22日は、終日マイルズ・ケインを聴いていました。
もちろん、リリースされた全ての曲を聴いています。
最新アルバム、"Coup De Grace"は3枚目のアルバムですが、リード・ボーカルとメインのソングライターを務めたラスカルズのアルバムをカウントしますと、4枚目のアルバムとしてカウントしても良いかと思います。
ちょうど、ラスカルズのアルバムは2008年にリリースしていますので、10年のキャリアですが、その間にアレックス・ターナーとのユニット、ラスト・シャドウ・パペッツのアルバムが2枚ありますので、計6枚になると思います。
10年に6枚のアルバムなので、カウントしますと、コンスタントに活動しているSSWになるでしょう。
マイルズ・ケインは、10代の下積み時代に、リトル・フレイムスというバンドでリード・ギタリストとして活動しています。
なので、その後の活動と音楽性も、必然とギター・ロックとなって行きます。
しかしながら、ギター・ロックは2010年代に入りますと、マイナーで趣味性が強い音楽ジャンルになってしまいます。
そのような2010年代で、マイルズはギター・ロックのアルバムを、一定のセールスと評論家の批評で裏付けされていますので、素晴らしいと思います。
ギター・ロック下火の時代に、マイルズ・ケインを聴くと勇気付けられます。
マイルズは、ロック・バンドのギタリスト出身なので、今後のキャリアもギター・ロックのアルバムをリリースすることが予測されるからです。
最新のアルバム、"Coup De Grace"も、ロック色が強いアルバムを、あえてギター・ロック下火の時代の時代にリリースすることで、色々と問題提起させられように感じさせられました。