入になると思います。

2017年は、The Whoはライブの映像と音源が、2つも続けざまにリリースされる嬉しい年となりました。
ファンとしましては、嬉しい一方ですが、出費がかさみ、ファン泣かせの年になりました。

温かく見守りましょう

kesiki

15日は、ゆっくりと過ごしました。

この日は、ラーメン屋さんや、コンビニに行きましたが、どちらも新人のアルバイトの女の子でした。
両者共に、接客での愛想が悪かったのですがが、よく観察しますと、慣れないアルバイトで余裕がないことに気付きました。

温かく見守りましょう。
せっかく一生懸命なのですから…。

ピート・タウンゼントのロックへの客観性

Who's Better Who's Best

毎日ロックを聴かないと、拒絶反応が出て来る私です。
ロック・レジェンド達の全盛期の音源も愛聴していますが、最近のアーティストの新譜もチェックしております。

『またか!』と思われますが、The Whoは偉大なアーティストだと思います。
ロック・バンドの良さは、大抵はソングライターの実力で決まると思います。

どんなに凄腕のプレイヤーが居るバンドだとしても、ソングライティングがイマイチだと、受けないことは明白な事実です。

The Whoは、ピート・タウンゼントという実力派ソングライターが居て、尚かつ、ドラムのキース・ムーンと、ベースのジョン・エントウィッスルという凄腕プレイヤーが居ます。
実は、それは素晴らしい事実だと思います。

ピートは、両親がプロのジャズ・ミュージシャンという家庭で育ちました。
そして、ピートのバンドは、少年オーケストラで音楽の英才教育を受けていたジョン・エントウィッスルと組んだ、ディキシーランド・ジャズのバンドでした。

ピートは、The Whoの全盛期のインタビューで、ロックに対して哲学的な解釈を用いて答えています。
それは、ピートがロックという音楽を、自身のルーツとは違う異質の音楽であることを客観的に捉えた発言だと思われます。

ピートは、ロックを客観的に捉えているが故に、極端にバンドをロック色が強い方向性に舵を切ったのでしょう。
もちろん、それはThe Whoの他の3人の実力もあったからに他なりませんが…。

Who's Better Who's Best
The Who フー
Polydor
1996-09-08


華やかなる日々

Liberty

最近は、毎日オシャレに精を出している日々です。
以前から、ファッションのことばかり考えている私ですが、何か困難なことがありますと、よりファッションに力を入れて行く傾向があると思います。
それは、昔からの私の習慣かも知れません。

先月末は、大変な日々でしたが、それを撥ね退けるように、人を驚かす位にオシャレをして、華やかな日々を送っています。

上の写真は、お気に入りのLibertyプリントのシャツとカフスです。

ザッチェルズを購入しました

Zatchels

私が普段使用しているバッグが、崩壊寸前の危機に陥りました。
修理を施せば、使用出来そうな気もしましたが、修理するにしましても、別のバッグが必要です。

そこで、以前から欲しかったZatchels (ザッチェルズ)のバッグを購入しました。
実際、手にして感じたことですが、『良い買い物をした』という感想です。

数年前にザッチェルズがファッション誌で話題になった時は、あまりにも学生カバンっぽいデザインで、私のような年代が使用しても良いか、分からないので様子を見ていました。
しかしながら、現在は様々な年代の方が使用している事実を知り、購入しました。

よく考えましたら、普段学生カバンを毎日使う高校生が、あえてプライベートでザッチェルズを使うはずは、ありません。

実際に購入しましたら、ハンドメイドのMade in Englandでした。
そして、同封されていた紙に職人の直筆サインと、シリアルナンバーが書かれていました。
素晴らしいです!

一応、バッグの構造は、そのまんま学生カバンでショルダーになるストラップと、ザックのように背負えるストラップの2種類が付いていました。
私は、ショルダー・バッグとして使うことにしました。

実際に使ってみますと、ザッチェルズは、私のファッションにピッタリでした。

気まぐれギャラリー
『シャキーンとした猫』
2019年

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